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††††AA BIOGHAZARDスレ††††

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 11:04 ID:VMhZUan9
†††   †††  †  †    †     †     
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†   †  † †      †  †     †              
††††   † †      †  ††††††† AZARD             
†   †  † †      †  †     †             
†   †  † †      †  †     †             
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2 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 11:04 ID:VMhZUan9
途中でメンドくなった

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 12:39 ID:dg7GAcM8
3げと

4 :◆HWJJFVYzzY :04/01/02 14:24 ID:8CWU7toz
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1073009055/l50
バイオスレが立ってるが。

5 :武尊 ◆qVkH7XR8gk :04/01/02 14:24 ID:8CWU7toz
↑誤爆スマソ

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 18:56 ID:e//Bhgcc
「バイオハザード」だとゲームのバイオだと思っちゃう人が居る様な気がするんですが…

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 19:06 ID:dMocONG3
このスレはAA達がバイオハザードに巻き込まれる「小説&AA」をうpするスレです。

8 :1ではない。7。:04/01/02 20:23 ID:ZK2Y4of+
さてやってみるか
--------------------------------------------------------------

これはある夏の日の出来事である。掲示板のある、某ホームページ上で妙な噂が立った。

「チャンネル2」にゾンビが出る。

――チャンネル2とは―― ある町の敬称である。元の名前は「砂嵐町」。
砂嵐町、いや、チャンネル2は2004年に日本で起こったテロによって崩壊した。
繁栄していた町ではあったが、その名の通り、砂嵐が吹く町になってしまった。
そのテロの実行犯であるネオ・ムギ・チャンはその町にある工場を作った。
その工場では日夜、何かの実験が行われているらしく、その町にはゾンビが出るといわれているのだ。

ゾンビ――

そういや、そんな映画、あったな。

砂嵐町から600kmほど離れた町、東京。彼はそこの図書館でインターネットをしていてそんな噂を「見た」。
モララー(実験No. /♂)としぃ(実験No. /♀)はその記事、噂に目を奪われた。
ふいに、モララーが問う。
「しぃ、これは本当なのかな?」
「エッ!ホントウカドウカハワカラナイケド、ホントウニアッタラコワイハナシダヨネ。。。」
「まぁな。さぁ〜て、じゃ家に帰ろうか。しぃ。」
「ウン、ア、ソウイエバキョウィョゥクンガアソビニクルッテイッテタヨ。」
「本当かい!?彼に会うのは実に5年ぶりだよ。結婚して所帯も持ったらしいし、積もる話を聞こうかな。」
「ソウダネ。ジャ、ィョゥクンガイツキテモイイヨウニオカシトカカッテイコウヨ!」
「それがいいね。ぃょぅ君は何が好きだったっけかなぁ。」

ぃょぅ君―――。
僕は、五年前に起こった僕とぃょぅ君の間にある、ある「秘密」にまだ縛られていた。

 ―――時を遡ること五年―――。

9 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/02 20:39 ID:ZK2Y4of+
「何するんだょぅ!?」
「うるさいなー、ぼ・く・の・し・ぃ・に・さ・っ・き・話し掛けてただろぅ?」

そんな会話があった。当時、僕らも高校生。血気盛んな時期であった。
女を取り合うなんて、今じゃほとんどない話かもしれないけど、僕らの時代には日常茶飯事にあった。
実際、高校時代「イジメっ子の鬼」と呼ばれた僕と「生まれてからのイジメられっ子」だったぃょぅ君もそんな感じだった。

ただ一人、しぃを巡って。

現代のイジメっ子は複数で行動することが多い。何かと大勢でやらないと、何もできない。
しかし、僕もぃょぅ君も、一人だった。それは「一人で戦っていた」と言えばかっこいいが実際はクラスとかでも浮いた存在だった。
ぃょぅ君は弱いくせにいちいち僕にはむかった。何かと考えが真面目だし、僕とは正反対。そしてしぃのこと。
「これ」も、ただの青春の一ページで終わる出来事のはずであった。

「はぁ、はぁ、しつこいなー、しぃは君には振り向かないの。諦めなよ。」
ボコボコにされて倒れているぃょぅ君に向かって僕はそんな言葉を吐いた。でもまだ――立ち上がる。しつこい。
「彼女はぁぁぁ、絶対におまえなんかにやれないんだょぅぅぅ!」
叫びながら殴りかかってきたぃょぅの拳は見事に空を切った。それをよっとかわしてひざ蹴り。う〜ん、ビーアンビシャス。
ぃょぅ君は鼻血を出して倒れた。でもまだ立ち上がる。なぜだ?君はなぜ、そんなにまでしぃのこと――
君は、本当にしぃには相手にされていないんだよ?「ただの友達として」しか。

友達はいなかったが♀にはモテた僕と、友達もいなく彼女もいない君の雲泥の差を嘆いているのかい?

しかし次の瞬間にはぃょぅ君は殴りかかってくることなくその場に突っ伏した。
「ぃょぅ、君の心意気だけは受け取っておくけど、もう無茶な喧嘩は買うなよ!はははは。」

その言葉を、彼は聞いていたのかもしれない。いや、聞いていた。

10 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/02 20:59 ID:ZK2Y4of+
そういえばあの後、ぃょぅ君は僕の腕を掴んだけど、僕はつま先で思いっきり鼻を蹴ってやったんだったなぁ。

その後、三年生だった僕たちは卒業を迎え、進路を別にした。進学、就職、専門学校――
卒業寸前にぃょぅに内緒で正式に付き合い始めた僕としぃは同じ進路を選ぶことにした。まさにバカップル丸出し。
ぃょぅ君は、大学だった。でも、辞めたらしい。どうやら大学にいってまでもイジメられたらしいのだ。
ぃょぅ君との心の溝は時が埋めてくれた。何年かすると普通に話せる仲だった。5年前の同窓会で、ぃょぅ君は人気者だった。それ以来参加していないが。
「あの頃」のぃょぅ君は、もうここには存在していない―――。

かのように、見えただけだったのかもしれない。

確かにあの頃の意地っぱりさ、真面目さ、ムカつきはなくなったかもしれない。少なくともそう見えた。
だけど、何だろう、この何か見えるようで見えない、「根暗さ」や「嫉妬深さ」のようなものが垣間見れた。



―――そうか、「あの」ぃょぅ君か。彼が、来るのか。

僕はそればっかりを考えていた。しぃは、すべてを、いや何も知らない。
昔、僕とぃょぅが君を争って喧嘩したことも、それが今では修復されたことも、何も知らない。

そんなことはどうでもいい。まぁ、今日はそんなこと無しにして明るくやろうじゃないか。



その頃、ぃょぅ(プロジェクト監修、ミッション考案及び被実験者管理システム係)は、
例の研究室にいた。ネオ・ムギ・チャンと共に。同時に、世界を揺るがす可能性のあるプロジェクトも進んでいた。
その時、まだ僕たちは、何も知らなかった。いや、知る由もなかった。




    ASCIE ART BIOHAZARD (AABH) -THE SURVIVOR PROJECT-
            プロローグ 終 

11 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/02 21:34 ID:ZK2Y4of+
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12 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 00:07 ID:/z0bwGFG
スレタイの“BIOGHAZARD” ってなんだ?

13 :頭領パッチ:04/01/03 00:10 ID:h4Q/bEtG
>>1バイオハザードを日本語で訳しなさい

14 :1じゃない ◆6iW04TobYw :04/01/03 00:21 ID:xzdA8RkW
化学危機、みたいなもんかな?バイオハザァド

15 :頭領パッチ:04/01/03 00:29 ID:h4Q/bEtG
>>14生物災害だよ

16 :頭領パッチ:04/01/03 00:30 ID:h4Q/bEtG
っていうかAAにしろよ

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 00:37 ID:gul5KsXl
うわぁい。ロロノフがこのすれにいるよ!皆で叩きましょー♪

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 00:45 ID:gul5KsXl
>>16自分がAAつくれないからってw

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 00:50 ID:gul5KsXl
AA作れないコピペ馬鹿がAAつくれっていってもねぇ

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 00:53 ID:gul5KsXl
こんだけいわれてもなにも言い返さないってことは、真性のロロノフだな(禿藁

21 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/03 01:03 ID:xzdA8RkW
AA初挑戦

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 20:54 ID:aZbO09d3
sa

23 :頭領パッチ :04/01/03 21:03 ID:efjd2qPE
>>18
名無しさん@お腹いっぱい。とかいっておかしいんじゃねぇのw
逝け氏ねレスしてんじゃねぇよ。スレが腐ったらどうしてくれるんだか。
てめぇみてぇな糞好きに AA作れないコピペ馬鹿なんて言われたかねぇよ。
それってよ、AA作れねぇやつにすっごく失礼なわけ。分かる?糞好きさんww
ここに居るな、消えろww名無しには糞好きさんって言う名が良く似合うぜww
今度からこの名前できてちょw

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/03 22:11 ID:aZbO09d3
>>23初心者でつか?

25 :りあえ ◆RIAE2H7Vs6 :04/01/03 22:24 ID:r4JBAY+B
>>24
釣りに反応するなよ。

26 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/04 03:31 ID:3tj2l5Z4
しぃとモララーは帰路についた。ぃょぅをもてなす準備をするために。
ぃょぅが来たら何を話そうか。それしか頭に浮かばなかった。

そんなこんなでどうにか家に着いたとき、ポストに一枚の手紙が入っていた。
それは、手紙というよりもチケットのような形だった。モララーがそれを一見した。
その手紙には以下のような内容が簡潔に述べられていた。実に簡潔に。

「 拝啓
     あなた方は「AA BIOHAZARD」実験人物に指定されました
     同封されている新幹線のチケットをお持ちになり、明後日までに指定の場所までお越しください。
     来なくてもよろしいですが、その時は、あなたの命、家族の命、親族の命、友人の命は保証できません。
     お待ちしております。
                             AA BIOHAZARDスタッフ一同  草々」


「モララークン、ドウシタノ?」
しぃの一言で目がさめた。
「ナンノテガミ?」
「いや、なんでもないんだ。さ、さて、今日はぃょぅ君がくるんだったな」
やばい。この状況はまずい。しかしその考えも次の瞬間には行動に移された。
「ソウダヨ。ア、アレィョゥクンジャナイ!?ィョゥクーン!」

遠くからぃょーぅと聞こえた。彼がきた。きっと「彼」は、いや、絶対にそうだ。彼が。

「しぃ、逃げるぞ」
「エッ?エッ?」

なんにも知らないしぃはうろたえていた。当然のことだが。しかし―――

「――モララーくん、逃げることはできないんだょぅ。」

声が聞こえたような気がした。実際聞こえたのだろう。幻覚でもないのならば。
ぃょぅの姿を一瞬見たときに絶対に逃げなくちゃとモララーは感じた。それは第六感なのだろうか?
彼は、いつか見たアニメのように、腕時計から何か針のような物体を出して僕の体に飛ばした。
僕は即座にその場に倒れたのは言うまでもないが、僕が倒れる前に既にしぃは倒れていた。

あぁ、しぃ、君を守らなくちゃ―――いけないのに。



その頃、「実験台」と「ゲスト」はこの時期極寒の東北、宮城に集められていた。

27 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/04 04:16 ID:3tj2l5Z4
ん・・・?

ネーノ(実験No. /♂)は目を覚ました。
周りには、会ったことのないAAばかりだった。モナー、ジエン、ギコ。そして、自分。彼らはまだ眠っている。
「この状況、読めないんじゃネーノ?」
ネーノは前日に家の郵便受けに入っていた手紙を読み、その後の記憶がなかった。
「連れ去られたんじゃネーノ?」
直感的にそう感じた。ここは?と周りを見渡すとそこは体育館。何もない、ボロっちい建物。
きっとどこかの学校か、町の公共の施設なのだろうと思った。ボロいし。

と、ふと誰かが体育館に入ってきた。男だ。顔はサングラスで隠されている。
しかし知っている。奴は、坂田(AAバイオハザード実験者メンバー連行役)とかいう男だ。
とっさに身の危険を感じ、ネーノは寝たふりをした。と、男は何かぶつぶつ話している。

「おまえらも不運な奴等だな。これに指定される確率は1200万分の一程度だってーのに・・・。」

すると、坂田の肩にかけていた人形のようなものがどさっとその場に落とされた。
しかし人形ではなかった。呼吸をしている。まぶたが時々動く。こいつらは生きている。
そしてそれらはモララーとしぃだということがわかった。坂田はその後体育館を出ていったが
ネーノの不安はよりいっそう大きいものとなった。

オレ、生きて帰れネーノ?

28 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/04 04:37 ID:3tj2l5Z4
パパパパパーン!

寝ていたAA達は謎の眉をひそめたAAに頬を打たれ、目を覚ました。
AAたちが目を覚ますと映画館にあるような大きなディスプレイが壁に掲げられていた。
その中では妙な男がマイクテストと映像テストをしている。
「マイクテスト、マイクテスト、ヒヒヒヒヒ・・・・」

モナー(実験No. /♂)が目を覚ましたときには、部屋の中に10人のAAがいた。それらとは面識がなく、初対面であった。
「なにモナ・・・ここはどこモナ・・・?」
モナーもネーノ同様、拉致されたのである。モナーはその日、結婚式であった。今ごろ新婦は健やかな眠りについているだろうか。
しかし、モナーは確実に拉致られたのである。これは・・・どういうことなのだろうか。
部屋の中にはネーノ、モララー、しぃ、ジエン、妹者、ギコ、おにぎり、ガナー、ぁゃなみレイがいた。
彼らも同じようにして集められたのだろうか?それは、現時点ではわからなかった。

マシクテストが終わったようだ。画面に男が鮮明に現れた。
「えーっと、皆さんご足労ご苦労。私が、ネオ・ムギ・チャンと申すものだ。
以後よろしく。君達は、AAバイオハザードに指定参加することになった。しっかりやってほしい。
詳しいことは今そこに向かっている男から聞いてくれ。それでは、失礼。」

モナーは愕然としていた。・・あの噂は本当だったのか?噂ではなかったのか?
本当にゾンビが、ゾンビが?バイオハザードということは当然そうなるだろうし・・・。
逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。そこにあの男が現れた。
背の小さい、一般的には愛くるしい顔の、あの男が。

(「プロジェクト」生存者 残り10人)

29 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/04 04:45 ID:3tj2l5Z4
生存者リスト

ゃゃなみレイ(実験No.1/♀)

妹者(実験No.2/♀)

おにぎり(実験No.3/♂)

ガナー(実験No.4/♀)

ギコ(実験No.5/♂)

しぃ(実験No.6/♀)

ジサクジエン(実験No.7/♂)

ネーノ(実験No.8/♂)

モナー(実験No.9/♂)

モララー(実験No.10/♂)



30 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 09:58 ID:x6r4wFRD
実際何も面白くなさそうだが。
しかも腕時計から針って・・・漫画に影響され杉だぞ。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 10:54 ID:CS3tvsIa
いや、結構面白いよ。セブンティーン応援さげ

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 11:58 ID:Wr9W0S3w
思ってたより面白い!今後の展開が気になる!

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 12:05 ID:Wr9W0S3w
  .'⌒⌒丶
 ′从 从)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ヽゝ゚ ‐゚ν  <  私はたぶん3人目だと思うから…
. (| |∀| |)   \___
  /___ゝ
  (_)___)

ぁゃなみレイ【あやなみれい】(実験体No.1/♀)
エヴァンゲリオンの、惣流・アスカ・ラングレーの
モナー版として誕生した、モナカのデビュースレッドにて、
エヴァ繋がりと言う事もあって、綾波ギコ・綾茂名レイなどを経て誕生。
当時は顔文字板のEVAキャラスレと同時に修正・改造がなされていった様である。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:44 ID:Wr9W0S3w
     ∧_∧     〃'´⌒` ヽ
     ( ´_ゝ`)     〈((リノ )))i iヽ
    /   \     l从・∀・ノ!リ人
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/⊂)丕⊂))ヽ)
  __(__ニつ/  FMV  /_〈/_|j_ゝ ((
      \/____/

妹者【いもじゃ】妹者(実験No.2/♀)
『流石だよな俺ら』のフーン兄弟の妹だが、どう見てもモララーの女装にしか見えない(笑)。
いつもフーン兄弟に遊んでもらいたがっている。
ちなみにこのAAは兄者がエロ画像のダウンロードをしている所に妹者が遊んでとねだって来たシーン。



35 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:45 ID:Wr9W0S3w
         おにぎりワッショイ!!
     \\  おにぎりワッショイ!! //
 +   + \\ おにぎりワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )
       (_)し'  し(_)  (_)_)

おにぎり【おにぎり】おにぎり(実験No.3/♂)
ほぼ全てのAAキャラにあるとも言える「○○ワッショイ!!」。
この掛け声と踊りを2ch中に広め、一時期大人気を博したキャラ。
01年3月6日生まれで、誕生時はモナーにおにぎりを乗せただけだったため
「おにぎりモナー」と呼ばれていたが、次第に広まっていく中で
モナーともキャラが区別されるようになり「おにぎり」と呼ばれるようになった。
性格はかなり陽気で、常に踊っているため落ち着きがない。
その性格から嫌われることもしばしば。
基本的に他のキャラとの絡みは少ないが、>>1さんとは仲が良い。


36 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:46 ID:Wr9W0S3w
   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ‘∀‘)< オマエガナー
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)

ガナー【がなー】ガナー(実験No.4/♀)
初めてのモナーの亜種だが、
アピールポイントが無いためすぐに忘れ去られる。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:49 ID:Wr9W0S3w
                  ∧∧
            ∧∧   (,,゚Д゚)    ∧∧
      ∧∧   (,,゚Д゚)  ⊂  つ    (  ,,)
〜′ ̄ ̄(,,゚Д゚)   / つつ  〜  |    /  |
  UU ̄U U   〜(__)   し`J  〜(__)

ギコ猫【ぎこねこ】(ギコ・ハニャーン、ギコ)(実験No.5/♂)
・男らしく暴言を吐く、人に媚びない、小憎らしく愛らしい猫。
・口癖「逝ってよし!」「ゴルァ!」「ギコハハハ」「はにゃ〜ん」(鳴き声)
・一人称;「俺」


38 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:50 ID:Wr9W0S3w
    ∧ ∧___  ダッコ♪
   /(*゚ー゚) /\
 /| ̄∪∪ ̄|\/
   |        |/
     ̄ ̄ ̄ ̄

しぃ【しぃ】(ιー、しー)(実験No.6/♀)
スペルはC。本名は「ぁゃιぃ」だという説もある。
メスキャラとして使われることが多い。(ぞぬスレッドではオスキャラ)
単発ネタでは半角で喋ることが多い。長編では全角で喋ることが多い。
箱に入っていることが多い。
ぞぬと仲がいい。
「しー」さん(コテハン)の、コテハンキャラが、一般キャラ化。


39 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:52 ID:Wr9W0S3w
(・∀・)ジサクジエーン

ジサクジエン【じさくじえん】(実験No.7/♂)
元々はモララーの顔部分が独立して小型キャラ化したもの
初期の頃は荒しで大量発生
だが見た目が可愛いためだんだんとマターリ化する
ギコと掛け合う釣りシリーズやラメーンシリーズによって可愛いマスコット的な扱いがほぼ定着した
台詞はジサクジエーン、ネニチリーン、オチャデモノメ!、カエレ!!、イイ!!、ワル!カコイイ
いろんな場面で活躍する
スライムのような軟体生物として認識されているが、それほどどろどろしていない
(夏場、ギコが抱いて寝たりしている)
そのままの形態で移動し(シュッという効果音があるのでかなりスピードはある)
たまに小さな手が出る


40 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:53 ID:Wr9W0S3w
   λ_λ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( `ー´) < 基本は地味にsageじゃネーノ?
   /   ノつ  \__________
  (人_つ_つ

ネーノ【ねーの】(実験No.8/♂)
なんでも「いいんじゃネーノ?」と許してくれる心の広いキャラ。

語尾に「ネーノ?」と、つけてしゃべる癖がある、キャラクター。
どんな煽りや荒らしに対しても「いいんじゃネーノ?」ときわめて冷静。
軽薄で、やる気がないように見えても、実は以外に硬派らしい・・・


41 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:55 ID:Wr9W0S3w
   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)< オマエモナー
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)

モナー【もなー】(実験No.9/♂)
2ちゃんねるで最も有名なキャラクター。
煽りに対して「お前もな」と切り返す際に使用される。
後に様々な派生キャラクターを生み出し、その影響は計り知れない。
元々、あめぞうBBSで使用されていた顔文字を原型とする「初代モナー」が、2ch厨房板で
「おまえらも 暇な奴ら だなぁ」という台詞を言う場面をコピペ練習していたところに、
口のみを変えて(つまり、最初は丸耳モナーの形状)、台詞を「お ま え も な」に変えたことから誕生した。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 14:57 ID:Wr9W0S3w
  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・)< マターリしようよ♪
 (    )  \_______
 | | |
 (__)_)

モララー【もららー】(実験No.10/♂)
「2チャンネルの良心」として2000年4月にデビューした、モナーにモラルを掛け合わせたキャラ。
現在ではシュールなギャグ、虐殺、ホモ・ヘンタイキャラとして幅広く使われているが
良心的発言にはほとんど使われなくなった。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 15:04 ID:Wr9W0S3w
      γ___
     /      \
    /        ヽ       _____
    ( ((|__|____|__||_| ))     /
    ( ((  □━□  )     <
     (6    J   |)       \______
      ヽ  ― ノ
        -     Λ
    〜 ┘  └   │)\ +
   /   \\ /|  │) │
   /  ノ   ‖│ │) ノ

ネオむぎ茶(ネオ・ムギ・チャン)【ねおむぎちゃ】
2ちゃんねるから現実世界に飛び出した伝説の男。
ヒヒヒヒヒが口癖。


44 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 15:07 ID:Wr9W0S3w
    ∧∧
   (=゚ω゚)ノ ぃょぅ
 〜(  x)
   U U

ぃょぅ【いよう】(AAバイオハザード実験者メンバー連行役)
モナー板に突如登場した癒し系キャラ。
その手のひらを合わせれば、どんなものともわかりあえる。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 15:20 ID:x6r4wFRD
ここはセブンティーンのオナニースレに変わりました。
皆さん暖かくみまもってあげて下さい。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 15:25 ID:Wr9W0S3w
>>45馬鹿じゃねーの?

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 16:09 ID:Wr9W0S3w

        / ̄|   ☆
       |  |彡   ビシィ
       |  |                  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ,―    \                | 
     | ___)   |              ∠  ここ超坂田スレ。
     | ___)   |       ∧_∧     \______
     | ___)   |\___(▼<_▼  )_____
     ヽ__)_/ \:::::::::::::::::::::::00::::::::::::::::◎:::::::, )__
         〃  .       /::◎◎::::/     / /    〃⌒i
         |          /::::::::::::::./     / /    .i::::::::::i
   ____|     /◎\./:◎::◎:/     / | ____|;;;;;;;;;;;i
  [__]___|    /::::/-、 .\_.::::::/     Uし'[_]     .|
   | ||     |    /::::/i::::::i::::::::::::::::/         | ||      |
   | ||____|____/::::/ .|::::.|\::::::ノ______..| ||      |
   |(_____ノ◎/_|::::|_________..| ||      |
   | LLLLLL./::::::::)L_|::::|LLLLLLLLLLLLLLLL. | ||_____」
   | ||    (_/   /◎i                .| ||    | ||
   |_||        /::::.ノ               |_||    |_||

坂田師匠【さかたししょう】(AAバイオハザード実験者メンバー連行役)
AA系の板に突如出現した荒らしキャラ。初登場はオカルト板。超能力者という設定もあったらしい。
坂田師匠(コテハン)のコテハンキャラ。

48 :(´_ゝ`)最近虐殺厨に殺されかけています:04/01/04 18:59 ID:EQ1cE5NN
バイオスレお約束のAA
      _
    _(   @)__
   / 爪゚ー゚)  /\
 /| ̄ ∪∪  ̄|\/
   |   じぃ  |/
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

じぃ【じぃ】
もとはバイオハザード系のスレにいたが、
ツーチャンドアソボウpart4でしぃの友達として
登場し、レギュラーとなった。モナーが
密かに片思いをしている。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 19:00 ID:Wr9W0S3w
>>48

50 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 00:31 ID:GsVWVs7z
「ルールを簡単に説明するょぅ。」
その声が皆の緊張をまた一つ大きくさせた。彼は、「ぃょぅ」だ。モララーは見ずともわかった。
しぃも僕も、ショックのあまり声を出すこともできなかった。ただ、愕然とするだけで。
ぃょぅは続けた。
「ルールは、この町から逃げるだけだょぅ。武器、食料、その他支給品は一切ないょぅ。
ただ、君達の胸には事前に爆弾を仕掛けさせてもらったょぅ。それが爆発したら、当然君たちは死ぬょぅ。」
そこまで言うとぃょぅはきゅるきゅるとホワイトボードに何か書き始めた。それは雑な絵であったが、地図だということはわかった。

「これがこの町の地図だょぅ。地図は皆に至急するょぅ。地図で言うと――」
ぃょぅはペンで町の輪郭のふちをかちかちと叩いた。

「このラインを越えることができれば、君達は合格だょぅ。合格するともれなく―」
次に、ぃょぅはポケットから何かを出した。

「これは『金のうまい棒』。マニア筋に通したら億兆は下らないシロモノだょぅ。一生遊んで暮らせるょぅ。」
ごそごそとそれをポケットにしまうと一呼吸おき、問い掛けてきた。
「ざっとここまで述べたけど、質問はないかょぅ?」
モララーは震えていた。「質問」せずにはいられなかった。
「ぃょぅ!なぜ!僕としぃをこんなのに巻き込んだ!おまえ、おかしいんじゃないのか!?」
しぃがはっと我に返った。
「ソウダヨ、ィョゥクン、ナンカヘンダヨコンナノ!」

ぃょぅは落ち着いて答えた。
「モララー君、「あの時」君は僕に無駄な喧嘩は買うなといったょぅ。だから、これだょぅ。
喧嘩を売ったんだょぅ。是非、買ってほしいょぅ。買ってくれるかょぅ?」

モララーは返事をすることができなかった。
--------------------------------------------------------------------
>>33-44>>47-48 乙です。
ちなみに名簿が「ゃゃなみ」となっていますが、正しくは「ぁゃなみ」です。

51 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 01:30 ID:GsVWVs7z
ガナー(実験No.4/♀)が声を発した。
「爆弾が爆発する条件は何なんですか?」
ぃょぅは至って紳士を気取った感じで答えた。
「いい質問だょぅ。それは、万が一のためでもあるょぅ。たとえば、君達が何らかの反乱で我々を襲いにきた場合に
すぐ対処できるためだょぅ。遠い過去に、生徒同士の殺し合いが行われたらしいけど、
その時に首輪だったらしいょぅ。それは失敗だったらしいょぅ。同じ失敗は、二度と繰り返さないょぅ。」

そうですか、と一言いい、ガナーは身を退いた。するともうひとつ声が上がった。
「合格者に、制限はあるのかい?」
おにぎり(実験No.3/♂)の声だ。これもまた、ぃょぅは普段と変わらず答える。
「合格者に制限はないょぅ。だけど、それだったら全員合格の可能性もあるょぅ。それではつまらないょぅ。
いい忘れたけど、我々はそんなことがないように、あるルールを決めさせてもらったょぅ。
今から君達にくじ引きをしてもらうょぅ。No.1から順番に前に出てくるょぅ。」
そう言うと、ぁゃなみレイ(実験No.1)が素直に前に出ていった。次々とくじ引きをしてゆく。

ジサクジエン(実験No.7/♂)がくじ引きを済ませ、開いた紙の中には「5」と書いてあった。
ナンダ、コレハ?と思ったが、それを悟ったようにすぐにぃょぅが解説をはじめた。

「まずその紙に書いてある番号同士がペアになるょぅ。そのペアで、一緒に行動してもらうょぅ。」

ジエンは「5」だ。
ダレガ、ペアナンダ――?

周りを見渡すと、「ぁゃなみ」は「おにぎり」と組んでいるようだ。
ほかには、「モララー」と「ネーノ」。「モナー」と「妹者」。

ジエンは「よろしくな。」という声を聞いた。右を向くと、そこにはギコ(実験No.5/♂)がいた。
左ではガナーとしぃが組んでいる。どうやら、全てのペアが決定したようだ。

「そのペアで行動をしてもらうょぅ。だけど、ただ、二人で行動するだけではないょぅ。
この体育館に入り口と非常口を全部合わせて5つあるょぅ。そこから、自分の数字の書いてあるドアから出ていってもらうょぅ。
ちなみに、他のペアとの合流は基本的に無しだょぅ。ペアは既にパソコンが記憶しているょぅ。
例えば、1と2のペアが200m以内に接近すると、1分の猶予の後、胸の爆弾が爆発するょぅ。
ここは気をつけてほしい所だょぅ。他にも、ルールは随時追加することがあるょぅ。
君達に向かって放送される内容を、毎回ちゃんとチェックするょぅ。」


そして、ついに『プロジェクト』が始まる。

【生存者 残り10名】

52 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 01:36 ID:GsVWVs7z
ペア表

 ┏妹者(実験No.2/♀)
1┃
 ┗モナー(実験No.9/♂)

 ┏ぁゃなみレイ(実験No.1/♀)
2┃
 ┗おにぎり(実験No.3/♂)

 ┏ガナー(実験No.4/♀)
3┃
 ┗しぃ(実験No.6/♀)

 ┏ネーノ(実験No.8/♂)
4┃ 
 ┗モララー(実験No.10/♂)

 ┏ギコ(実験No.5/♂)
5┃
 ┗ジサクジエン(実験No.7/♂)

53 :(´_ゝ`)最近虐殺厨に殺されかけています:04/01/05 02:43 ID:/qepFo0P
>>52
微妙・・・
特に1が

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 12:17 ID:c3GqR0ai
>>53そう?あんま気になんなかったけど。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 12:46 ID:OB5UrSYC
ギコとジエンのペアは扉を開けると床にハンドガン2丁ライフル1丁
ナイフ1本があった。
ギコがナイフとハンドガンを取って残りをジエンにあげた
「さあ行くか・・」とギコが言った瞬間後ろから悲鳴が聞こえた。
「たしか後ろのペアって・・2番!?」
ギコは前にあるエレベーターに向かって歩き出す。
その頃ネーノとモララーは床においてあるものを見て愕然とした
「こ・・こん棒?!」こん棒が2本と回復剤が4箱・・・・
仕方なくエレベーターへ向かうモララー。
シィとガナーは床にマシンガン2本とショットガンがあった
取り終わった後、階段に向かった「死なないで・・モララー」

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 13:13 ID:c3GqR0ai
>>55なんか微妙・・・。展開早過ぎ、回復薬って一体・・・?書き直したほうがよさげ。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 14:24 ID:RnB+SxL+
どうせゲームのパロだしこれでいいんじゃネーノ?
どうせゾンビって時点で誰もリアルなの期待してないと思うし。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 14:39 ID:c3GqR0ai
>>57セブンティーン氏に任せたほうが良いと思われ

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 14:43 ID:X0qXJJ8w
やはりここはセブンティーンの単独オナーニスレッドという事でw

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 16:54 ID:c3GqR0ai
>>59お前は消えとけよw(はあと

61 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 22:04 ID:JcH683Tx
「1番目のグループ前へ」

あの坂田とか言う男が指図する。モナーと妹者が前に出て行くと紙切れとボールペンを一枚渡された。
「これは何モナ?」
「これは、紙とペンだ。」
あまりウケなかった。坂田はごほんと咳払いをした後、言った。
「この紙に、ゲームへの意気込みを書いてもらいたい。発想は自由だ。絵でもよし、文でもよし。
合格したときに、この紙を返す。では、書いてくれ。」

モナーも妹者も、あまり考えすぎることなくサラサラと書いていた。
そして、坂田に案内されるがままに、モナーと妹者は体育館を出ていった。
それは、順序良く行われていた。妹者達が何を書いたのかは誰も分からなかったが
ただ、彼らは何の躊躇もなくこのプロジェクトに参加していることだけが、皆わかっていた。

グループ2、3も、何事もなく進んでいるように見えた。ただ、気のせいかしぃはぃょぅに向かって何か
訴えるような眼差しで見ていたこと、それだけが気になった。そして、アイツだ。グループ4のモララー。
ヤツが暴れた。『ぃょぅ!おまえなんなんだ!』とか叫んでいたが、あいつらの間には何かあるのか?(ぃょぅは無視している様子だったが。)

さて、オレの番だ。
「最後のグループ、前へ。」
あぁ、言われんでもそんなことわかってる。オレらしかいないんだしな。
「この紙に意気込みを書いてもらう。」
おい、今日聞くの5回目だぞその言葉。
「それでは、5番目の入り口から出ていってもらおう。幸運を祈る。」
ふっ、幸運を祈るって?オレはお前らの「駒」でしかないのにな。

ギコ(実験No.5/♂)は、その感じに、何か昔を思い出すような感覚を覚えた。
「さぁジエン、頑張って生き残ってやろうじゃないか」
「イキノコル!イイ!」

かくして「町に潜められている敵」の存在も教えられぬまま、グループは放たれた。

62 :お茶兄弟:04/01/05 22:34 ID:6jdKg9zw
  | | |     |||.    || |.|
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  | | |  //         世の中すごいひとがいるもんだね。
  | | |//             ∧_      _∧
/| | |.               (´・ω_/ ̄ ̄ ̄/ ω・`)  どうしました兄じゃ。
  | l/         / ̄ ̄ ̄  \/___/  ̄∪ ̄ ̄/
            /                    /
           .l二二二二二二二二二二二二二二二l/
           |_ソ!                   |_ン

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 22:34 ID:c3GqR0ai
面白いです!頑張って続き書いてください!期待してます!

64 :お茶兄弟:04/01/05 22:35 ID:6jdKg9zw
  | | |     |||.    || |.|
  | | |     |||    ,|| |.|
  | | |◎   |||  /,||_|,l_____
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  | | |     ||' /
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  | | |  //         AAサロンでAAはらないで小説かいてる。
  | | |//             ∧_      _∧
/| | |.               (´-ω_/ ̄ ̄ ̄/ ω-`;  ・・・そいつはすごい。
  | l/         / ̄ ̄ ̄  \/___/  ̄∪ ̄ ̄/
            /                    /
           .l二二二二二二二二二二二二二二二l/
           |_ソ!                   |_ン

65 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 22:36 ID:JcH683Tx
グループ1、モナー(実験No.9/♂)と妹者(実験No.2/♀)は外に出て15分ほど経っていた。
ここは公園?もとは公園だろうか。噴水が破壊され『FACK』と無残にも間違った綴りでかかれている。
モナーはしきりに腕時計を見ている。ぼろぼろだ。妹者はなぜか気になり問うた。
「モナー、その時計はなんじゃ?」
「あぁ、この時計は死んだママンの形見の時計だモナ。ママンが亡くなる寸前にモナにくれたモナよ。
ぼろぼろだけど、モナにとって世界で一番大事な物モナ。」
「なるほど、わかったのじゃ。それにしてもモナー、このプロジェクトなるゲーム、
町の外へ出るだけなんて簡単過ぎとは思わぬか?」
「う〜ん、そうモナね。でもきっと何かあるモナよ。とりあえず、できるだけ町から出るようにするモナ。」
「そうじゃな。早く帰って大きい兄者と小さい兄者や姉者達に会いたいのじゃ。」
「その為には早く出なきゃモナ。それにしても気になるモナ。」
「どうしたのじゃ?」
「なぜ、モナ達がこのプロジェクトに参加させられているモナ?とても気になるモナ。
モナは昨日早く寝たモナ。起きたら体育館だったモナ。びっくりモナ。なんでモナ?」
「わらわもそれだったのじゃ。昨日は大きい兄者がパソコンに向かってハァハァしていたので隣の部屋で寝たのじゃ。
父者が会社リストラされたとかで母者にフランケンシュタイナーかけられてたけど、ぐっすり眠ってたのじゃ。
起きたらここだったのじゃ。なぜ、わらわ達が選ばれたのじゃ?」

二人の頭のうえに?が浮かんでいた。

「それは、実は秘密なんだょぅ。」
モナーと妹者はびくっと体を振るわせ上を見た。街頭の近くに、スピーカーがあった。
「この放送は町全体に行き渡っているょぅ。ちなみに君達の発言は本部には筒抜けだょぅ。
質問があったら小声でもなんでも言ってみるょぅ。本部がこのスピーカーから返答するょぅ。」

そうだったモナか。モナー達は妙に納得してしまった。そして和んでいた。しかし、不安は消えなかった。
その不安が的中したのか。プロジェクトが始まって最初の敵は、すぐに現れた。

66 :お茶兄弟:04/01/05 22:41 ID:6jdKg9zw
  | | |     |||.    || |.|
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  | | |◎   |||  /,||_|,l_____
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  | | |     ||' /
  | | |   //
  | | |  //         またその小説の内容が・・・。
  | | |//             ∧_      _∧
/| | |.               (´-ω_/ ̄ ̄ ̄/ ω-`;  兄じゃ、ボクたちマターリ系だから。
  | l/         / ̄ ̄ ̄  \/___/  ̄∪ ̄ ̄/そのさき言っちゃダメ。
            /                    /
           .l二二二二二二二二二二二二二二二l/
           |_ソ!                   |_ン

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 22:46 ID:c3GqR0ai
>>66つまらんからキエロ

68 :お茶兄弟:04/01/05 22:47 ID:6jdKg9zw
  | | |     |||.    || |.|
  | | |     |||    ,|| |.|
  | | |◎   |||  /,||_|,l_____
  | | |     ||| //
  | | |     ||' /
  | | |   //
  | | |  //           他の板さがそうよ。
  | | |//            ピャッ!        ピャッ!
/| | |.               ミ_ / ̄ ̄ ̄/ 彡
  | l/         / ̄ ̄ ̄ ̄\/___/  ̄ ̄ ̄ ̄/ みつかるよきっと。
            /                    /
           .l二二二二二二二二二二二二二二二l/
           |_ソ!                   |_ン

69 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 22:47 ID:JcH683Tx
モナーが反射的に振り向いた先には―――あいつは、ゾンビモナ。
「妹者、逃げるモナ」
「えっ、なんじゃ?」
小声で言うが、妹者には聞こえなかった。もう一度。
「妹者、逃げるモナ!」
「え、あ、わかったのじゃ!」
妹者も状況を理解したらしく、すぐに応じた。しかし当然のことながら―――

「前にもゾンビモナ・・・。」
既に見晴らしのいい公園の中心部に来ていたモナーと妹者は囲まれてしまっていた。
ヤバイモナ、ヤバイモナ、ヤバイモナ、ヤバイモなバイモニャバイモナ。
あーうーと体が腐敗したゾンビはモナーと妹者の血肉を啜ろうと近づいてくる。一歩、一歩。
モナーは噴水の中心まで追い詰められた。ゾンビ達は噴水の淵を囲っている。


もう、死ぬモナか?――モナーの目の前が暗くなったような気がした。


その時プッシャァァと音がして噴水から出た水がゾンビを直撃した。ゾンビが怯んでいる隙にモナーと妹者は何とか逃げおおせた。
後に「そこにスイッチがあったから押したのじゃ」と妹者は言った。

とにかく、ルールは理解できた。ここから脱出するには、容易にはいかないようだ。
モナーも妹者もそのことに気づいていた。ただ一つだけ気づいていないことがあったが。



モナーのその腕の傷どうしたのじゃ?
え、さっきゾンビにちょっと噛まれただけモナよ。そんなに心配する傷じゃないモナ。

【生存者 残り10名】

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 22:59 ID:c3GqR0ai
モナーゾンビ化キターーーー!!

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 23:05 ID:RnB+SxL+
もうちょっと・・・なんか・・・こう・・・反応があっさりしすぎてるっていうか・・・
君、ゾンビを誰も居ない道端で見かけたら『―――あいつは、ゾンビモナ。』
みたいな反応しかしないの?そうなん?
それに妹者も普通悲鳴上げるとかするだろ・・・か弱い女性なんだから。
だってこいつらゾンビの存在を知らないんでしょ?なら普通見付けたら悲鳴上げたり怖がったりは・・・するんじゃん?

ま、そこら辺はどうせゲームのパロだし。

・・・じゃなくて、セブンティーンはもう少しそういう所を考えて書き直して欲しい。
前のAABR4の文章力標準レベルにも達して無いぞ。

72 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 23:10 ID:JcH683Tx
>>71
ごめんなさい。
精進します



会社リストラされただとぉ!
         Σ_n ビシィッ
    ◎◎◎( l   彡⌒ミ
    ◎#_、_◎\ \ ( ;´_ゝ`)  許して母者…
    (# ノ`)   ヽ___ ̄ ̄ ノグッジョブ!
   / ^ \     /     /
  /   / ̄ ̄ ̄ ̄/    /
_(__ニつ/  FMV  /____/__
    \/____/



          トv'Z -‐z__ノ!_
        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. , ←父者
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´
       ;.   :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.::  ,.
       ~ ,.  ,:ュ. `ヽニj/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "





73 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 23:10 ID:c3GqR0ai
>>71少し同意

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 23:11 ID:c3GqR0ai
何はともあれ頑張ってください!応援してますよ!!

75 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/05 23:25 ID:JcH683Tx
応援してくれる人も改善を促してくれる人もありがとう!
頑張ります。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 01:17 ID:jjwPdwqe
晒しあげ。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 12:43 ID:RalpeG15
>>76誤爆乙

78 :バザール:04/01/06 20:28 ID:T3w2rNGU
おい!早く続きをかいてくれよ!!セブソティーソ!

79 :液体名無し:04/01/06 20:38 ID:ILoXRRMm
オモシロイカラサ!

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 20:39 ID:DZjiqmcn
/|
    /::::|
    ‖:::|
    ‖:::|
    ‖:::|
    ‖:::| ∧_∧
.    ⊆⊇( メ∀・)
     ‖⊂ ⊂/ )
       /_|_|
       (__)_)


81 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 20:42 ID:DZjiqmcn
/|
    /:::|
    ‖:::|
    ‖:::|
    ‖:::|
    ‖:::| ∧_∧
.    ⊆⊇( メ∀・)ズレ てたスマソ
     ‖⊂ ⊂/ )
       /_|_|
       (__)_)




82 :液体名無し:04/01/06 20:42 ID:ILoXRRMm
イマダ!80ゲトー
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡ズザー


83 :液体名無し:04/01/06 20:43 ID:ILoXRRMm
チェ!!!ズレタ!

84 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/07 08:00 ID:Nbc+cB1C
申し訳ないです。当方ちょっとした事故に遭ってしまい、むち打ちで(-_-)
でもなんとか続きは書いてみようと思います。どうぞよろしく。
-------------------------------------------------------------------------
グループ3、ガナーとしぃは民家の沿道を歩いていた。ガナーは歩道を、いぃは沿石の上を綱渡りのように。
ふいにしぃが言葉を発した。
「コノ町、ホントニダレモイナイネェ。」
「そりゃそうよ、ここはもう誰もすんでない町で、壊された町なんだから。」
「エエッ、ソウナノ?ジャァ、ナンデソンナトコロニワタシタチイルノ?」
「それは・・・」
ガナーは一瞬口篭もった。
「・・・ううん、わからない。ごめんね。」
「別ニイイヨ。デモ、サッキ放送サレテタヨネ。秘密ダッテ・・・」
「そうね。これは本当に秘密なのよ。でも、誰かが止めなきゃ。私はその為にいる。」
「エッ、ナンテイッタノ?」
「ううん、何でもないのよ。さっ行きましょ。絶対に生還してやるんだから。」
「ウン、必ズ生キテ帰ルヨ!モララークンニモアワナキャナインダカラ!」
「そうね。頑張りましょ。」

何時の間にかしぃは沿石から降り、ガナーと隣り合って歩いていた。
心の隙間が埋まったとか言うのではなく、信頼感が芽生えたのだ。
ただ、ガナーは小声で、誰に聞かせるでもなくこう言った。
「しぃちゃん、お願いだから足引っ張らないでね。」

【生存者 残り10名】

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/07 11:08 ID:6sGuDqEB
>>84 無理せず頑張って下さい!

86 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/07 12:57 ID:Qlek47Bg
>>85
ありがとございます。オナニースレと言われても書いてみます。
----------------------------------------------------------------------
グループ2、おにぎりとぁゃなみが西側の出入り口から体育館の外に出たときに見た光景は凄まじいものだった。
犬が人間を食らっている!がしゅっがしゅっと妙な音を立てながら引き千切られる
人間の肉はもろく、そして脆かった。その人間はすでに死んでいるような感じはした。
おにぎりが、がたがたと体を震わせているときにぁゃなみは何も反応をしていなかった。
おにぎりにとってはそれが疑問だった。彼女は、なぜ動じないのか?

そんなことは今現在はどうでもいい。まずいのは、この状況だ。犬の速さには適わないだろう。
あの犬は何なんだ?ゾンビ?まさか。いやでも。あり得ない光景だ。
犬が人間の肉を食らうとしても、あそこまでガツガツと食べるものなのだろうか?異常だ!
「ぁゃなみ・・・ここは逃げないと・・・」
おにぎりが一歩退いたときだった。
「グリュァァァ・・・・」
と口から唾液をたらした犬がこちらへ向かってきた。ヤバい、やられる!
距離は50メートルほどか?すぐにやられてしまうのだろうか?ワッチョイ、オレは生きて帰れないかもしれない。
刹那、おにぎりが目をつぶった。あぁ、なんだか体が熱いような感じがする。オレは死んだのか?

目をあけると、そこには死んだ「ゾンビ」犬の姿があった。首と上半身、下半身が3つに離れてしまっている。
まさか・・・これは?彼女がやったのか?「ぁゃなみ」が?こんなに獰猛な牙を持っている犬を?
そんな、バカな。おにぎりはふと聞いた。
「ぁゃなみ、キミがこいつをやったのかい?」
「えぇ、そんなとこかしら・・・。」
「ど、どうやって?こんな強暴な犬を!」
「・・・」
おにぎりもぁゃなみもそれ以上話さなかった。ただ、ぁゃなみが犬を殺した、という事実だけが残った。
彼女がどうやって殺したのか、そんなことはどうでもよかった。
しかしおにぎりはすぐにそれを知ることになる。

87 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/07 13:26 ID:Qlek47Bg
先ほど食われていた人間―いやゾンビか―が立ち上がっている。彼の顔立ちからは男性ということが判断できた。
「チィッ!」とぁゃなみの声が聞こえた。ゾンビはこちらへ向かってくる。一歩一歩――。
おにぎりは、今度こそは何が起こるのかを見極めようと心に決めた。ぁゃなみが何をするのかを。
でもやはり怖い。ゾンビは一歩ずつ、近づいてくる。怖い、怖い!

「早くしろよ!ぁゃなみ!」
恐怖に耐え切れずおにぎりは叫んでしまった。びくっとぁゃなみが驚いたような感じだったが
何か決心したのか、きゅっと唇をかみ締めた。
瞬間、ぁゃなみの右手がひゅっと動き、光ったように見えた。ゾンビの頭が弾けとんだ。しかし、まだゾンビは歩いてくる。
今度はぁゃなみの左手から同じ光が洩れた。同時にゾンビの胴体が弾け、その場にゾンビだったものはどさっと倒れた。
おにぎりはその一部始終を、見た。
「ぁゃなみ・・・さっきのは何・・・?」
恐る恐る聞くと、ぁゃなみはにこっと微笑み、両手をひらいて見せた。
「それは・・・ワイヤー?」
「えぇ、これに参戦が決まってから考えてたのよ。『武器は持ってきてはいけない』とは言われてないでしょ?
銃とか、そんなものは持っていないし、手っ取り早くやっつけるにはこれしかないと思ったの。
ただ、ワイヤーだけじゃ頼りないから先に鉄の重石をつけたりしてるけど・・・。」
「そうだったんだ・・・・。」
おにぎりはただ感心するばかりであったが、彼女の用心深さ、注意深さには驚かされるばかりだった。
「ゾンビは、頭だけじゃ死なないから胴体も狙わなくちゃいけないのよ。ごめんなさい、黙ってて。」
おにぎりはぷるぷると首を横に振った。オレも、頑張らなきゃ。
「さぁ、行きましょ。」
おにぎりはその時はまだわからなかった。ぁゃなみの「本当の狙い」が何なのかということを―――。

【生存者 残り10名】

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/07 18:06 ID:is7tcbv1
セブンティーンはリレーする気はないのか?

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/07 18:16 ID:EBdXyJcu
>>88他に書く人がいない

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/07 20:22 ID:is7tcbv1
>89
お前に聞いたんじゃないんだけど('A`)
もし他に書く人がいたらリレーするつもりはあるのか?>セブンティーン ◆6iW04TobYw

91 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/08 00:09 ID:m67fHxSm
>>90
いればやってほしい。
ただ、いなければ結末まで自分がやってしまってもいいと思う。
あまりにも勝手身勝手をされたら困ってしまうけども。
ある程度自分の頭の中でストーリーを構想しているので。構想しているだけだけれども。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 02:58 ID:7XAPI8DI
>>91
結局どっちなんだYO・・・

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 20:12 ID:/SezDEJS
>>92
縦読み

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/09 18:41 ID:NjzcXPCj
洩れも書きたくなりました・・・・。
しかし、勝手にリレーして書くのも難なので、
自作バージョンをお送りしたいと思います・・・・。


95 :オープニング:04/01/09 18:41 ID:NjzcXPCj
ある晴れた平日の高速道路は、特に大きな渋滞も無く車が高速で行き交っていた。その車の中、一台のトレーラーの運転手は、ちらりと搭載したコンテナの方を見やった。
彼の運転するトレーラーのコンテナの中には、生きた人間が12人詰め込まれている。彼らは、運転手の「雇い主」の部下連中が催眠ガスかなにかで眠らせ、このトレーラーまで連れてきて積み込んだのだ。彼らは何も知らぬまま、まだ夢の中にいる。
そう、これから起こるであろう凄まじい戦いを知らずに。
運転手はかすかに哀れむような表情を見せたが、すぐに表情を変えて、ウィンカーを付けた。
トレーラーは1台だけで、高速出口へと向かっていった。

┏━┓┏━┓   ┏━┓  ┳ ┏━┓┃  ┃┏━┓━━━┓ ┏━┓┏━┓┏━┓
┃  ┃┃  ┃   ┃  ┃  ┃ ┃  ┃┃  ┃┃  ┃   ┏┛ ┃  ┃┃  ┃┃  ┗┓
┣━┫┣━┫   ┣━┻┓ ┃ ┃  ┃┣━┫┣━┫  ┏┛  ┣━┫┣━┛┃   ┃
┃  ┃┃  ┃   ┃   ┃ ┃ ┃  ┃┃  ┃┃  ┃┏┛    ┃  ┃┣┓  ┃  ┏┛
┃  ┃┃  ┃   ┗━━┛ ┻ ┗━┛┃  ┃┃  ┃┗━━━ ┃  ┃┃┗┓┗━┛

                  NANASHI Ver.

96 :唐突に襲い来る恐怖(1/4):04/01/09 18:45 ID:NjzcXPCj
「う・・・・ん・・・」
モナー(20代、フリーター)は、ゆっくりと目を開けた。
「ここは・・・どこモナ?」
上半身を起こして辺りを見回しながら、モナーはつぶやいた。どうやら、さびれたバーの中にいるようだ。人はモナーをのぞいて、誰もいない。
「モナはいったいどうしてこんな所に?たしか仕事の帰りに突然変な奴らに捕まって、それからすぐ眠くなって・・・・・・・」
モナーは立ちあがり、辺りを行ったり来たりしながらぶつぶつと独り言を始めた。
「まさか、モナは誰か悪い奴に誘拐されたんじゃ?そうだとしたら大変モナ!でも、そうだとしたらこんな所に閉じ込めるはずがないモナ・・・・」
それからしばらく、モナーは自分の置かれた状況と、なぜここにいるかということについて、一人で思考を巡らせたが、結局明確な答えは出すことができなかった。
だが、すぐ後に彼は知ることになるだろう。自分の置かれた恐ろしい状況を・・・・・。


97 :唐突に襲い来る恐怖(2/4):04/01/09 18:57 ID:NjzcXPCj
「それにしてもさっきから扉のほうが五月蝿いモナ・・・・。誰かここに来たモナ?」
先刻から、誰かが入り口の扉を叩くドンドンという音が聞こえていた。モナーは鬱陶しくなり、扉へ近づきながら言った。
「うるさいモナね〜、誰モナ?もしかしてここの従業員さん?だったら今カギを開けるからちょっと待ってて欲しいモナ!」
だが、返事はない。それどころか、扉を叩く音は次第に大きくなってきた。呆れたモナーは、半ば怒鳴ってさらに言った。
「だからカギは今開けるって・・・・・・・・・・・!!」
その時だった。どがん、と言う大きな音と共に扉がこちら側に落ちてきた。モナーは驚いてひっと叫び、
倒れてきたドアを右後方に飛びすさってなんとかかわした。
モナーはすぐに起きあがり、そして見た。床に落ちたドアの上に、4,5人のAAが折り重なっているのを。
いや、それは正確にはAAではなかった。
倒れているAAの服はどれもボロボロで、裂けた部分のところどころから血と肉がのぞいている。肌の色も土気色で、まったく生気がなかった。
モナーが奇妙な来訪者を眺め回している間に、彼らは立ちあがった。
だが、その顔を見た途端、モナーは背筋が凍りついた。
肌同様、土気色で生気の無い顔。所々鬱血してボロボロになった皮膚。白目を剥いた目。鼻を突く異臭。
半開きになった口の端には血がこびりつき、時折「あ」だの「お」だの、言葉になっていない咆哮を上げる。
その姿は、さながら映画に出てくる、人を食らう生ける屍――ゾンビそのものだった。
「一体何の冗談モナ?まさか映画の撮影モナか?」
モナーは信じられないという口調で言った。だが、それは冗談でも映画の撮影でもなかった。ゾンビ達は、一斉にモナーに歩き寄ってきたのだ。
「まさか・・・・・・・・・・・・・」


98 :唐突に襲い来る恐怖(3/4):04/01/09 18:59 ID:NjzcXPCj

そのまさかだ。ゾンビの一体が、モナーに掴みかかってきた。モナーはうめいてゾンビをもぎ離そうともがいたが、ゾンビはモナーの両肩をしっかりと掴んでなかなか離さない。
そのままゾンビの頭が、ゆっくりモナーの首筋に近づいた。噛み付いてくるつもりだ!
「は、離すモナ!」
モナーは叫んで、片一方の足でゾンビの腹を蹴飛ばした。ゾンビはバランスを一瞬崩し、モナーはその隙を突いてゾンビを突き飛ばした。
ゾンビは他のゾンビを巻き込んで転倒した。モナーは踵を返すと、カウンターの方に走り出した。店の奥へ逃げ込むために。
店の奥へと続くのであろう扉の前まで一気に走って来たモナーは、ドアノブを回して愕然とした。扉にカギが掛かっているのだ!
(は、早く扉を開けるものを見つけないと!!食べられちゃうモナ!!)
モナーは辺りをオロオロ見回した。だが、カギらしきものは見当たらない。
モナーがこうしている間に、ゾンビ達はカウンターを乗り越えようとしていた。それを見たモナーは、さらにパニックに陥った。
(早くカ、カギ!!ゾンビに!食われる!!モ、モナ!!)
だが、モナーがいくら辺りを見回してもカギは見つからない。ゾンビ達は、カウンターに体を半分以上乗せている。
(うわぁぁぁぁああああぁぁぁ!カギなんてどこにも無いモナ!こうなったら何か武器を探して、戦うしかないモナ!!)
さらにパニックに陥ったモナーは、武器になりそうなものはないか探した。そして、流しの傍に目が止まった。

99 :唐突に襲い来る恐怖(4/4):04/01/09 19:00 ID:NjzcXPCj
黒光りするハンドガンが一丁、無造作に置いてあったのだ。
普通こんな所に銃が置いてあるなんておかしいが、そういう問題はモナーの頭の中からすでに消し去られていた。
(これで何とかなりそうモナ!!)
モナーはそのハンドガン(ベレッタM92FSだったが、今はそんなことはどうでも良い)を掴み取り、カウンターを乗り越えようとしているゾンビのうち一体に向けて引き金をを引いた。
爆竹を鳴らした時のような銃声が響き、標的となったゾンビの頭の右側を抉った。
しかし、それでもなおそのゾンビはカウンターを乗り越えようと必死になって動いている。
「ひぃぃぃっ!なんで動けるんだモナ!!?」
モナーは叫び、続けて2発を撃った。今度はゾンビの背中に2つ、穴が空いた。しかし、それでもゾンビは動きを止めない。
「こいつら不死身モナ!?みんな相手にしてたら弾が足りないモナ!!」
モナーはゾンビを倒すことを諦め、逃げ道を探した。だが、すでにゾンビはモナーを取り囲み、その距離を着々と縮めている。
背後にはカギの掛かった扉。もはや、逃げ道はどこにも無い。
しかし、モナーは諦めるどころかばっと振り返り、扉を見た。扉はかなり年季の入った木製で、かろうじてカギがその役目を果たしている程度だ。
(これなら十分いけるモナ!)
モナーは扉のノブの辺りにベレッタを向けて、ひたすら撃った。数発を撃ちこまれた扉は、音もなく奥に向かって開いた。
ゾンビの腕が、モナーを掴もうと迫ってきた。しかし、掴まれる前にモナーは扉に向かって走っていた。


100 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/09 19:09 ID:NjzcXPCj
死者の群がる無人のスレでついでに100get!!

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/09 19:11 ID:IIPq9aZ5
>>100ワロタ
>>95-99面白いです!続き頑張って作ってください!

102 :スルーパス:04/01/09 19:22 ID:N9UhhnZK
おmsdんjば

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/09 23:54 ID:ELGVvBQV
>>94-99
面白い。悪くはないと思う。けど…
このままセブンティーンと別々の話を続けたら、入り交じってわかりにくくなるんじゃないかな?
せっかくいいものを書いても、入り交じってワケワカランな状態になると台無しになっちゃって、もったいない。それがちょっと不安。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 08:28 ID:QOB+yyRu
>103
いいんじゃない?
別にセブンティーンのスレってわけでもないんだから。
俺は面白いと思うし、このまま続けてほしい。

105 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/10 18:32 ID:QZrTS/91
グループ5、ジサクジエン・ギコのコンビは着々と準備を進めていた。
脱出させるだけのゲームなら、ゲームの意味はない――そうギコは言い、まずは日用品などを
集めるために町の商店街(といっても全店閉店状態)にいた。ここなら、いろいろなものが手に入る。
すでに雑貨屋では数々の調達物、そして薬局にも寄った。
「ギコ、ソレニシテモコノマチニハダレモイナイ!」
「あぁ、そうだな。……とにかく、次に、生きるためには食料が必要だ。」
ギコのいうとおりだった。これから生きていくためには食料は不可欠であろう。
ジエンの目は『八百八』と看板が掛けられた八百屋にあった。
「アソコノミセナンカニハイイショクリョウガアリソウダゾ!」
「入ってみるか。」
シャッターをがらがらと上げると、中には殺風景な雰囲気が漂っていた。ほこりも漂っている。
ショウウィンドウを意識したような、野菜を置く台の奥には入り口があり、その奥は座敷が見えた。
「だめだ、ジエン。ここには野菜はない。まぁ予想はしていたんだけどな。」
ジエンが見ると、確かに「野菜」は無く、腐った生ゴミがそこにはあった。
「コレジャクエナイ!ゼンゼンイクナイ!」
「ジエン、まぁ落ち着け。店はここだけじゃないんだ。次へ行こう。」
ジエンを引っ張り、次の店に行こうとしたとき、誰かが唾液をすするような、君の悪い音が聞こえた。

じゅるり。

そしてそれは唐突に大きくなり、回数が多くなる。

じゅるりじゅるりじゅりじゅいりるるじゅり



奥の座敷から、妙な肉体が姿をのぞかせたのは、すぐ後のことだった。

106 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/10 18:48 ID:QZrTS/91
『それ』はまず腕から覗かせた。右腕だろうか、既に腐食が始まっているようだ。
うぅーという声を出してこちらに顔を見せたときの表情には生気が感じられなかった。


―――これを、待っていた。


「いいかジエン。」
ギコが動じずにジエンに声をかけた。
「今、こいつが俺らを襲う。それはわかっているだろう?こいつは人を食うゾンビだ。
とにかくお前は一回ここを離れろ。俺がこいつを何とかする。早くどこかへ隠れろ。」
ジエンはがたがたと震えながら少々頷き、すぐに八百屋の裏に隠れた。
ギコハ、ダイジョウブナノダロウカ?



「来いよ。」
ギコはゾンビに手を差し出す仕草をした。ゾンビは既に立ち上がっていた。
ゾンビの口元には激しい出血があり、誰のものかもわからぬ肉片が顔全体に付着している。
ゾンビとの距離は5メートル?いや、もう3メートル?
「さて。」
ギコはリュックサック(これも雑貨屋で調達した。『1500円』の値札がまだ貼ってある。)からあるモノをだした。
花火だ。打ち上げ花火、ロケット花火。各種。なぜか線香花火まで。山のように。
ロケット花火の導火線をぐりぐりと捻り、繋いだ。それに一気にライターでロケット花火に
火をつけ、両手で持ちゾンビに向けた。ゾンビはすぐ傍に――

ヒューと軽い音がしてゾンビの右目、右頬、顎にロケット花火が刺さった。ゾンビは屈せず前に進んでくる―。
その直後だった。パンパンパンと音がしてゾンビの顔面、右側が弾けとんだ。
そう、ゾンビの肉体はすでに腐食してあり脆くなっている。そこにギコは漬け込んだ。しかし、まだゾンビには意識がある。
あぁ、あぁ、あぁああとゾンビが這いずり回っている。ギコは躊躇せず頭部を踏み潰した。
ぐしゅっと音がしてそこいらに脳や肉片が飛んだが気にしてはいられなかった。


「あぁ、この感じだ。思い出してきたぞ。」


どこからかギコの名を呼ぶ声が聞こえてきた。ジエンのものであることはわかったが、
何か、回想のような妄想のような世界に耽ってしまったギコにはすぐに反応をすることはできなかった。

【生存者 残り10人】

107 :バザール:04/01/10 18:57 ID:dCSLCj1K
もっとだ!もっとかいてくれ!

108 :>>94-100 ◆QO6xxDyBVQ :04/01/10 21:35 ID:C9TayHhU
>>101>>103>>104
面白いとのご感想、ありがとうございます!!
このまま続けていこうと思いますので、どうかよろしくお願いします。

セブンティーン様
あなたの反応が一番気になります。
このまま洩れは洩れで続けてよろしいでしょうか?

暫定トリップを付けました・・・・・。
誠に申し訳ございませんが、リレーするつもりはないです。
自分だけで最初から最後まで書こうと思っています。

109 :バザール:04/01/10 21:44 ID:dCSLCj1K
>>108ももっとかいてくれ!面白いから!

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 22:23 ID:QOB+yyRu
>108
セブンティーンは反応する気はないらしい。
漏れは君を応援するよ。
頑張ってくれ。

111 :バザール:04/01/10 22:36 ID:dCSLCj1K
かいてくれああああああぁぁぁぁぁ!!!!!

112 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/11 00:49 ID:WYUanfkl
すいません。レスを読んでなかった・・・。

>94-100 ◆QO6xxDyBVQさん。
このスレは私のオナニースレと言われていますが、立てたのは私ではないので
もうひとつの話が存在しても構わないと思いますし、私もそう思います。
むしろ、あなたの文章力から何か盗めるものがあればと、私も張り合いが出てきます!
リレーとは、私は前提にはしていないので(でも、どうしてもというならしてもいいかなという程度)
勝手にやってしまって問題ないと思われます。
どうか話がカブらないことを祈ります(w

113 :生きるための戦い(1/3) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/11 22:18 ID:mGMsA4I9
とあるバーで、モナーがゾンビの群れに襲われているのと時を同じくして・・・・・・・。

「クソッ、なんてこった」
ギコ(30代・飲食店経営)は思わず呟いた。
ギコの目の前には、ゾンビがギコを食おうと群れをなして寄ってきている。ギコはゆっくり後退して距離を離していたが、背後は行き止まりだった。
「まさか、本当に実施されていたとは・・・・・・・・・」
ギコが経営するラーメン屋で、どこか市民とはかけ離れた感じのしたあの客達の雑談を耳にしてからも、ギコはそんな事がこの国にあるのかどうか半信半疑でいた。
しかし、あの夜閉店間際に現れた黒い服の男達に眠らされ、このボロ宿の一室で目を覚ましてこの状況に置かれた今、ギコは確信した。
この国は、秘密裏に毎年ある「実験」を行っていると。
どういう内容なのかはギコにも分からなかった。だが、生き延びれば分かるかもしれない。

114 :生きるための戦い(2/3) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/11 22:18 ID:mGMsA4I9
ギコは後ずさりしながら、後方を見回した。何か武器になる物はないか、探した。
ギコの右手側、窓際の壁に、モップが立てかけられたままになっていた。ギコはそれを掴み、ゾンビの方に向き直った。
「ゴルァァ!!」
突如ギコは雄叫びをあげ、両手で握ったモップの柄をゾンビの群れに向けて思い切り振った。ばしり、と音がして、先頭のゾンビが少しよろめいた。
「逝って良し!!」
もう一度、今度は少し振りかぶってからモップを振りまわした。ゾンビはバランスを崩して他のゾンビを巻き込みながら転倒した。
「これでどうだゴルァ!」
ギコはさらに追撃を加えた。今度は別のゾンビに、モップを投げつけて攻撃した。ゾンビは大きく後退し、それから倒れた。だが、そのゾンビを踏み越えて、他のゾンビがギコに噛み付こうと襲いかかってきた。
しかし、ギコはそのゾンビを思い切り蹴飛ばした。バランスを崩したところを、容赦無くもう一度蹴って転倒させる。ギコが一息ついて見回すと、ゾンビの群れは全て床に倒れ伏していた。

115 :生きるための戦い(3/3) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/11 22:18 ID:mGMsA4I9
ギコはゾンビを踏み、向こう側へと駆け出した。廊下は客室へ続くいくつかの扉があり、その向こうで左に折れ曲がっていた。
客室へ逃げ込んでも、あの死者どもを防ぐことはむずかしいだろう。ギコは扉を通り過ぎ、曲がり角へ向かった。既に背後ではゾンビ達が起き上がり、食物を求めて徘徊を始めたが、ギコには見る余裕がなかった。
―――必ず生き延びてやるぜ、ゴルァ。
走りながら、ギコは思った。その目には、希望の光が宿っていた。
ギコの姿が曲がり角の向こうに消えた。ギコの生きるための戦いは、まだ始まったばかりだ。もっともこれは、彼だけに限ったことではないのだが。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/11 22:38 ID:ghTf6AWe
>>113-115
イイ!面白かった。
セブンティーンさんの方はキャラがもう出てるけど、>>◆QO6xxDyBVQさんのはこれから誰が出るかが楽しみ。
二人とも頑張ってください。

117 :生きるための戦い(後書き) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/11 22:43 ID:mGMsA4I9
皆様、「面白いから続けて欲しい」「続けてもいいと思う」などのレス、ありがとうございます。頑張って続けようと思います。
第2章「生きるための戦い」いかがでしょうか?個人的にギコはかなりカッコ良すぎ&強すぎになりすぎたかな、と思っているのですが・・・・。
その辺も含めて、いろいろとご指摘いただけると嬉しいです・・・・・。

118 :バザール:04/01/11 23:27 ID:5qIZcKVY
もうなんでもいいからかいてくれ!!

119 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 00:13 ID:9GJ7Rw5O
「モナアアアアアアアアア!!!」
モナーは突然叫び始めた。腕が・・・腕が!
「どうしたのじゃモナー?」
妹者はモナーの腕を見て、状況を理解した。
「なんじゃ、その腕は!ど、どうしたのじゃ!!」
モナーの腕が青白く変色している。そして、腕の中で何かが蠢いているのか、ぐにぐにと動いている。

そして、激痛は更にモナーを襲う。
「あっ・・・あっ!!モナ・・・モナアァァァァアアアァア!!!!」
更に血の気が引いていき、すでに「それ」はモナーの二の腕まで侵食していた。
これは!?――モナーにも妹者にも思い当たる節があった。

アレだ、あの時だ。

ついにモナーの右腕か出血が始まり、血の赤と、何の色かもわからぬ透明な液体が流れ出た。
妹者は考えた。この状況は、まずいのじゃ。モナーは、このままでは死んでしまう。どうしよう、どうしよう?

もし、この状況で母者なら―――?

        −腕の一本でもぶった切ってやんな−

声が聞こえたような気がした。
「モナー!!すまんのじゃ!!!」
妹者はポケットからナイフのような刃物を取り出すと、モナーの右腕を一気に切断した!
モナーの腕は腐食していて簡単にずり落ちてしまった。ぼろぼろと、肉片も。
「モッ、モッモナァァァァアア!痛いモナ!痛いモナァァァァ!!」
確かに麻酔無しでの切断手術は痛いかもしれないが、腐食していて落ちやすかった。不幸中の幸い?なのじゃ。
「モナー、耐えるのじゃ!ここで耐えないと、ゾンビ化がまた始まるのじゃ!」
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァァァァ、ハァ、ハァ・・・・・」
モナーの呼吸が落ち着いてきたのを妹者は確認して、自分の服の袖を切り、止血の応急処置をした。

「はぁ、はぁ、それにしても・・・」
モナーはちらっと「自分の腕だったもの」にめを向けた。それは、まだ蠢いている。
「モナの腕はどうしちゃったモナ・・・?」


120 :バザール:04/01/12 00:19 ID:8eizRNzB
す・・・すばらしぃ!

121 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 00:26 ID:9GJ7Rw5O
「モナー、やっぱりあの時じゃ。あの時しか考えられないのじゃ。」

――確かにそうであった。あの時以外には(空気感染とかがないなら)考えられない。

「――ゾンビ」
モナーの口が自然に開いた。妹者に向かって話したわけではなかったが、とにかく。
「そのようじゃ。わらわもこうするしか方法が浮かばなかったのじゃ!モナーの腕だけで済ませるしかないと・・・」
「気にすることないモナ・・・。現に、腕は失ったけど命があるのは妹者のお陰モナ・・・。」
「モナー・・・。」
二人は少し黙った後、とりあえず、感染の心配もあるので病院へ向かうことにした。とりあえず、治療だ。

「モナ・・・妹者、ちょっと肩を貸してくれモナ・・。」
「わかったのじゃ。」
モナーの左腕を妹者の肩にかけたときであった。モナーの目は『それ』を捉えた。
『それ』はモナーの腕だったものの中から生まれていた。正確には、生まれ出たのだ。
モナーの腕だったものがぶちゅぶちゅと音を立てて破壊され、その中から姿をあらわしたのは
いつぞや、テレビで騒がれていた「スカイ・フィッシュ」のような生命体だった。
この生物――いや、スカイ・フィッシュは生きている!モナの、腕の中で!

「うぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
モナーは叫ぶと、自分の腕だったものを思い切り踏み潰し、スカイ・フィッシュもろとも破壊した。
ぐちゅっと鈍い音がして、モナーの腕だった肉片が足元一面に広がり、出血もすごかったがモナーの意識は既に危機の状況であった。
「とりあえず、病院へ行くのじゃ。」
妹者の声で、現実に戻された。しかし、二人とも、同じようなことを考えていた。

本当に、モナは家に帰れるモナ?


【生存者 残り10名】

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 00:29 ID:sKD2+6Ql
面白いです!スカイフィッシュ登場がオリジナリティあってイイ!

123 :バザール:04/01/12 00:31 ID:8eizRNzB
ふむふむ!それでそれで!?

124 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 00:37 ID:9GJ7Rw5O
すいません、ちょっと休憩します。
スカイフィッシュに関してはググったりして参照されたし。
ちなみに、早速のネタバレですが、このストーリーの感染源はスカイフィッシュ(+α)です。
すべてがスカイフィッシュではないですが、主にゾンビはこれで感染です。
オリジナルなのでツッコミはできるだけ容赦されたし。
続きについては明日休みなので、今日深夜3時にうpできたらうpります(笑

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 00:38 ID:sKD2+6Ql
>>124乙です

126 :バザール:04/01/12 00:39 ID:8eizRNzB
がんばってください!

127 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 00:41 ID:9GJ7Rw5O
ありがとございます。できるかぎり頑張ります(^^;)

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 01:23 ID:e6BuV/VG
>>119の母者の台詞(?)がそれっぽすぎて笑いました。
頑張ってください。マターリ待ちますYO。

あと、「もうちょっとここはこうしたら…」な意見いいですか?
『ぐちゅっと鈍い音がして、モナーの腕だった肉片が足元一面に広がり、出血もすごかったがモナーの意識は既に危機の状況であった。』
この文章、『出血がすごい』のが『モナーの腕だった肉片』の事か『モナーの腕(肩?)』の事かわからず、ちょっと読みにくいなと思いました。この場合、
『ぐちゅっと鈍い音がして、モナーの腕だった肉片が足元一面に広がった。出血がひどいこともあり、モナーの意識は既に危機の状況であった。』
…というように、文章を二つに区切ってしまっても問題ないかと思います。

執筆頑張ってください。応援しています。

129 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 01:28 ID:9GJ7Rw5O
>>128
気をつけます(^^;)確かに長文は二文に区切ったほうが読みやすいですし
意味も通じますね。ありがとございます。

ちょっと寝ます(−_−*

130 :バザール:04/01/12 14:19 ID:8eizRNzB
ageますよ

131 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 16:24 ID:COmAfPn/
その大声を、モララーは山中で聞いた。すでにモララーとネーノは深い森の中へ進入していた。
「今の声は・・・」
「モナーじゃネーノ?なんかあったんじゃネーノ?」
「やっぱりそうか・・・無事であればいいんだけど。」
「無事ってことはねーんじゃネーノ?大声でさっき叫んでたし、緊急事態なんじゃネーノ?」
「そうだよな・・・。とりあえず、僕らも先を急ごう。」
「それがいいんじゃネーノ?」
二人の呼吸は微妙に噛み合ってなかった。良心ぶったモララー、偉そうなネーノ。確かに。
性格の不一致からか、喋る回数も少なくなっていた。

モララーとネーノが森の中にある道路を歩いていると、そこに一台の車が止まっていた。
今まで人間は一人も見当たらなかった。もしかしたら、いるかもしれない。
早速二人は車に近づき、運転席を見た。 ―――いる。

しかし、気を失っているのかぐったりとしている。それはハンドルに対しぐったりと前傾姿勢になり、
車の窓からは異様な匂いを発していた。これは、尋常ではない。
モララーは窓をどんどんと叩き、意識の有無を確認したが反応はない。生きているのか?
「割るのが最善の策じゃネーノ?」
突然ネーノがその辺から大きな石を持ってきて車の窓ガラスに投げようとしている。
確かに、この状況じゃ彼を救うには窓に風穴を開けるしかないのかもしれない。
ネーノはおもいきり助手席側の窓に石をぶつけて窓ガラスを割った。割れた窓から手を差し入れて鍵を外し
助手席に乗り込んだ。モララーが、大丈夫ですか、と声をかけたとき、ようやくそれは目を覚ました。

「ううぉぅぉぉおおおぅぅぅうう・・・・・」
それは、人の形をしていたが人ではなかった。いくら激しくハンドルに顔面をぶつけてもここまではならないだろう?と思わせるほどの
顔面の腐食、出血だった。そしてガラスが飛び散ったときの反動であろうか、ガラスが肉体にズブズブとめり込んだが、
肉の中へ沈んでいって見えなくなった。 ――こいつはッ・・・こいつはッ!ゾンビッだッ!
ゾンビはモララーの腕をつかんでいる。ものすごい腕力、よく見るとゾンビは女性のような顔立ちをしている。どうでもいいけど。
「ネーノ!ヤバいかもしれない!助けてくれ!」
命乞いまではいかないが、ネーノに助けを求めた。しかし、ネーノの姿はどこにもなかった――
「ネーノ!何してる!こいつはッ!こいつはッヤバいッ!何とかしてくれェッ!」


「―――そのセリフ、待ってたんじゃネーノ?」
再び大きな石を持ったネーノの姿が運転席側の窓に映ったのを、モララーは確認した。

132 :バザール:04/01/12 16:32 ID:8eizRNzB
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!




133 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 16:33 ID:sKD2+6Ql
キターーーーーーーー!!

134 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 16:36 ID:COmAfPn/
ガシャーンと音が鳴ったのと同時に、モララーを掴んでいた腕はぴくぴくと痙攣を起こしていた。
ネーノが投げた石は、反対側(運転席側)の窓ガラスを突き破りゾンビの頭に命中。
ゾンビの頭部はぐちゃぐちゃと見たこともない―ロッ○ンにはたくさんありそうな―モノになっていた。

「ネーノ、ありがとう!助かったよっ!」
「気にすることないんじゃネーノ?まぁ、お互い助け合うのが一番じゃネーノ?」
「そうだな。ネーノ、本当にありがとう。これからはお互い助け合っていくんだからな!」
「それが一番じゃネーノ?それにしても、こいつの正体、意味わかんねーんじゃネーノ?」
二人はすでに車から降りていたが、ちらりと車の中の肉体を見た。頭部はぐちゃぐちゃだが
胴体は服を着ているせいか、綺麗なままだ。指にはきらりと光る指輪。結婚指輪だろうか?
「・・・これは・・・・ゾンビとしか考えられないな・・・。」
「・・・それしかないんじゃネーノ?つまりは、ここから脱出ってのも相当難しいことなんじゃネーノ?」
「あぁ、どうやらそのようだ。ネーノ、この車を預かろう。とりあえず、色々物資が必要だ。町の中心部へ向かおう。」
「それがいいんじゃネーノ?ガソリンもねーし、補給しに行かなきゃいけないんじゃネーノ?」
「そうとわかれば早速行こうか。」
モララーは遺体をその道路に捨てると、車のエンジンをかけて出発する準備を整えた。
しぃ・・・今、君はどこにいるんだい?唐突にしぃの事が頭に浮かんだとき、モララーはこれまたふいに、
遺体の指から指輪を外し、ポケットからキーを拝借してポケットにしまった。この指輪は・・・とりあえず、もらっとこ。

遺体に手を合わせ、ネーノが助手席に乗り込んだところで、モララーは車にキーを刺して車を発車した。

【生存者 残り10名】

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 16:54 ID:sKD2+6Ql
続きキボンヌ

136 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 16:56 ID:COmAfPn/
>>135
夜にうpします。

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 16:57 ID:sKD2+6Ql
>>136何時頃ですか?

138 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 17:09 ID:COmAfPn/
>>137
9時ころですかね。不定期なんでわかんないっす(−−;

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 18:17 ID:e6BuV/VG
モララーまさかその指輪しぃにプレゼントする気じゃあるまいなっ!!?;

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 22:13 ID:sKD2+6Ql
まだ〜?

141 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 22:33 ID:qgj6aAFW
モララー達が車を運転しているころには夜になっていた。
ギコ・ジエンのグループは既に今日の寝床を定めようとしていた。とにかく睡眠は必要だ。
「なぁ、ジエン。とりあえず、3時間交代で寝よう。いつゾンビに襲われるかわからないからな。」
「三時間コウタイ!ソレイイ!ジャァサキニギコガネロ!ジエン、ヨルニハツヨイカラダイジョウブダ!」
「いいや、ジエン、お前が先に寝ろ。経験が浅いおまえにはプレッシャーに耐えられないだろうからな。」
「・・・?『ケイケンガアサイ?』ソレジャァギコハコノプロジェクトヲヨクシッテルノカ?」
「ん?い、いや、そういうわけじゃないけどな。オレの方が夜型だろうと思ってさ。」
ギコはちょっと微笑んだ。
「ソウカ。ソレニシテモサッキノニハオドロイタゾ。マサカギコガアソコマデヤルトハ。ザッカヤデテニイレタハナビハソノタメダッタノカ。」
「ま、まぁな。とりあえず、何にもなかったからいいだろう?今日の寝床を探そうぜ。」
「オケーイ!ア、アソコニダンボールノイエガアルゾ!」

二人は何時の間にか商店街を抜けてしまっていた。商店街の奥には駅があった。
ぼろぼろの、「砂嵐駅」という看板が情けなくぶら下がっている。もうここにも誰もいないのだろう。
電車が一両だけある。もしかしたら乗り込めるのかもしれない。しかし、列車の走る線路の上には炎が炎上し、
このまま走っても大丈夫だろうか、というのが疑問であった。それよりとりあえず――
「ジエン、ここにしようか。とりあえず、中を調べてからだけどな。」




ジエンの返事がなかった。そして、姿も。



「ジエン?ジエンッ!?どこへ行ったッ!?ジエンッ!」

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 22:46 ID:sKD2+6Ql
どうなったんだ〜!!

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 22:51 ID:e6BuV/VG
生存者表示がないから続くんですよね?
書きながら投稿してるとかじゃ…ないですよね…?;

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 22:53 ID:sKD2+6Ql
>>143それでも面白いからいい。

145 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 22:54 ID:qgj6aAFW
神隠し?そんなバカな。さっきまでいたやつが本当にッ?いや、もしや?だとしたら、きっと――

「ジエン!オレの姿が見えているならオレの背中にくっつけ!」

すぐに重力がギコの背中にのしかかった。重い、だけど、この重さは『ジエン』だ。
ギコは商店街の方へ歩き、向かいながら「背中」に語り掛けた。
「ジエン、そこにいるのか。わかった。何もいうな。今、治療してやるからな。お前に見えるか?
商店街のほうを見ろ。あそこに医者ではないが薬屋がある。消毒液やら何たらでとりあえず治療だ。
いいか、先に言っておくが、オレにはお前の姿が見えない。声も聞こえない。
これはきっと――いや、ウイルスなんだ。お前は感染した疑いが強い。早くしないと、大変な事態になる。」
ジエンは何か話しているのだろうか?何か言っているのだろうか?
言っているうちに1分ほどで薬屋に着いた。幸い、誰もいなかった。いや、ゾンビの話だが。

これだっ。消毒液とガーゼを雑にぶん取ると、ガーゼに消毒駅をぐちゃぐちゃとかけた。
「ジエン!意識があるか!?まだあるならお前の痛い部分をオレの右肩の上に乗せろッ!早く!」
すぐに右肩にも重力がきた。足か?
「具体的にどこだか、指し示してくれないか?この木の棒を渡す!」
落ちている木の棒を拾うと、透明AAに渡した。透明AAはそれを受け取り、指し示した。
「ここか。よしわかった。」
二の腕。ギコはそこへ口を当て、まず血を吸い取った。そしてそこへガーゼをぐるぐる巻きにした。
それだけではなく、他のガーゼで肩をきつく結び、全身への循環を防いだ。応急処置は、とりあえず。
「ちょっとだけ、ここで休もう。どうやら感染源はゾンビだけじゃないようだぜ、ジエン。
服は長袖を着ろ。顔には何か巻いておけ。じゃなきゃ、死ぬ。どうやら大変なことだぜ。
奴らは、飛べる。かわす術はない。それにはまず防御を何とかしなくちゃな。
これじゃぁ、裸で極寒の地に向かってなぜ寒いかわからないようなものだ!お前が服を着た後に全てを話す。とりあえず、着ろ。」

ギコは、ふぅ、とため息をつき、リュックから長袖の服を二人分、取り出した。

【生存者 残り10名】

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 23:03 ID:sKD2+6Ql
面白いです!頑張って続けてください

147 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 23:09 ID:qgj6aAFW
http://www.f2.dion.ne.jp/~nkd25/html/skyfish.html

スカイフィッシュ(別名ロッズ・rods)

−設定−
AAと人間に害をもたらす。
触れると、スカイフィッシュの頭部(先端)から出される微量の毒が人体に入り
それが脳までに感染すると、「ゾンビ」となり、今まで存在していた人格を失う。
またゾンビ→人体へは噛み付きや唾液といった感染源だがスカイフィッシュ→人体の場合は
直接感染で人体消失(透明化)・発声の消滅などの副作用も起こる。
しかし、スカイフィッシュはとても柔らかい生物なので直接皮膚に衝突しないと感染をさせない。
超高速で飛んでいても、服(Tシャツ程度も)破ることはできないほど微弱。
ゾンビの場合は噛み付きが主なので、人体の深いところまで侵食させる。
スカイフィッシュには♂♀があるが、生殖行動は♂×♂でもできる。
体内に子供を産み付けて、脳まで侵食するのが狙い。また、♀×♀も可。

148 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 23:12 ID:qgj6aAFW
>>143
ごめんなさい。半分思い付きで書いてます。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 23:14 ID:sKD2+6Ql
>>147ジョジョにも出てきましたよね(藁

150 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 23:35 ID:qgj6aAFW
>>149
ジョジョ6部大好きっこなので、もしかしたらかぶるところがあるかもしれないです(笑
ないようには気をつけますけども。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 23:37 ID:sKD2+6Ql
>>150面白いので無問題です(藁

152 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/12 23:47 ID:qgj6aAFW
>>150
ありがとう(〜^;
チャット化しとるね、ここもw

153 :143:04/01/12 23:58 ID:e6BuV/VG
>>148
いや、面白いから無問題ですけど、続きを待つ時間がもどかしくて;
すいませんでした

154 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/13 00:15 ID:Pxat47c6
>>153
いえいえ〜。
更新は大概が夜か深夜なのでその時間だけ覚えてもらえばいいっす。
あと、【残り〜】これが出ない限りは続いていますので、どうかよろしくお願いします。


155 :笑う狩人(1/3) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/13 15:24 ID:EWslyGiv
「一体何なんだよ?あいつら。これじゃまるで・・・・・・・」

映画じゃないか。

モララー(20代・プログラマー)は震える声で言った。彼は今、入ってきた扉の前に立ち尽くしていた。
「ちくしょう。何がどうなってるんだかさっぱりわからないからな!漏れが家でプログラムを作ってたら、いきなり変な奴が入ってきて連行された。目覚めたらゾンビが辺りを取り囲んでいる屋敷。もう、さっぱりだ!」
モララーは吐き捨て、部屋の中を見回した。大きな机と椅子が正面に向き合うようにして置いてあり、左右にこまごまとした物が並ぶ棚が据え付けられていた。おそらくはこの家の主であった者の、趣味が集められた部屋なのだろう。

156 :笑う狩人(2/3) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/13 15:24 ID:EWslyGiv
「武器は・・・・・何か奴らをなんとかできる物は・・・・ヒィッ!!」
突然、背後で扉が叩かれた。ゾンビどもがここへ入ろうとしているのだ!
「クソッ、何かないのか?お、アレだ!!」
モララーはパニックを起こしながらも、とにかく正面の壁に掛かっている猟銃を発見した。すぐに壁まで走り、手に取った。結構重たい。
銃口をのぞいて、何も仕掛けがないのを確認する。銃身を開くと、散弾が2発、その金色の尻を見せていた。よし、撃てる。
2発だけではとても弾が足りないので、弾を探す。探すまでもなく、机の上に一箱あった。箱を開け、中の十数発の散弾を全てポケットへしまった。
「これで準備万端だな・・・・。かかって来るならかかって来やがれ、ちくしょう!」
モララーは猟銃を扉に向けて構え、叫んだ。それに呼応するかのように、ゾンビが扉を破って侵入してきた。
即座に、猟銃の引き金を引いた。鉛の粒の群れがゾンビの肉を引き千切ったが、なおもゾンビはこちらへ向かってくる。モララーはためらわずに、もう一発撃った。今度は頭のほうに銃口を向けて。

157 :笑う狩人(3/3) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/13 15:25 ID:EWslyGiv
ゾンビの頭が粉々に吹っ飛び、辺りに血と脳漿とミンチ肉が散った。司令部を失ったゾンビは、ゆっくりと仰向けに倒れ、動かなくなった。脳を完全に破壊されては、いくら不死者と言えど生きてはいけない。
モララーは猟銃に散弾を込め直すと、再びゾンビの頭を撃った。今度は吹っ飛ばなかったが、貫通した鉛の粒は確実に脳の機能を停止させた。ゾンビは床に転がった。
こうして、ゾンビは一体、また一体と頭を撃たれて地面へ転がっていった。ゾンビを撃ちながら、モララーは自分が笑っているのに気がついた。つい先刻まで恐怖におののいていた自分が馬鹿らしいほどに。
その笑みは、殺人鬼が獲物を追い詰める時のものに似ているような気がした。巷に貼られまくっている虐殺コピペの虐殺者も、同じ種類の笑みを浮かべながら虐殺をしているのかもしれない。
ともかく、モララーは笑っていた。笑いながら次々とゾンビを射殺している。
こうして部屋へ押し入ってきたゾンビは、あらかた片付いた。モララーは猟銃を下ろすと、そのまま廊下へ飛び出した。笑みをそのままにして。
果たして、彼は生き延びることができるのだろうか・・・・・。

158 :笑う狩人(あとがき) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/13 15:26 ID:EWslyGiv
皆様、毎回感想をどうもありがとうございます。「笑う狩人」いかがでしょうか?
モララーはなんだかメチャクチャ狂わせてしまいました。しかもこの後味の悪い終わり方。まるでこの後天井が落ちてきそうな感じに仕上がってしまいましたが・・・良いでしょうか?もちろん天井を落としたりはしません。良いと言っていただけたら嬉しいです。
こちらは息抜きをしながら、気長にマターリと書いてます。皆様も気長にお待ちください。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/13 17:35 ID:ohBpGxcN
>>158
マジで面白いです!!次の更新楽しみにしてます!!

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/13 20:50 ID:kVKEzDV1
>>158
面白かったです。
これまで出てきたキャラクター達(モナー、ギコ、モララー)が同じ相手(ゾンビ)と戦うところに、
それぞれの個性がよく表れているところがいいと思いました。
これまでのような感じでキャラの個性を引き立たせて書いていけば、かなりいい物ができると思います。
頑張ってください。

161 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/14 20:38 ID:LbHJAgB/
しばらく続きが書けそうにないので保守ります。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/14 20:43 ID:qOHrFiBp
マジスか〜?ショック〜・・・

163 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/14 21:19 ID:1b7eM/zd
ガナーとしぃが沿道を歩き終わり、ちょうど街の中心部に入っていた。
ビル(といっても廃墟)立ち並ぶ場所だ。人の気配は、しない。
ドサドサッ!時にビルの壁が崩れた。その衝撃で回りのビルの壁がまた、崩れている。

「ここも、人がいないようね。」
「ソウミタイ。コノ街ニハダレモイナイノネ。」
「そのようね。ところでしぃちゃん、気付いてた?」
「エッ?ナニガ?」
「やっぱり気付いていなかったのね。」
ごそごそとガナーが布のバック(持参?)を漁っている。
「しぃちゃんも『手紙』書いたわよね?」
「テガミ?ドコデ?」
「どこでって、あの建物の中で書いたでしょ?手紙。」
「ア、アレネ!アレッテ『コメント』ミタイナモノナンジャナイノ?」
「何もわからないのね。あの紙の裏、見た?」
「ウウン、ミテナイ。オモテハ白ダッタケド、ウラハマッ黒ダッタノヲカクニンシタダケダヨ。」
「ああ、あれね、体温で色が変化する紙なのよ。」
「体温?」
「そう、体温。体ってのはいつでも微量の汗をかいてるから、それで色が変化したりするの。」
「ソウダッタノ!?シラナカッタ・・・。デ、イロガカワルトナンニナルノ?」
「これよ。」

ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!・・・・・・・


ガナーがバックから物を出そうとした瞬間。

「カラダノナカカラ・・・オトガスル・・・・・・!!」

164 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/14 21:36 ID:1b7eM/zd
同時だった。ギコ・ジエンも、その音を聞いた。
すでにジエンは姿までは見えないにしても、声だけは発声できる状態にあった。ウイルスが消えている証拠だ。
「オレの胸から音がする・・・誰かが近づいているのか!?」
「ギコ!?コノオトナンダ??ヤバクナイカ?サッキ、タテモノノナカデシヌッテイワレナカッタカ?ココヲハナレタホウガヨクナイカ?」
ギコが薬屋の外に出て、商店街を右左見た。――誰の姿も見えない!
「ちょっと待て、ジエン、オレ達が動いてないことからするとあっちが動いてる。つまり
あっちが、オレ達に、オレ達のエリアに入ってきたとしか考えられん。ここからは見えないが・・・。オレ達が迂闊に動くと
あっちから遠ざかれればいいが、もし逆に近づいた場合は無駄死にだ!とりあえず、動かないことだ・・・!」
ギコの声がそれ以上続かなかった。ジエンも、黙った。
----------------------------------------------------------------------------------------------------

時を同じくしてしぃとガナー。
「ガナーチャン?アタシバクハツスルノ?ネェ!?バクハツスルノ?ドウスレバイイノ?ネェ!?」
しぃはすっかりパニックに陥っていた。必死に、この恐怖から去ろうとしてるのか。
「・・・しぃちゃん。こっちへいらっしゃい。」
ガナーがふと後ろへ後退した。すると、相当音量の高かった胸の音が一つ、ボリュームが下げられたようになった。
しぃがそちらへ着いていくと・・・。

「キエタ・・・。」

耳障りだった音はすぐに消えた。これがさっき言っていた爆弾の恐怖だったのか。しぃは確信した。
「ガナーチャン・・・。」
「さっ、しぃちゃん、話は後よ。ここを離れましょ。」
「ア・・・アリガトウ・・・。」
「いいのよいいのよ。さっ早く。」

しぃは、ガナーにちょっとだけ「感謝」と「不安」を覚えた。

【生存者 残り10名】

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/14 22:19 ID:0zk90rUQ
おもしろい!!!

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/14 22:31 ID:GFRqir5W
>161
マジで?君の楽しみにしてたのに…

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/14 23:34 ID:q7R4QUp+
あぶねぇ〜。ハラハラした。

>>161
マジで!?残念…
まあ、書けるようになったら書いてくれ。マターリ待つよ。

168 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

169 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/15 06:05 ID:LOdEOmxh
この世の不安、安堵、憎悪など、これらは感情ではなく、神を通して生きている存在――。

おにぎりが宗教団体に入信していた頃、この教えは徹底していた。
教祖や幹部は間もなく捕まった(地下鉄で大人数を殺害した)が、おにぎりはその教えをずっと信じていたし
これからも信じていこうと考えていた。たとえ世間から見放されても、たとえ未だに童貞でも(彼女もいない)
たとえ毎日がイジめられる日々だったとしても、たとえ親が宗教の教祖に殺害されたという事実をまったく本人は知らなくても、
たとえ他人と話をすることが苦手だとしても、おにぎりは必死で生きていた。
その生きた中で、一番大事だと思ったことが、この教えだった。この教えは、正しいはずだ―――。ずっと、信じている。
僕が生きて帰って、必ずや、子供たちを、他人様から養子として頂いた大切な命を、育まなければいけない。
そうしなければ、ワッチョイ達はすぐに飢え死にしてしまう。貧しい、僕の家では。
しかし、おにぎりは思った。これは、逆を返すと、そうか、あの教えだ。逆を返すんだ。今気付いた。
逆だ。すべてを逆説で考えてみろ。不安は安堵、虚偽は真実。つまり、僕が帰らないことが
ワッチョイ達の為になるのではないのか?もしかしてこのまま僕が帰ったら彼らは親離れをできないのでは?
むしろ逆に、僕が子離れをできないのでは?そうか、全ては逆説だ。教祖の教えは正しいかもしれない。
それよりも――それよりも――・・・!

おにぎりの体と、発声能力と、その『人格』が今まさに失われようとしていた。

170 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/15 06:22 ID:LOdEOmxh
空気感染?まさか、そんなのがあったのかッ!?
今や、彼の体の右腕は完全に消えていた。そのことに気づいたのは、おにぎりだけであった。
「ぁゃなみ・・・これは一体・・・?」
「・・・! ウイルス感染しちゃったわね・・・。ワクチンなんてあるのかしら・・・!?」
辺鄙な場所を歩いていた彼らの近くに、病院や薬屋さえもなかった。ぁゃなみはどうする事もできなかった。

「・・・ぁゃなみ、今、まだ、僕は生きてるかい?」
「ええ、生きているわよ。貴方は死んじゃいけない、いや死なない。大丈夫、あたしがなんとかする。」
とはいったものの、ぁゃなみにできることは肩に布をきつく縛って透明化を妨げることだった。
しかし、これも長くは続かないだろう。
「ぁゃなみ、僕はもうダメだ。自分の体だからよくわかるよ。」
すでにおにぎりの右腕は完全に見えなかった。ぁゃなみは、戸惑っている。
「それよりも、キミにお願いしたいことがある・・・。君の持ってきた物の中に、紙とペンはあるかい?」
「ええ、あるわ。」
ぁゃなみは早急にバックの中からルーズリーフとボールペンを出しておにぎりの左腕に渡した。
おにぎりはボールペンのキャップを口で外すと紙にサラサラとつづり始めた。
「・・・これで、よし、と。・・・ぁゃなみ、僕は死ぬ。しかも、醜態を晒して。僕はそれを見られたくない。
ただ、まだ僕に理性がある内に、これを受け取ってくれ。君が生還したら、この紙を、子供たちに渡してくれ。
ちゃんと住所も書いてある。少ないが、貯蓄もある。全部使っていい。ただ、子供たちだけ、生活保護とかの
手続きとかをお願いしたい。お願いします。どうか、生還してくれ。そして、早くここを立ち去ってくれ・・・!」
ぁゃなみには返事をすることができなかった。無力な自分と、誰も守れない自分。
『自分』は、ぁゃなみにとって最弱の存在だった。あの時も、そして、今も。

ぁゃなみは、不安か、恐怖か、それとも感動か、とにかくいずれかの理由で涙を流す寸前だった。
おにぎりの体の消えるのは既に右半身を超え、左半身に入っていた。顔だけがすべて残っている。
消えるのも、時間の問題?それで本当にいいのか――?自分にそう問うた。


ぁゃなみ、きっと頼んだよ。


声が聞こえたような気がした。おにぎりの、いや、おにぎりという存在はそこにはすでに消え失せていた。

171 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/15 06:32 ID:LOdEOmxh
「おにぎりくんッ!?どこにッ?」
もう手遅れだとは悟っていても、ぁゃなみには諦めることはなかった。
もうダメなのに、あたしは逃げなきゃないのに!なぜ!諦めきれない!希望が、捨てられない!
あの時も!あたしは『八頭身』さんに助けられたときもだった!私は逃げろといわれたのに
結局戻ってきた。犬のように!意味がないのに!この状況も前と同じ!逃げなきゃいけないのに!
でも・・・・・やはり・・・・・・





・・・・・・・・・・・

時が経って、ぁゃなみは決心したようにその場を離れた。
さっきあたしがいた場所からはうめき声とも言える声が聞こえてきた。きっと、声の主はおにぎりなんだろう。
また、守られた。結局あの時と一緒だ!もう、どうにでもなれ。
あたしのちょっとだけ前を歩いていたから、おにぎりが感染したのか?いいや、そんなバカな。
でも、あたしは生きてやる。あたしは何人もの運命と人生を背負っている。死ぬわけにはいかない。

ふいに風が強く吹いた。ぁゃなみの手に握った、おにぎりの手紙が、カサカサと音を立てていた。

【生存者 残り9名】

172 :バザール:04/01/15 17:20 ID:+X16DmYR
あっげ

173 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/15 18:22 ID:RBLlJlCb
ぴんぽんぱーん。

拍子の抜ける音楽が流れた。すぐ後に、彼の声が流された。
「ぃょぅ。頑張ってるかょぅ?早速だけど、一名死亡者が出たょぅ(ある意味生きてるけど)。
一人になっちゃったやつは、結構不利かもしれないけど、しっかり頑張るんだょぅ。
こっちでは弱者救済システムを考案してるから、挫けずに頑張るんだょぅ〜。
それじゃぁ、またの放送をお楽しみにだょぅ。」

ついに死者が出たか・・・。ていうか弱者救済システム?なんじゃそりゃ?

ギコは首をかしげた。

【生存者 残り9名】

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/15 21:36 ID:Dmxn/wIr
続きが楽しみ

175 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/16 17:20 ID:dzfJJ5N2
やっと書けるようになったので、今書いてます。
週末までには上げようと思います。

176 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/16 17:21 ID:dzfJJ5N2
やっと書けるようになったので、今マターリと書いてます。
週末までには上げようと思います。

177 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/16 17:24 ID:dzfJJ5N2
スマソ、誤爆・・・・・

178 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/16 20:47 ID:uwX7jAY3
おやすみなさい。今日はねます。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/17 16:32 ID:9lCaFKcq


254 セブンティーン ◆6iW04TobYw sage New! 04/01/17 15:29 ID:jVE9SA16
糞スレですね?



180 ::04/01/17 16:43 ID:sUonXSc3
180ゲットー


181 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/17 21:21 ID:InygE8dT
保守ります。
上げる前に落ちたら大変なので・・・・。

182 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/17 22:07 ID:1hx8FCkd
自慰さげ

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/18 21:54 ID:a8mqjK/n
>>セブンティーンさん、◆QO6xxDyBVQさん
Wordでログ取りしてもおk?

184 :◇QO6xxDyBVQ:04/01/18 23:06 ID:dP0jD1WR
>>183
私の作品は取ってもかまいませんよ。
保管サイト立ち上げても、別に良いです。
ただ、コピペして他スレに貼りつけたりするのはご遠慮願います。
現在、jcom規制の為代行してもらっています。
早く復帰して欲しいです・・・・。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 00:16 ID:d0Nhw1Lc
>>184
あんた…本当に◆QO6xxDyBVQさん?
鳥に見えないんだけど。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 05:27 ID:W0yYYuvV
425 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/18 23:03 ID:1mHaPkRN
よろしくお願いします・・。
---------------------------------------------------------------------------
【板名】 AAサロン
【スレ名】 ††††AA BIOGHAZARDスレ††††
【スレのURL】 http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1073009055/l50
【名前欄】 ◆QO6xxDyBVQ
【メール欄】 sage
【本文】 ↓
>>183
私の作品は取ってもかまいませんよ。
保管サイト立ち上げても、別に良いです。
ただ、コピペして他スレに貼りつけたりするのはご遠慮願います。
現在、jcom規制の為代行してもらっています。
早く復帰して欲しいです・・・・。
---------------------------------------------------------------------------


187 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/19 07:28 ID:SgbG5Btg
>>184は偽者です。
>>183さん、ログ取りなんて全然おkですよ。
最近うpできませんでしたが夜にでもうpしようかと。


188 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 08:27 ID:RaqnhO/9
>>187
>>186をよく読めよバーカ!
代行スレの人たちに失礼じゃねーか!
勝手に横レスして人様を馬鹿にしてんじゃねーぞ!

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 12:21 ID:rkpd7gMt
糞コテあげ

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 16:49 ID:iD2f4Qm3
つまんね

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 17:09 ID:dC24qYhK
>>188
熱くなんなよ

>>190
俺はそう思わない

192 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/19 17:14 ID:eJqiQgH/
>>188
オレはなぜそこだけレス読んでなかったのだろう?ゴメン。


193 :バザール:04/01/19 17:15 ID:Vae56kUW
続き・・・見たい・・・

194 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/19 17:17 ID:eJqiQgH/
今うpすべきだろうか・・・

195 :僕は生きられる(1/4) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/19 17:28 ID:stwJ18qV
アアアァァア・・・・ナンテコトダ・・・・・。
ヒッキー(20代・無職)は、暗闇の中、ただ体を震わせていた。冷や汗がだらだらと頬を伝い、冷たい無機質な床に音も無く落ちていった。
今までの数分間、ヒッキーは生涯最大とも言える恐怖を味わった。数年間篭もり続けた家から、突如誰もいない建物に一人放り出されたあげく、おぞましい生ける屍に襲われたのだ。そして、それに追い討ちをかけるように聞こえてきたいくつかの銃声。
今、ヒッキーにできる事は、こうして震えていることだけだった。もし一歩外へと踏み出せば、ゾンビへと豹変したAAや、武器を持った生存者、そしてなにより自分自身の恐怖がヒッキーを襲うだろう。
そういった自らを襲う「敵」に殺されるよりは、ここで飢え死にする道を選ぶ方が良いと、ヒッキーは思っていた。
だが――――


196 :僕は生きられる(2/4) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/19 17:29 ID:stwJ18qV
ガチャリ、と音がした。ヒッキーのすぐ近くで。それは、ヒッキーのいる部屋のドアが開かれた事を示していた。無機質な床に足音が響いた。誰かが入ってきたのだ!ヒッキーはぎゅっと体を縮こまって、見つかりにくくしようとした。
しかし、それがまずかった。縮こまった時、どこかに体が当たって音を立ててしまったのだ。そして当然―――侵入者はその音に気付き、音がした方、すなわちヒッキーの所へと、歩み寄ってきた。
ヒッキーはさらに恐怖を来した。脂汗が顔を伝い、体が震える。心臓が喉から飛び出そうなぐらいに早く、そして強く脈打つ。
オワリダ。ボクハモウシンジャウンダ。イマニモボクノアタマハジュウデウチヌカレルダロウ。オトウサン、オカアサン。イマボクモユクヨ・・・・・。
足音はさらに近づいてくる。ヒッキーの額の真ん中辺りが疼きはじめた。多分そこらへんを撃ちぬかれるのだろう、とヒッキーは思った。

197 :僕は生きられる(3/4) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/19 17:30 ID:stwJ18qV
さらに足音は近づき、ヒッキーの真横あたりまで来た。そこで足音はしばらく鳴っていたが、すぐにヒッキーの方へとやって来た。目の前を、一本の強い光の線が照らした。ヒッキーが見守るうちに、それはあらゆる方向へ動き、やがてヒッキーを捕らえた。
ヒッキーは目が眩み、うめいて顔を腕で覆った。それと同時に、侵入者は悲鳴を上げた。それも、幼い少女の悲鳴だった。もっとも、恐怖で故障したヒッキーの耳には入らなかった。
「ヒィイイイィイイィイイ!!!!」
ヒッキーは悲鳴を上げて、その場にうずくまった。頭を抱えながら、喚いた。
「ヤメテクレ!!コロサナイデクレ!!ボクハシニタクナインダ!!ワァアアアァァアア!!」
とにかくヒッキーは喚いた。しかし、しばらくしてある事に気がついた。侵入者は一向にヒッキーに襲いかからないのだ。
「アレ・・・・?」

198 :僕は生きられる(4/4) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/19 17:30 ID:stwJ18qV
我に返ると、ヒッキーは顔を上げた。光が差してきた方向に、顔を振り向けた。
どこかの学校の制服を身につけた少女が、そこに立っていた。ライトが取りつけられた拳銃を華奢な両手でしっかりと握っている。さらに目を上へ移動させると、狼狽した表情が、その顔に浮かんでいた。
「ごっ、ごめんなさいなのじゃ!!大丈夫なのじゃ?」
いきなり少女が喋った。ヒッキーはうなずいた。少女の顔に安堵の表情が浮かぶ。
「そう・・・それは良かったのじゃ。驚かせてすまないのじゃ」
ヒッキーは立ちあがり、そして言った。
「イイヨ。トコロデキミハダレ?」
「妹者なのじゃー。じゃあ君は誰なのじゃ?」
「ボク?ボクハヒッキー。タダノヒキコモリサ・・・。」
言いながら、ヒッキーはこれまでの恐怖が急速に薄れていくのを感じた。
(マダ、ボクイガイニマトモナAAガイル。ナンダカキボウガウマレタヨウナキガスル。ボクハ、イキノビレル・・・・。イキラレルンダ・・・・。)


199 :バザール:04/01/19 17:39 ID:Vae56kUW
>> ◆QO6xxDyBVQ
ごめんヒッキーあんまりよくないや・・・

200 :僕は生きられる(後書き) ◆QO6xxDyBVQ :04/01/19 17:54 ID:stwJ18qV
第4章「僕は生きられる」どうでしょうか?
週末には上げると約束していたので、大急ぎで仕上げていざ上げよう、と思ったら「JCOM規制中」ですから、ほんとビックリしましたよ。
とりあえず>>183様へのお返事だけでも書こうと、代行スレを利用させていただいた訳なんですが、それが元で一騒ぎ起きてしまったようで・・・・、本当に申し訳ありません。
ヒッキーは「逃げ腰」キャラの代表として書きました。今回彼に見せ場があまりないのはそのためです。妹者に見つけられて生への希望を見出したようですが、果たして彼は道を切り開けるのか・・・・・・。
これからも、どうかよろしくお願いします。


201 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 19:31 ID:uGLjBdG7
AA貼らんのか?
よそへ行けシッシッ

202 :(・∀・):04/01/19 20:27 ID:zmi37kFH
あの〜俺も書きたいんですが、ダメですかね?

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 01:01 ID:/48fLGUz
>>200
◆QO6xxDyBVQさんの方はオープニング読むとあと七人登場予定か…楽しみです。
ヒッキーが逃げ腰キャラなのも他のメンバーと違っていいと思う
個人的に妹者の設定がなんとなく気になる罠。

>>201
空気読めてないお前がよそへ行けばいいだろ
「AAに関してはなんでもあり」の板なんだしこのスレにはもうこういう空気ができてるし
よそのスレでやった方が叩かれるって

>>202
いいんでない?でも書く時はトリップつけた方がいいと思う。

204 :(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/20 06:56 ID:gyVOwj4X
>>203
分かりました。今日の夕方頃に書きますね。

205 :プロローグ(1/2) (・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/20 18:47 ID:gyVOwj4X
ではちょっと書いてみます。

それは1つの小さな過ちから起こったものだった…。

〜バイオハザード〜
生物災害を指す新語。
人間や自然環境に対して脅威を与える生物学的状況や、生物学的危険を言う...。

今、研究に没頭中の彼の名前はギコ=ハニャーン。モナブレラの研究員だ。
「もうちょっとでスゴイ薬が完成する…。」彼は薬を作っていたようだ。
感染力が物凄いウィルスに対するワクチンを…。
「ちょっと散歩にでも行くか。機械に任せて。」ギコは言った。
この機械はオートメ−ションで働くらしい。
しかし、この事がきっかけで周辺地帯が地獄と化す事を誰も知らなかった…。
何分か経った後、社内放送が流れた。
「危険、危険、この社のB5階、研究室からバイオハザードレベル1を確認。全てのシャッターを下ろします。」
もう逃げる事は不可能。すべての脱出路は無くなった。後は死を待つばかり…。
社の周辺地帯、半径5qも電磁シャッターで閉じられた。
「な、なんだゴルァ!!」ギコは自分の過ち…いや仕組まれた罠を知らなかった…。

206 :プロローグ(2/2) (・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/20 20:39 ID:gyVOwj4X

「バイオハザードレベル2を確認。ウィルスはB5階を支配…」
機械の冷たい声で社内放送が流れた。
「もしかしたら…」ギコは自分のノートPCで仕事を任せた機械の情報を調べた。
「ゴ…ゴルァ!?」機械が何者かの手によって改造されている…。
行動履歴
1、試験用ウィルスをサーチ。
2、ウィルスを2等分に。
3、1つは保管、1つは散布。
「バイオハザードレベル3を確認。ウィルスは地下を侵食…」
とうとう地下は侵食されてしまった…残るは地上…
しかし、ギコはそんな事を考えている暇はなかった。
「ウィルスの2分の1はどこに行ったんだゴルァ!!」
あたふたしている内に次の放送が聞えた。
「バイオハザードレベル4を確認。100%感染確認。10分後にシャッターを開放…」
「シャ…シャッター開放だと!?」ギコは驚いた。
このギコ研究員が調べていたウィルス、感染すると即死。生ける屍「ゾンビ」として動き始めるのだ。
ゾンビから攻撃を受けたらたちまち感染。同じくゾンビとなる。史上最凶ウィルスであった…。
死のサバイバルが始まる────。

207 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/20 22:06 ID:rSylN6bB
(・∀・) ◆RqaG8iCjwk 様
面白いです!お互いに頑張りましょう!!
しかし、一つ言っておきたい事があります。
文は全て出来上がってから一気に貼りましょう。割り込まれやすくなります。
それでは、ご健闘をお祈り致します。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 22:36 ID:X9Fzv40v
ここは”AA貼ってはならない”という暗黙の了解でもあるのか?

209 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/20 23:44 ID:4A0insaC
放送が流されたとき、モララーはネーノと共に車に乗っていた。ふいにモララーが声を発する。
「なぁ、ネーノ。今になってもわからないんだが、これってなんなんだろうな。」
「これって、AAバイオハザードのことじゃネーノ?」
「ああ、そうなんだけど、やっぱ僕には理不尽にしか感じられないんだ。このプロジェクト自体が。」
「まぁ、普通そうじゃネーノ?そうじゃないほうがおかしいんじゃネーノ?」
「そうだな。でも・・・あッ!」


モララーの目は車の直線状に一つの動く影を見つけていた。

「やばい!ネーノ!前に ――――!!!」


どんッ!


・・・

・・・


轢いてしまった!生きているか!?もしや即死か?
モララーとネーノは車を降りると、そこに一人のAAが倒れているのを見つけた。そのAAは明らかに腐敗し、妙な匂いがした。
いや、動いている。生きている。しかも、うめいている。息が、あるのか?
こいつは、もう、それになっているのか?いや、あるいは。そうなってしまったのだろう?


『頭が三角形』の、変色して『緑色』をした―――AAが、そこにはいた。

210 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/21 00:23 ID:1SZ7f2h9
「お、おい、コイツは、『おにぎり』じゃネーノ!?なんか変色してんじゃネーノ?」
モララーも見る限り、それはおにぎりであった。確かに、変化はあるが。
「ああ、こいつは、そうだよ、おにぎりだ。どうしたんだろう?」
「モララー、こいつから離れたほうがいいんじゃネーノ?こいつは・・・『始まってる』んじゃネーノ?」
「そうかもしれない・・・。でも、こいつにはまだ意識があるかもしれない。AAとしての。連れて行こう。」
「バカじゃネーノ!?いや・・・こいつにはもうないんじゃネーノ?この変色や傷を見る限り。
オレは連れて行くことに賛成できないんじゃネー」

ネーノの言葉は途中で途切れた。モララーが、どうした、とネーノに声をかけるとネーノは別の方向を見ていた。
汗をかいて、そして震えて。

「ヤバいんじゃネーノ?モララー。」
「ああ、確かに、これは、まずいとしか言えないよ。」


山道。そのモララーとネーノが車に乗ってやってきた方向及び、進路方向がゾンビに囲まれているのだ。

「ネーノ、どうしようか?このままじゃ死んじゃうなぁ。」
ははは、と今にも笑い出しそうな笑顔でモララーは言った。
「やっぱこれっきゃねーんじゃネーノ?」
ネーノもちょっとニヒルな笑いが似合う笑顔だった。

二人の考えは一緒だった。そして、方法はそれしかなかった。
素早くおにぎりを後部座席に積み、モララーとネーノも車に乗り込むと、エンジンを思い切りかけた。
今度はネーノが運転の順番だ。
「行っけぇぇぇ!ネーノォ!」

声に合わせたのか?定かではないが、ネーノは車を全速力で発進させると、前方のゾンビの群れに突っ込んだ!
「モララー、ちゃんと窓は閉めてあるんじゃネーノ?」
「ああ、オーケイ。大丈夫だよ。あとは車のパワーに任せてなんとか乗り切らなければ!」

ゾンビの群れの中を車は走っている。サイドミラーも、ボンネットも、全てがゾンビ状態。
ここは地獄かい?
夜だが、月の光さえも入ってこない。こいつらのせいで。あと、少しだ。あと少しで光が――

その時だった。ガブ、とこもるような、まさに肉をかじるという表現が正しいような、音が聞こえた。
ネーノ、彼自身さえも最初気づかなかったようだ。彼の肩が、おにぎりに噛まれているなんて。

211 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/21 00:25 ID:1SZ7f2h9
ちょっと中途半端なところで今回は切ります。
セブンティーンさんの次回作にご期待ください。

〜終〜

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/21 02:07 ID:iHgev+HO
ぎゃあああああ((( lil゚Д゚))
ねねねネーノがあぁ!!!

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/21 16:29 ID:8TNkXDfz
面白いです!続きが楽しみ!

214 :恐怖(1/1)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/22 06:55 ID:kzZsHDsp
「9分後、シャッターを開放…」
感情の無い機械の声が響いた…。
「ガクガク(((((゚д゚;)))))ブルブル…」ギコは恐怖でいっぱいだった…。
友だちの事…親の事…色々な事が脳裏によぎった…。
「俺は…死ぬのか…」
「8分後、シャッターを開放…」

「ゴルァァァァァ!!」ギコはいきなり走り出した。
もう、何も考える暇は無かった…。ただ走り続けるだけ…。
               ガッ!!
ギコは何かにつまづいた。それにうしろから銃を突きつけられたようだ。
「ど…どうした?う…撃たないのか?」ギコは言う。
「その声は…ギコか!?」
「い…いかにも。おお…俺はギコ=ハニャーンだ…」
そいつは銃を戻した。
ギコは振り向いた。
「モ、モララーじゃないか!!」ギコは喜んだ。
そいつの名はモララー。同じ研究所で働いていた。
「最近どうしてたんだモラr…」
「シッ!!静かに…」
                  ガサガサ…
「動くな!!」モララーは銃を突きつけた。
「ヒィッ!!」結構高い声。
そこには────────。
ちょっと中途半端なとこで切りますね。次回は明日の夕方頃うp予定です。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 19:41 ID:sMa74yg8
age

216 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/22 21:03 ID:qNeYzJqe
最初にそれに気づいたのは、当然のことながらネーノであった。
「うがッ!なッ、なんだコイツッ!噛んでるんじゃネーノッ!?」
その表情は苦悶して歪んでいる。アクセルを踏む足が少し緩んだが、すぐに持ち直した。
「やめろッ!おにぎりッ!ネーノから離れろ!」
モララーの制止におにぎりは応じる様子はない。ただ、じゅるじゅると唾液と溶解液の混ざったような
液体を口から吐き出しながら、ネーノにしがみつき、噛んでいる。歯はずぶずぶとめり込み、
奥深く、下手したら骨の近くまで到達しているのかもしれない。さらにネーノの表情は歪む。
「モララー・・・このままではここさえも抜けられないままオレ達は死ぬんじゃネーノ・・・?」
「ネーノ!?弱気になるな!とりあえず、おにぎりをお前から離せば!!」
「ああ・・・とりあえず、後ろの席の岩、取ってくれると助かるんじゃネーノ・・・?」

モララーは必死だった。いやむしろ、『悟って』いたのかもしれない。ネーノのあの表情。
青ざめているて血の気がないようだ。あれはすでに――始まっている、変化が。

ネーノはさっきから車に乗せたままだった岩(脳漿が付着している。さっきのゾンビの肉片か?)を自分の膝の上に置いた。

217 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/22 21:24 ID:qNeYzJqe
「ハァ・・・ハァ・・・」
ネーノの呼吸は荒くなり始めた。相当キているんだろう。
ネーノが膝の上に置いた岩は相当な重さだ。後部座席に置いているのを持つのが大変だった。
こいつは、何をする気だろう?おにぎりの頭をバックリと――ザクロやアケビのように割るのか?

しかし、モララーの考えとはまったく違うものだった。ネーノはすらすらと何かにサインするような素振りを見せた。
その次の瞬間だった。ネーノの乗っていた運転席のロックをまず外した。そしてドアを開けると
ネーノはドアから飛び出した、おにぎりと共に。大声で叫びながら全力を出してドアを閉めた。
何を思っているんだ!!!

「ネーノォォォォォ!」

一瞬の出来事だったが、モララーはネーノの真意を知った。その上で、運転席側のドアにロックをかけた。
ネーノが降りた後も車は動いている。モララーは運転席の足元に大きな岩が置いてあるのを見つけた。
その岩は、アクセルをしっかりと踏んでいた。ネーノは、運転席の窓から見る限り、数十、いや数百のゾンビに食われていた。

「ネェェノォッッ!!くそォォォッ!!!」

数十秒間の出来事だった。瞬間に、ひとつの命が失われた。命だけではなく、生まれたばかりの信頼も、友情も。






モララーは涙を浮かべて車を走らせていた。もう、町の中心部が見えてきた。明かりは一部だけで、他は月明かりだ。

彼が死んでしまった以上、この命はもう、僕だけのものではないのだ。初めて得た『友』との友情、それは一瞬で失われた。
そして、これだ。クラクション部分に張られた紙(これも何かベトベトするもので張られていた。肉だろうか。)。
それには、死にゆく彼の最後のメッセージが残されていた。オーケイ、最後まで生きてやるよ。
任せとけ、僕は絶対に、負けない。


――『オマエと仲間になれて、良かったんじゃネーノ?』――



【生存者 残り8名】

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 01:05 ID:D5GkI9FI
乙。
ネーノの最期なかなかよかった。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 17:32 ID:VracG+sN
マジ良かった!

220 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/23 18:26 ID:1GwB8eUB
どーもです。今日また張りますんでよろしく。

221 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/23 19:09 ID:1GwB8eUB
ガナーとしぃは一時の安息を得ていた。心臓部分から警告音が鳴っていたときよりは
幾分落ち着いたようだ。今も深夜ということで、見つけた民家に身を落ち着けている。
この民家は二階建てで見晴らしもよい。町の中心部の景色もよく見える。今は二階に立て篭もっている状態だ。
民家内でいろいろと手に入ったものもあったので、今日はもう就寝。
「さて・・・と。調達物もいろいろ手に入ったし。じゃぁ今日は寝よっか。」
「ソウダネ。デモヤッパリナンダカネムレナイ・・・。ムネガドキドキシテル。」
「そんなときはこれよ。」
ガナーはバックから瓶を取り出し、中から錠剤のような粒をひとつだけ出した。
「睡眠薬。とにかく、今は睡眠をとるのが一番よ。3時間交代、とりあえず、眠りましょ。
わたしは3時間見張ってるから、ぐっすり眠っててね。」
「アリガトウ。ンジャナンカワルインダケド・・・サキニネチャウネ。オヤスミ。」
そういうとしぃは錠剤を口に運び、その後数分で眠りについた。身体は正直なようだ。



―「さて、これからどうしようか。」
眠りについたしぃを横目にガナーが独り言を言った。
「生きて帰るには、やっぱりアレが必要だわ。」
そういうとガナーはすくっと立ち上がり、民家の中を深く物色した。食器棚や台所、茶の間だけではなく
箪笥の中や押入れの奥に至るまで。そしてようやく――
「あった。」
ガナーに安堵の表情が浮かぶ。これがあれば、大丈夫かもしれない。



その時、ガナーの耳には犬の鳴き声が聞こえてきた。息の荒い、とても大声で大量の。

222 :悪夢の始まり(1/1)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/23 19:22 ID:wNWMOdzk
そこにいたのは小さな生き物…
「おい!!お前は誰だ!?」モララーは言った。
「ガクガク(((((・∀・;)))))ブルブル」小さな生き物は恐がっていた。
「こいつ…ジサクジエンか!!」
「ジサクジエン?」モララーが問う。
「ジサクジエンは、かくかくしかじか…なんだよ。」
「なるほど。で、お前喋れるか?」
「ジサクジエーン。」
「喋れるのか。ギコ、こいつを連れて行くか?」
「ま…まぁ、損にはならないだろうし…」
「ナカマ!!カコイイ!!」
「じゃ、行くか!!」モララーは朗らかに言った。
「でも、どうするんだよこれから。」
考えている途中に声が聞こえた。
「7分後シャッターを開ほ…シャッタ…かいほ…ア…シャタ…」
「電波キタ───((゚(゚∀(゚∀゚)∀゚)゚))───ッ!!」
「壊れたか!?」
「シャ…シャッターかか…かいほ…開放します…」
「な、なんだってーっ!!(AA略」
               ガガガガガ…
どんどんシャッターが開いていった。同時に辺りに血の匂いが漂う…
「逃げろ!!」モララーが指示した。

「あ゙…ゔあ゙ぁ…」遠くからうめき声が聞えてきた…

223 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/23 19:23 ID:1GwB8eUB
しまった、囲まれてしまった。
現在二階にいる彼女達はただ一つの階段を使わないと外に出ることはできない。二階から飛び降りるということも
可能かもしれないが、足にケガでもしたら大変だ。この高さでは。
とにかく、囲まれている。この状況は、とてもまずい。彼らは、ただの犬じゃない。ゾンビ犬だ。
生きてる者の香りをかぎつけているのだから階段を上るなんてことは容易い事だろう。
何よりも厄介なのはあの牙とスピード。とにかく、今のままじゃここからは逃げられない。
でもさっき見つけたアレがある。ここを乗り切るにはこれしかない。

ガナーがその民家で探していたものは2つだった。そして両方見つけた。その内の一つを押入れから取り出し、ベランダから身を出して外へ投げた。
ゾンビ犬の鳴き声はすぐ近くだ。とりあえず、無駄な抵抗としてドアにカギをかけた。
階段と二階を繋ぐ唯一のドアを閉じた彼女達に逃げ場はない。ただ一つを除いては。

「さっ、しぃちゃん起きて。緊急事態よ。」
「・・・ン・・・ンゥ・・・。。ドウシタノ・・?ナニ、コノナキゴエ。」
「ゾンビ犬よ。一匹や二匹じゃないのはわかるでしょう?ここから逃げるためには
このベランダから飛び降りるしかなさそうよ。」
「エッ!ウ、ウン。デモケガトカシナイ・・・?」
「よく見て、あれなら大丈夫よ。」

ベランダから下を覗くと、まるでマットのように、毛布が山に積まれていた。
あれなら逆に、ケガのしようがない。安心だ。これがガナーの考えた策であった。
「この家には、入り口がひとつ。つまり犬たちもそこからしか入ってこれないのよ。」
なるほど、というようにしぃが手を叩いた。さすがにその通りだ。
「じゃぁタイミングよ、ここのタイミングを逃したらみんな死んじゃう。」


二人は意を決した!

224 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/23 19:32 ID:1GwB8eUB
瞬間、カギをかけていたドアが破られて犬が飛び出してきた。


「せぇぇぇぇーのッッ!」



二人は同時にベランダからダイブした。布団の感触がとてもいいが、今はそんな場合じゃない。
上からゾンビ犬が飛び降りてくる!
まずガナーは布団から降り、一階の玄関にカギ(ポストの中から見つけた)をかけた。
これで犬は中から出てくることはできない。2階から飛び降りてくることだけだ。


刹那、一匹のゾンビ犬が奇妙な泣き声とともに2階のベランダから飛び降りた。ゾンビ犬は体自体が腐食しているため、
落ちると同時に全身打撲して肉の塊となった。他の犬も、自殺のように続々と落ちては死んでいった。
彼らには、もう生きている肉を追うしか脳がないのだ、彼女たちは思った。

「なんとか助かったわね、しぃちゃん。」
「・・・・・・・・・・・。」
しぃは答えない。何かうつむいていいたげにしている。
「どうしたの?もしかして、噛まれたりしたの?」
「・・・。」
しぃはまだ答えない。そこに沈黙が落ちた。一分、二分。

「ガナーチャン。」
ふいにしぃが声を出す。
「何?」
「ガナーチャン、ナンデコンナニレイセイナノ?チシキモアルシ。ドウシテ?」

ガナーは言葉に詰まった。

225 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/23 19:51 ID:1GwB8eUB
「・・・しぃちゃんにだけ話すわ・・・。」

ガナーはバックの中から写真を取り出した。ぼろぼろの。『ニンゲン』の男と女が移っている。

「いい?しぃちゃん。あなたにお母さんがいるでしょ?」
ガナーは唐突に質問した。しかも、しぃの返答を待たずして、ガナーは続けた。
「あなたのお母さんは、この人よ。お父さんは、この人よ。そしてわたしの父も母も、この人よ。」
「・・・・・・・・・エ?」
しぃには唐突過ぎて何の話だかわからなかった。お母さんは毎日パートで働いている。
自分が学校へ行けるのも、働いて学費を稼いでいる父と母のおかげだと今まで思っていた。

「しぃちゃん。確かにあなたを産んだのはあなたのお母さんかもしれない。でもね、
全てのAAに繋がる血は、この二人によって作られたの。そう、『2ちゃんねる』という世界で。
この男の名前はひろゆき。女性のほうの名前は確かではないの。今のところ不明としておくわ。
とにかくこの二人は夫婦で、そしてわたしたちを『造った』の。知ってた?」

しぃはぽかーんと口を開けていた。全てが始めて聞いた事実。そして真実。全てが新鮮でリアルだった。
「あたしがなんでこれに詳しいかって聞いたわよね。」
ガナーは口をあけて呆然としているしぃに向かっていった。
「正直に話すと、私はこのプロジェクトの元提案者なのよ。このゲームのルールも、
全て私が考えた。でも、ある時思ったの。参加しているほうの気持ちはどうなのかなって。」

ガナーは視線を写真に落とした。
「ひろゆきも昔、AAバイオハザードに参加したらしいわ。彼自身がAAに変化して。
結局は死んでしまったけど。提案者で生きているのは今のところ私だけ。いつの日か、私も参加したいと感じるようになっていたわ。
そして今がある。私はこれを生き延びてこそ提案者として胸を晴れるわ。今のままじゃわたしはただの腑抜けよ。」


「さっ、おしゃべりはここまで。行きましょ。」
ざっとそこまで述べると、ガナーは歩き出した。しぃは言葉を発することができず、ただ付いていくことしかできなかった。

【生存者 残り8名】

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 21:24 ID:QYttxpMq
板違い

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 21:26 ID:VracG+sN
>>226うるせー馬鹿

228 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/24 08:55 ID:kMV+oDdL
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

モナーと妹者の二人は深夜ということもあってどこかの家の中に身を落ち着けていた。
妹者が無理やりモナーを眠りにつかせた。それは鎮痛剤や睡眠薬といった痛みを紛らわすものがないからだ。
電気は当然のごとくつかなかったし、食料もなかった。レトルトだけでもと期待していたが
その期待は完全に裏切られた形となった。布団や電池等といった日用品も腐っていたのだ。

「モナー、腕、大丈夫なのじゃ?」
「ああ、さっきよりは十分楽モナ。薬とかは飲んでないけど、無理やり眠ると痛みが結構引くモナ。」
妹者の顔に元気と笑顔が戻ってきた。
「それはよかったのじゃ。とにかく、今日は休むのじゃ。」
「ありがとモナ。それにしても、気になることがあるモナ。」
モナーは急に暗い表情になった。
「どうしたのじゃ?」
「さっき、ぃょぅの放送で――誰かが死んだって言ってたモナ。やっぱり、ただでは帰れないモナね・・・。」
床に視線を落とした。
「そんなことないのじゃ。きっと帰ってやるのじゃ。モナーも生きたいんじゃろ?」
「当然モナ。だけど、こんなデスゲームから生還するなんてできるモナか?」

妹者は言葉が続かなかった。二人の間に沈黙が落ちた。
「モナー、諦めるななのじゃ。諦めたら全てが終わりなのじゃ。頑張るのじゃ。」
妹者の必死な表情を見てモナーは気付いた。いかに自分が弱い者なのかということを。弱音を吐いては励まされる、
いつも他人に助けられる。結局自分は役に立たないのか。常々考えていたことであり、今も同じ状況だった。

「妹者、ごめんモナ。モナがしっかりしないでどうするモナ。妹者はきっとモナが守るモナ。」
妹者はモナーの突然の変貌に驚いた。いやむしろ、心惹かれてしまったのかもしれない。どきどきとしていた。
「ありがとうなのじ――」


がしゃん


返答の途中。静寂は破られた。招かれざる客が来たようだ。
窓の割れる音が玄関で鳴った。

229 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/24 09:16 ID:kMV+oDdL
うーあーうー・・・・・

声が今までの静寂を握りつぶした。当然、二人の耳にも入ってきた。

「モナー・・・来たようじゃ・・・。」
「そうモナね・・・。とりあえず・・・。」
モナーはすくっと立ち上がり(現在は茶の間と台所がつながっている部屋だった。ダイニングルーム?)
台所から包丁を持ち出した。一方は普通の包丁、もうひとつは刺身を切るものだろうか。モナーは両手持ちだ。

「モナー、なぜわらわに武器を渡さないのじゃ!!」
妹者は大声で叫んだ。生きるためには武器は必要不可欠!モナーはそれをふたつも!
「妹者!」
モナーが負けじと大声で叫んだ。妹者がすこしびくっと震えた。
「・・・君は死んではいけないモナ。すぐにここを立ち去るモナ!!」
モナーは死ぬ気なのか?問いたかった。しかし、言ってはならぬことだった。もうすでにゾンビも進入しているし。
台所の裏口からなら逃げ切れる。モナーに知らせなければ!
「モナー、ここの裏口からなら逃げられるのじゃ!!お願いじゃ!!わらわと一緒に逃げてほしいのじゃ!」
「妹者・・・。でも・・・」
モナーは心の中を整理したように言った。
「モナは、今までを平凡に過ごしてきたモナ。学校も何もかも流されるように生きてきて。
刺激もない生活だったモナ。だけど、このゲームに参加して、いやむしろ今。モナは生きているモナ。
生きている感じがするモナ。モナの生きる場所はここだったモナ。この世界だったモナ。
きっと追いついて見せるモナ。だから、どうか妹者だけは逃げてほしいモナ。モナはここで犬死するわけじゃないモナ。
お願いモナ。逃げてくれモナ。」

妹者は変事をせずに裏口から出ていった。泣いていたのか?モナは、ここを生きて帰らなければ!!!
妹者は既に去った後だ。このダイニングルームにはモナーとゾンビだけだ。

ゾンビは一歩一歩歩み寄ってくる。一人ではない、二人、三人――?
三人のゾンビとモナーが対峙した。

230 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/24 09:29 ID:kMV+oDdL
「モナァァァァァァ!」
大声を出しながら振りかざした包丁はゾンビの心臓部や首をざくざくと刺した。ずぶずぶとめり込んでもたじろがない。
一体のゾンビはすぐに沈んだ。あと二体。片方はマッチョだろうか?筋肉質だ。腐っているが。
「モナッモナァァァ。」
モナーもひるまず徹底的に応戦した。ここは負けられない。返り血を浴びてもモナーは気にしていられない。
 

  ―ただ、妹者のためだけに―


モナーは全てを倒した。最後にマッチョの頭部だけが蠢いていたが、ぐちゃっとふみつぶして殺した。

モナは――勝った!!

モナーは満足感でいっぱいだった。そして、生きている感じがした。モナの生きる場所はやっぱりここだったモナ。
妹者、今行くモナ―――


ぐちゅっと音がした。モナーが見た先、マッチョの死体。胴体部分。腹の中が蠢いている。
ぶちゅっと、一部が裂け、中の人が姿を見せ始めている。
ぶりゅぶりゅぶりゅーっと奇怪な音がマッチョの腹を裂き、中身をさらけ出した。
そこには今まで見たことのない、ゾンビとは違った異質な生物が存在していた。

----------------------------------------------------------------------------------
すいません、今回は半端にここで切ります。今日の夜うpします。
また、モナーが「二本の包丁を両手持ち」→「一本の包丁を片手持ち」に脳内変換してください。
モナーの片腕がないことを忘れていました。すいません。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 12:52 ID:XcBj8rE5
モナーがゾンビを倒している間に・・・
ギコとジエンは研究所へ来ていた・・
「それにしても高いなゴルァ・・」
「15カイグライカナ?」
「さあ入るか・・・」
ギコが扉に近づくと
「ウィーン・・・ガシャ」
「こんなとこに電気が・・?」
中に入る・・・
エレベーターのボタンを押して1分後・・
「チーーン」
「さあ開くぞ・・・」
ギコが扉を見ていると・・・
「アゥゥゥゥ」
扉が開くと同時にいきなりゾンビが・・・
「うわっっっ」
ギコは片手にあるハンドガンでゾンビに構える・・・・?
動かないのだ・・・全く・・・
「はく製?」
近づくとゾンビの中からリッカーが!
「シャァァーーー」

232 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/24 22:09 ID:6rSqhog0
>>231様・・・・。
私のような小説作法もロクに知らん者があなたの文章を添削することをお許しください。

ギコとジエンは研究所へ来ていた・・
↑話が飛躍しすぎです。どうやって研究所なんて見つけ出したんでしょう?

「それにしても高いなゴルァ・・」
「15カイグライカナ?」
「さあ入るか・・・」
↑会話だけで話を進めるのはあまり得策ではありません。

「ウィーン・・・ガシャ」
「チーーン」
↑カギカッコをつけてますね。ギコやジエンの台詞でしょうか?どうみても違いますね・・・・。

「こんなとこに電気が・・?」
↑電気?どこの電気でしょうか?

ギコは片手にあるハンドガンでゾンビに構える・・・・?
↑ギコはハンドガンなんて持ってましたっけ?
文脈からするとセブンティーン氏の作品の続きとして書かれたようですが、大体氏の作品は銃器の類は出ないみたいですから・・・・。
しかも最後の疑問符は何ですか?

動かないのだ・・・全く・・・
↑何が動かないのですか?主語を入れましょう。

「はく製?」
↑ゾンビが剥製なのか?ということですか?でも唸ってましたよね?ゾンビ。

近づくとゾンビの中からリッカーが!
「シャァァーーー」
↑リッカーって・・・・・。まあBIOをやった私には分かるんですが・・・・。分からない人はどうするのですか?
あと、化け物の咆哮はカギカッコで表すと迫力がなくなりますよ。

と言うか、セブンティーン氏に許可も取らないで書いてよいのですか?
彼は「リレーは前提にしていないが、どうしてもと言うのなら」と言っている訳ですし。

以上・・・・・・重箱の底を突つくような批評・添削、すみません。
貴方の文章力の向上を願っております・・・・・・・・。

233 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/24 22:35 ID:yHDjjg0S
>>232の添削ワロタ。 ◆QO6xxDyBVQ さんもできるだけ書いてくださいね、AABRのほうに
つきっきりになってるようなので。ちなみに>>231の文章で一発思いついたのがあるので
ちょっとパクらせてください。すんません、先にワビ入れときます。

あと、基本的に僕のオリジナルも皆さんの物も、「素人作品」であることにはかわりはないので
文章力がどうとか(でも多少は必要?)リレーがどうとかよりも
いかに読む人を惹きつけるか、いかに自分が根気よく続けるかが大事だと思います。
一部では「本舗BRの小説は稚拙だ」という輩がいるようですが、あれだけの厚さの本にする原稿を作るために
根気よく書いた高見氏はすごいと思います。とにかく、継続は力なりが私のモットーですのでよろしく。








しつこいけど、>>232の添削ワロタ

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 22:56 ID:5YsFKkxo
あんまり感じ良くないぞおまいら。

235 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/24 23:03 ID:yHDjjg0S
>>234
マジすか

236 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/25 02:01 ID:HU+16ysj
こんな深夜に涙のsage

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 02:21 ID:YhTfXdYK
漏れはこのスレではリレーはしない方がいいと思うんだが。
実際三人の書き手が皆別々の話を書いてるわけだし。
書きたかったら名乗りを上げて自分のを書いた方がいいような。

>>セブンティーン ◆6iW04TobYw さん
人の添削をワロタと言うのはあんまりよくないかと…。
思っても胸の中にしまっといた方がいいかと思われです。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 02:50 ID:U7DBZ/ir
ゲームサロン
http://game4.2ch.net/gsaloon/

板違いです

239 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/25 03:28 ID:4pmFeSml

>>237
ごめんなさい

>>238
ゲ板よりもこっちのほうが1レスで書ける数が多いのです。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 12:37 ID:YhTfXdYK
ていうかここAAサロン板だろ?
「AAに関していたら何でもありの板」だろ?
これだって登場キャラクターの点でAAに関してるじゃねぇかよ。
このスレに文句言うならAABRスレだって同じようなもんだ。ってかもともとそこの派生だ。
それとも「バイオハザード」って点で板違いって言いたいのか?
それならその意見もわかるが、登場人物の点でこっちの板なんだよ。
ま、あくまでも俺の意見だけどな。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 12:38 ID:HRgaK9lS
>>240同意

242 : ◆QO6xxDyBVQ :04/01/25 12:53 ID:fhPT+5H1
>>233
すみません。あっち(AABR)の方にも書いたと思いますが、私は前からAABRを見ておりました。
なので、AABR5が始まったとなると、気になって仕方がないのです・・・・・。
本当にすみません。
最近私は続きが全然思い浮かばなくて困っております。
いや、全く思い浮かばないのではなく、中後半の辺りの話ばかり思い浮かぶのです。
そのため、前半の部分、すなわち続きがなかなか書けないのです・・・・・。
期待なさっている皆様には悪いと思っております。全ては私の責任です。
しかし、必ず話は完結させます。いや、ここで書き始めたからには、完結させなければなりません。

>>232
これに関しては、本当に私の出来心です。
気分を害した方がおりましたら、本当にすみません。
セブンティーン様、ワロタはないでしょう・・・。
私は笑いを取るために書いたのではありませんから。

>>237
私もそれに賛成します。
書きたい人は名乗り出て自分だけで書いたほうがいいと思います。
長編なんて書けない、という方はショートストーリーでもいいですし、
小説はちょっと・・・。なんて方はAAでも良いですし。
その際、他の作者様の作品の外伝なんて物を書くときは、その方に許可をもらったほうがよいですが・・・。
>>7に書いてあるようにするのが良いかと。
以上が私の主張です。
しかし、あくまでも主張です。これに決めろ、なんて事は言いません。

ああ、何故このような文字レスばかり思い浮かぶのでしょう・・・・・?
続きなんて全く思い浮かばない癖に・・・・・・・・。
などと愚痴っていてもしかたありませんね・・・・・。
すみません。一旦吊ってから続き書きます・・・・・・。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 12:58 ID:130LjyzW
もうこのスレに、他に投稿する香具師はいないだろ。
目糞鼻糞に添削された上に笑いものにされるんだからな。

244 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/25 13:35 ID:E3spKClC
>> ◆QO6xxDyBVQ さん
正直、ワロタのはその「そこまでつくかという添削自体」です。
何も「書き手を侮辱した」とか「文章力がどうこう」というのをワロタわけではないです。
はっきりいって僕にはたとえ荒らしや邪魔者が来たとしても、そこまでマジメに
一点一点添削及び返答はできませんので。その「添削行為」に不本意ながらPC前で爆笑でした。

皆さんも書きたいなら書けばいいじゃないですか。
ここはAABRの派生なので結局のところ素人作品ですが。
本来なら文字レスしてる間にも続編の内容を書き込みたいところなんですけども
ちょっといろいろ構想中なのでまだ書き込めないですが。。。
「AAでやれ」という人もいるようですが、基本的にSS中心です。初代からそうでした。
それに合わせて誰かがAAを作ると。いいですか、基本は小説、ショートストーリーです。
これ以後「AAでやれ」という書込みに私はAAをあまり作れないので反応しきれませんのでよろしく。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 13:58 ID:YhTfXdYK
俺だって書きたいよゾンビ相手って点でBRより楽しそうだし
でもバイオハザードやったことないから書けないんだよー。・゚・(ノД`)・゚・。

246 :(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/25 14:26 ID:n8bTNNsH
>>245
大丈夫じゃないの?バイオハザードやった事無くても。
出るのがAAとゾンビだけでも面白ければ面白いし。
ゾンビ以外のクリーチャーを出そうが何しようがツマランものはツマランし。
全ては書き手次第。おいらは>>245様に期待してますよ。

247 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/25 16:37 ID:PZprhg3D
>>245
もうなんでもありだよ。ある意味。何気に期待

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 16:49 ID:HRgaK9lS
期待age

249 :245:04/01/25 18:56 ID:YhTfXdYK
>>246,247
ありがとう。でも俺は当分書き手にはならないと思います。
やっぱり何の知識もない奴が書くのは本家バイオハザードのファソに失礼かとも思うし、BR5も気になるし…。
いつかは書く側になりたいけど、しばらくの間は皆さんの作品を見る側に回りたいと思います。
それなのに>>245みたいな発言しちまってすいませんでした。
セブンティーン ◆6iW04TobYwさん、(・∀・) ◆RqaG8iCjwk さん、 ◆QO6xxDyBVQ さん、頑張ってください。
応援してます。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 23:20 ID:muYAieUf
まぁ、とりあえず殺伐とするのはやめましょうよ。
皆が望んでいるのは野次の飛ばしあいじゃなくてはらはらするような小説。
些細なことは水に流してましょうよ。

後AAサロンだから逝けとかいう心の狭い香具師こそ逝け。
リレーには反対。話が闇鍋になる。
3人とも(,,゚Д゚) ガンガレ!

251 :(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/26 06:56 ID:GXcOvy3U
>>249-250
ありがとうございます。頑張りますね。
ちなみに今日の作品は夜頃うpします。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/26 07:08 ID:mbpALpiF
(・∀・) ◆RqaG8iCjwk さん、 ◆QO6xxDyBVQ さん頑張ってください、応援してます。

253 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/26 19:48 ID:amPCISOV
今までこうやって、生きてきた。

卑怯だといわれてもその道を歩んで
友達にいじめられたときも
そいつのエアマックスをゴミ箱に捨てることができれば満足だった
それをたとえ誰かに見つかっても
陰口を叩かれても
登校拒否になっても
それでも誰も心配しなくても
ボクの家庭内暴力でママンが倒れても
それが原因でママンが死んでも
自分が良ければそれで良かった
確かに今までの人生は
光が差さない暗がりだったけど
今は、希望に満ちているよ
「死を前提にした生」を得るための戦い
結構、結構
コイツを倒せば
更に人生に光が差す
光を得るために
モナは戦う――――――

モナーは包丁を振りかざした。狙いは心臓だ!!



「お・・・い・・・・モナー・・・・・・・・・・・。」


奴は突然言葉を発した。

254 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/26 20:15 ID:amPCISOV
なぜ、モナの名前を知ってるモナ?疑問を持っている暇は無い。「奴」は更に続ける。
「ああ、やっときたか・・・私の息子たちよ・・・。
寂しいカイ?寂しイなら入りナヨ。気温は増えテる、温暖化は激シイ・・・。
生き・・・ル為にハ、ゴ飯が必要・・・ゴ飯が食べタイ、ご飯ガ食ベタい・・・。」

なんだこいつ?モナーはとても疑問を感じた。しかし、悪い奴のような気がしない。
それどころか、何か同じ匂いを感じる。同じ匂いというのだろうか、同じ種族の匂い。
だがしかし、こいつはここで殺しておくべきだ。でないと、誰に影響を及ぼすか計り知れない。

再びモナーは包丁を振りかざして「奴」の心臓めがけて突き刺した。ぐにゅぐにゅと深くめり込む。
「アッああッあっアっ・・・・・・・・・」
奴はビクともしない!心臓だけじゃだめだ!喉、顔面、急所、腹部メッタ刺し!!

ハァハァ、モナーの呼吸は今までにないほど荒くなり、返り血の量も相当だ。
こいつは、死なないモナ!?そんな考えが脳裏を過った。そんなバカな、こいつは他のとどんな違いが?
しかし、そんな考えは一瞬で変わった。

奴の背後、むしろ背中から出てきたこれは、触手だろうか?とにかく、植物のようなモノが
モナーの体を縛っている。右手と左手を一緒に縛られ、足も両足縛られている。
まるで、キリストが十字架に架けられているように。

「モ・・・モナー・・・おまエは裏切ってもイイ?たダ、死ぬことは許サナい?
誰かヲ殺スことはそれナリの覚悟ガ必要ナノに・・・・・オマえは簡単ニ殺すノダね?」

モナーは瞬間、次に自分がどのような目にあうかをデジャブしたようだった。
嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ・・・・死にたくない!やっと希望がさしたのに!
死を迎える為に得る生!これこそがモナの求めるものだと悟ったばかりなのに!!
ここで終わり・・・?ヤダ・・・まだ、「終わり」たくない・・・!!!
妹者ぁ、君はッ、大丈夫!?生きてくれ!ボクの意思は継いでもらえないけど、どうか、どうか!


どすッという音が部屋の中に数十回と響いた。
「奴」はもはや穴だらけになったモナーの血をすすり、腹を裂き、モナーの『心臓』を口の中にはこび
コリコリと感触を楽しんでいた。モナーの体が地に落ち、その死体へ鼠が群がっていた。

【生存者 残り7名】

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/26 20:59 ID:qC7q10ge
怖ッ!!けど面白ッ!

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/26 22:54 ID:nfQmGDWE
乙です。
ひ、ひろゆきさんの中の人も大変だなぁ〜…(((゚∀゚; ))))

257 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/26 23:43 ID:AyUe2Q/x
なんだろう、冷や汗?
ガナーが感じた直感は、まさしく、それであった。誰かが、大きな恐怖の渦に巻き込まれている。

「ドウシタノ・・・?」
しぃが問う。ガナーは何も感じないふりをしている。
「ん、なんでもないのよ。心配かけてごめんね。」
しぃはイイヨ、とだけ言った。さっきの話をしてからやっぱり、しぃとガナーの関係はぎくしゃくしていた。

でもやはり、さっき感じたあれは、何か大きな力、ゾンビなどではない、何かが生まれようとしているのか、生まれたか。
とにかく、それは自分たちにとって脅威になる。そして、そいつを倒さねばここを脱出できないだろう。

ガナーは既に道具を各種、得ていた。ヨーヨーや包丁、民家では火縄銃を見つけた。
これはとてもいいものを見つけたと思ったが、残念ながら弾がなかった。雑貨屋では置いていないだろうと考えて放置してきた。
大丈夫、私の懐にはこれがある。ちょっとやそっとじゃ、やられない。

ガナーが忍ばせているそれ―「拳銃シグ・ザウエル」―は確かに強力な武器だ。
しかし。まさか、今回が「ペアゲーム」だとは思わなかった。予定外。一丁しか持ってこれなかったのは。
結局自宅には一丁しかないから、仕方がない話なんだけど。
ゾンビ程度なら包丁と銃で対応できる。それよりも強力な敵が来たら――。






ガナーの考えている最中だった。再び、あの警告音が鳴り出した。





258 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/27 00:00 ID:JKe25xAT
ぴーッぴーッピーっピーっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それは段々大きくなる。しぃとガナー、そして、離れた場所にいる妹者の胸から警告音が鳴っている。

妹者は既に身心的に衰弱していた。ただ、モナーが来ることを祈っている。
―早く、来るのじゃ。そして早く帰るのじゃ―
そんな時に、これだ。心臓から鳴る警告音。わらわは死ぬのだろうか?
いや、死ぬわけにはいかない。モナーに助けてもらった命。きっとモナーもついてくるはず。妹者は信じていた。

警告音は大きくなる。既に30秒は経過しているだろう。既に妹者とガナー・しぃグループでは
200mは離れたはずだ。だが、余計に警告音が大きくなっている。なぜだ?
ガナーは再び冷や汗ともならぬ体液、むしろただの汗だろうか。とにかく、焦燥していた。
これは、おかしい。なぜ、離れているはずだ!なぜ、『警告音が逆に大きくなっている』なんて?
いや、このまま死ぬのか?何もできずに?あ、死にたくない。まだ、やらねばならないことが多すぎる!

しぃも考えていた、いやむしろ大声で叫んだ。
「死ニタクナイ!死ニタクナイヨー!!モララークン!!!!」
あえて無視しているのか、反応する余裕がないのか、ガナーには答えることができない。

同時刻、妹者。自分の心臓から流れる警告音、いい加減止まぬのか?
ていうか、わらわは死ぬのか?あっさりと、でも確実に自分が死に近づいていることを悟った。
死んでは、モナーの努力が失われる!逃げなくては!なのじゃ!あああああああああ!!!
闇雲に走り出したが――時は既に遅かった。



ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ

ガナーも、しぃも、妹者も、全員の脳内がその音で一色になった。






ああ、全てが静かだ。そこは真っ白な世界だった。

【生存者 残り7人】

259 :準備体操(1/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/27 18:05 ID:N4AgozT1
あまりにも唐突な死の宣告であった。屍が動き出す…。
ギコ達は遠くまで走った。
「フゥ…さて、これからどうしようか。」モララーが切り出す。
「どうしようって言ったってなぁ…」息切れ気味のギコか言う。
「トリアエズモッテイルモノ、カクニンスル!!」
「それもそうだな。俺は、護身用ハンドガン一丁、マシンガン一丁だ。」モララーが言った。
「俺は携帯ラジオ、護身用ナイフのみ。」
「ボク、ナニモモッテイナイ!!」
「じゃあ武器を割り当てるか。」えらく冷静なモララー。
すぐ近くまでゾンビが来てるような気がしてきた…
「ジエンはちっちゃいから護身用ナイフ。」
「サバイバルナイフ!!カコイイ!!」
「俺はマシンガンにしておく。」
「じゃ、俺はハンドガンなんだな。」ギコが聞く。
「あぁ、お前は感情的だからマシンガンを渡しておくとすぐ弾切れになるだろうし。」
「ま…まぁな。」明らかに図星だ。

「さて、準備体操をしなきゃな。」爽やかにモララーが言い放った。
丁度うしろでゾンビが一人、腹をすかせていた…。


260 :準備体操(2/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/27 18:10 ID:N4AgozT1
「はは…蜂の巣にす…するのか?」ギコは映画に出てきたかっこいいセリフを言ってみた。恐がりながら。
「いや、弾の無駄だ。」簡単に切り返された。
「ショボーン…」
「ギコ、モララー、ゾンビガキタヨ!!」
「銃はなるべく使うなよ!!ギコ!!」モララーが忠告した。
まず、モララーがゾンビの腹に強烈な蹴り。ゾンビがよろめいた所でジエンが両足を切る。
ゾンビはギコの前に倒れた。
ギコは手が震えている。
「標準を定めろ!!」モララーの声。

                              パァン!!

銃弾はゾンビの脳天に命中。息絶えたようだ。
「ふぅ…」ギコがため息をついた。
「ギコ、休んでいる暇はないぞ。」モララーが言った。
                  周りでじゅるる…という音が聞えてきた───。

ギコ HP100/100 元気   ハンドガン(12/11)、携帯ラジオ
モララーHP100/100 元気   マシンガン(100%)
ジサクジエンHP100/100 元気 サバイバルナイフ
これから、↑みたいに各AAのHP、持ち物、状態を書きます。

261 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/27 20:31 ID:QM7xRWB4
ポンッと音がしたような気がした。

あ・・・・あ・・・・
もうわたしたちは
死んだのだろうか?

ん・・・?
いや・・・・目が開く。

ガナーの目が見開かれた。ものが見える、呼吸ができる、まだ、生きている!?
なぜ、確かに、さっきまで警告音が・・・あれ?警告音が、鳴っていない?

その通りだった。さっきまでうるさいほどに鳴っていた警告音は全くなくなっていたのだ。
ガナーが胸に手を当てると、まだ、中には、『ある』感じがする。まだ、中に『ある』のだ。アレが。
心臓がバクバクいっている。まさに、自分がショック死するかと。。。







右側に向くと、そこには泡を吹いて白目をむいているしぃの姿があった。呼吸は、しているのだろうか!?
「しぃちゃん!しぃちゃん!目を覚まして!ねぇ!ねぇ!」
しぃの体が全体的に痙攣を起こし、ビクンビクンと震えている。汗の量もすごいし、失禁もしている。
この状態は危険だ。しかも、オェェという声とともに嘔吐され、胃の中のものがすべて出されたようだ。
彼女の容態から、『極度のショック状態』ということがガナーの目にもわかった。

ぴんぽんぱーん。

「ぃょぅ。みんなちゃんとやってるかょぅ?」

彼だ、ぃょぅだ。彼なら、何とかしてくれるかもしれない。ガナーの策は、ぃょぅに頼るほかなかった。
「ぃょぅさん、さっきの心臓の爆弾の件で死にそうな者がいます。どうか、応急処置を!」
ぃょぅは、突然の申し出に少々驚いたようだったが、至って冷静に返答した。

「ぃょぅ。さっきの体内爆弾の件だけど、あれは、以前に言っていた弱者救済システムの演習なんだょぅ。」

262 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/27 20:56 ID:QM7xRWB4
「一部で実験させてもらったょぅ。じゃぁここで弱者救済システムを全員に解説するょぅ。
まず、今現在3名の実験体が死んだよう。名前は言えないけど、やっぱりこういう状況は男は弱いのかょぅ。
それはいいとして、やはり残された方は一人では大変だょぅ。だから、考えたょぅ。
君たちの中で、『次に二人』、死んだ場合に、残ったもので連合を組むことを許すょぅ。
もう一回言うょぅ。次に二人が死んだ場合、連合を組むことを許すょぅ。もちろん、全員で、最高5人で
組むことも可能だょぅ。合格の特典は変わることはなぃょぅ。とにかく、生還してほしいょぅ。
とにかく、頑張ってくれょぅ。ちなみにさっきの体内爆弾の件だけど、死にそうでも、ソイツが死んで全員で連合を組めたら
君の生き残れる可能性があがるんだょぅ。ガナー君。それに、その程度で死なれるょぅじゃ、実験には不必要だょぅ。
爆発させなかったのは、こちらの哀れみだょぅ。やっぱりすぐ死なれたら困るょぅ。二度目はないょぅ。
あと、二人が死ぬまでは200mルールは健在だょぅ。二人が死んだ瞬間に、200mルールは消えるょぅ。とにかく頑張るんだょぅ〜。」

ぶつっと放送は切れた。ガナーの拳は握られたまま、地面をがすっと殴った。
しぃちゃんが、死んじゃうじゃない。
同時に涙を流し、地面に湿らせていた。

同時刻、妹者。さっきは、死にそうだったのじゃ。。。ハァハァ。今も心臓はドキドキしている。
それにしても、死者が3名。モナーが、死ぬわけはないのじゃ。とにかく、合流できるまでは、生きるのじゃ!
妹者は再び後ろに向かって歩き出した。

同時刻、ギコとジエン。なるほど、新ルールか。まぁ、関係ないけどな。
ギコが睡眠から覚めた時に放送は始まっていた。ジエンは(すでに透明状態は治った。)
まだだるそうで横になっていたが、この放送を聞いたら突然起き出した。
脱出が先決なのに、「残り二人」を殺すってのはー、どういう考えなのかね、ぃょぅ。ギコは一人で考えていた。

そして同時刻、モララー。彼はネーノと共に、まさに生死を共にした車の中で夜警をのぞいていた。
あぁ、今日もいい星空だ。くそっ、ネーノさえ死ななければ。こんな鬱な気分にはならなかったろうに!
そう思うと歯がゆく感じ、歯をぎりりと噛んだ。そのときに放送を聞いた。
まぁ、結局はこの命、ネーノの為に華を咲かせなくちゃいけないからな、先決は生存だ。誰が死のうと――
いや、しぃは死んじゃだめだ。彼女だけは。とにかく、僕が生き残らないことには、何も始まらないのだから。


それぞれがそれぞれの思いを抱き、前進していた。
夜が明けそうだ。日は昇ってきている。町からの脱出。様々な考えとともに、この町に、再び血が流される―――。

【生存者 残り7名】

263 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/28 17:56 ID:aekVt0Oy
モララーが車に乗り込み、再び運転を始めた。今のところ快調だ。このまま町でアイテムを手に入れられれば
脱出も夢ではない、いや違う。脱出しなければならないんだ。ネーノに誓った。
彼が運転しているのは、そんなに高価でもないようなスカイラインだった。乗り心地は結構いい。
四人乗り、無理すれば五人乗りか?とにかく運転席、助手席、後部座席とトランクが設備の普通の車だ。
ただ、問題は―――

プスン、プスン、プスン、プスン・・・

「クソッ、ガス欠か!」
既にゾンビの大群で大きな力を使っていたこのスカイラインにはエネルギーが足りなかった。
「ガソリン補給しなくちゃいけないな。」
目前にあるのはちょうどガソリンスタンド。「えねおす」とだけ書いてあるガソリンスタンドだ。
モララーは天に召されたような気持ちで車を押した。あと少しで、ガソリンが補給できる!

モララーが20分かけてガソリンスタンドに車を押し込んだ。
「ふぅ、やっとだ。さて、早いとこ補給だ、死にたくないからな。」
ガソリン補給の準備を整えているときだった。スタンドの休憩所(コーヒーとか売っているところだ)から
ガシャンと音がした。バッとモララーが振り向くと、そこには胸元に『竹村』というネームをぶら下げた
ゾンビがいた。彼はきっと、ここの従業員だったのだろう。今は、血肉を食らう者になったが―。

「くっそー、あとちょっとだってぇのに・・・。」
モララーは唇を噛んだ。しかし、冷静にその場にあったタイヤを持って走りながらゾンビに投げつけた。
「あぁ、あああああぁぁぁあぁぁぁぁぁ・・・・・・」
ゾンビ、いや『竹村』は声にならない叫びをあげてそこに倒れた。しかしまだ立ち上がる。
二、三度タイヤを振りかぶって撲殺した。はぁはぁと息を切らすモララー。
早く、この場を離れなくちゃいけない。そのとき、どこかから妙な声を聞いた。



「ウじゅるうジュる、モららーヨ、私ノ息子よ、君は簡単ニ誰カヲ殺すノダね。」


264 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/28 18:10 ID:aekVt0Oy
ハァ?今さっき殺したばかりのコイツの死体の中から声が?そんなバカな。
しかも、オレの名前を知っているだと?何だ?しかし今の状況でそれは考えられなかった。
「くっそー、何度でも殺してやる!!」
モララーは再びタイヤを振りかぶり、死体の腹部へぶち当てようとした。即死コース決定!

しかし――にゅるっと腹部から手が出てきた。その手はタイヤを掴み、物凄い力で引っ張られた。
モララーはついタイヤを離してしまった、だが、問題はそれではなかった。
『生まれてい』るのだ。竹村の体の中から。これは、なんだ?ぐちゅぐちゅ、そんな擬音語が相応しいのか?
とにかく、実体は現れた。こいつは、人じゃねぇッ!!

「畜生ッ!」
モララーが叫び、ダッシュで車に向かった。距離は50mもない。車に乗れば逃げ切れる!
ガソリンは既に満タンではないが十分な量が入っていた。運転席に何とか乗り込むことができた。
よし、発射―――プスプスプスン!プスキュルルルルル

走り出せよ!ポンコツ!おい!走れ!
モララーの心の叫びは表情に表れていた。車が走らない、それは『奴』がトランク部分をつかんでいるからなのだが。
それに気づいたモララーは、再びあの時の岩を奴に向かって投げた!狙いは顔面中心部!
見事、奴の顔面にヒットし、少しよろめいた。今しかない!一気に発射した。

奴には走る速さがなく、着いてくることはできなかったようだ。
「くそッ、なんなんだアイツは!?ゾンビだけじゃねぇのか?大体にして――オレの名前を知っている!!」


モララーが考えてもどうこうなるものでもなかった。車は快適に走っている。中心部目指して。


ただ、モララー自身も気づかなかった。いや、気づく由もなかったというのが正しいか?
さっきまでモララーが武器として使っていたタイヤ、『彼』にも、一瞬だが新しい命が宿った。
心臓の音が高鳴り、すぐ消えた。再び鳴ることはなかったが。

【生存者 残り7名】

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/29 16:12 ID:klEmhGEt
いいです、もっと続けてください

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/29 18:07 ID:mVfAIvT7
(・∀・) ◆RqaG8iCjwk さん面白いです、続き読みたい。

267 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/29 21:52 ID:Ze4anB67
ある家屋内。真っ暗闇。声だけが響く。
「しぃちゃん、お願い、目を覚まして。」
ガナーの悲痛な思いは長い時間続いていた。あの心臓爆弾のことがあってから数時間、
いまだにしぃの意識は戻らない。もしやこのまま・・・いや、そんなことは考えてはならない。
彼女は私が生かす、必ず。


数分おきにガナーがしぃの額にある濡れタオルを交換しているかいもあって、だんだんしぃの病状はよくなった。
顔にも血の気がさし、呼吸も正常に戻っている。どうやら、風邪をひいていたのだろうか?

まだ、病状はよくならない。根気が必要か。ここで巻けたら、私たちの負けだ。


そのまた数時間後、ついに。

「・・・ウ〜ン・・・、ガナーチャン・・・。」
「しぃちゃん!?目が覚めた?よかった・・・。」
ガナーは涙を流して喜んでいた。しぃは、今までの記憶が全くなく、なぜガナーが泣いているのかと思うほどだったが。
「ゴメンネ、ガナーチャン・・・メイワクカケチャッテ・・・。」
「そんなこといいのよ、私はあなたが目を覚ましてくれただけで嬉しいの。本当によかった・・・。」

しぃのかぶっている布団に、ガナーの涙が数的落ちた。それはカタルシスの涙だ。
しぃの心は一気に洗われた。アタシガヨワクチャ、ガナーチャンニメイワクガ――!

「ガナーチャン」
ふいにしぃが言葉を発し、立ち上がった。
「どうしたの?あ、まだ完全じゃないんだからゆっくりしてないと」
「ゴメンネ、デモアタシハツヨクナリタイ。ココデズットヤスンデイテガナーチャンニメイワクヲカケツヅケタラ、ヨワムシデオワッチャウ。」
その目は、どこか、遠くを目指している。

「イコウ、ガナーチャン。コノマチノソトヘ。」
今までガナーの台詞だったそれを言ったしぃの顔は溌剌と、輝いていた。
生命力の強さ、体力、そんなものではない、負けん気と根性が今、しぃの体を支配して動かしていた。

ガナーは二つ返事にいいよ、行こうと、しぃの気持ちを汲んでくれた。
結束力か、信頼か。二人は呼吸を合わすように出発の準備を整えた。




偶然か。その家屋の中に、一つの古文書があった。表紙。
――『Union and freedom do not go into a hand.』――
表紙のキリストが、微笑んでいるように見えた。

268 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/29 22:15 ID:Ze4anB67
その家屋の玄関には一台の乗用車があった。新車だろうか、ホンダのライフだ。
ガソリンは、十分。乗り込むなら今だ。運転は私がやる。ガナーは少し張り切っていた。
というのも、今まで流されるままにきていたしぃが息を吹き返したことでガナーには安堵が出てきた。
―彼女が息を吹き返したのなら、脱出できるのかもしれない。彼女に余裕ができていた。
しぃが、助手席に乗り込んだ。
「さぁッ、行くわよーっ!」

車はゴウッと音を出し快適に走り始めた。なぜかこの町には太陽の光が差さない。
天気がよかったなら最高かもしれないが、あいにくの曇りだ。天気がよくてもその気にはなれないかもしれないが。
車は快調に進んだ。
「しぃちゃん、具合はどう?」
「アッ、モウダイジョウブ。デモガナーチャンガウンテンシテルアイダチョットヤスマセテモラッテモ、イイ?」
「そんなの、全然構わないわよ。休みなさい。体力回復が一番よ。」
エヘヘ、としぃは苦笑いしたように笑ってすぐに眠りについた。




さて――。

この状況は――


どうしよッか?

運転していた車は動きを止めた。民家が密集するその場所。一本道。両サイドに家屋。
正面からゾンビがあるってくる、私の肉を食らいに。大人数、10〜人はいるだろうか。問題はそれだけじゃないのだ。
上にもいる。さっき、車の天井がドンと鳴った。『鷹』か『鷲』か?相当な大きさだろう。
そして後ろにもだ。ゾンビ。もう、お腹いっぱい。

ガナーは少し考えていた。この状況を打破するには。必要なもの、必要なもの――。
車を直進に発進させただけでは前のゾンビに車を押さえられて、後ろのゾンビが襲いに来るだろう。
外に出れば野鳥が肉を食らう。「二人」は無駄死にだ。それを打破できる方法は?
無駄死にを打破、無駄死にを打破・・・。

「しぃちゃん、起きて。」
しぃの肩をガナーが揺さぶり、目を覚まさせた。ガナーはすぐに目前に迫った状況を理解したのか、
色々な意味での『準備』は万端だった。
「いい、しぃちゃん。このままじゃ、二人とも無駄死にになっちゃうの。」
「エッ!クルマカラオリレバ!」
「今車の上に野鳥がいるの。大きな。彼もゾンビ化してるから、食べられちゃうわ・・・。」
「・・・。」
しぃはガタガタと震えた。ガナーも冷や汗を流している。


「いい、しぃちゃん、作戦があるの。」

269 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/29 22:30 ID:Ze4anB67
「私がこのまま車を発進させる。いい、しぃちゃんは車を降りる準備をして。
私がこのままゾンビの大群に突っ込むわ。そのスキに逃げてちょうだい。ていうか、今あなたは車を降りて。
これを渡すわ。銃よ。車の上に野鳥は多分三羽いる。的確に、早く撃ち殺して。さもないと、あなたが食べられるわ。
いい、必ず、今の約束を守ってね。逃げて。私の言うとおりにしてね。しぃちゃんのバックに
詳しいことを入れといたから、また後で見といてね。とにかく―――――


         生きてたら、また会いましょうね。」


ガナーは返事をする間もなくしぃを突き飛ばした。しぃははにゃーんとドアから弾き出されると
すぐに車は全速力で走り出した。ゾンビの群れへ向かって。


「ガナーチャーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!」
しぃの叫びは通じたのか、一瞬ガナーが親指だけを立てる仕草をしたように見えた。そして涙も見えた。
しぃも泣いていたが、この状況では泣いてはいられない。ガナーの車の上部にのっていた野鳥が
しぃに向かってやってきた。その数、4匹―一匹多い!―しぃは銃を撃ったことなど当然なかったが
最初の3匹には脳天を貫通させて事切れさせた。最後の一匹だ、逃げながら撃たなくては
後ろのゾンビにも食われてしまう。早めに、早めに。しかし―――

カチンッ

撃鉄が不快な音を鳴らした。玉切れだ!しぃは一目散にその場を逃げた!涙を流しながら。
鷹だか鷲だか、野鳥は追いかけてくる!しかし、方向を変え、どこかへと飛んでいった。
しぃは、涙を流していたがそれを拭くこともなく、再び走り出した。あたしが生きなくては、ガナーちゃんの努力が
無駄になってしまう!いや、『ガナーちゃんも生きる』!必ず。いっしょに脱出してやるんだ!










その頃、ガナーは既にゾンビの大群に囲まれていた。既に体中のありとあらゆる部分を噛まれ食われている
彼女に意識はなかった。意識はなかったのかもしれない。しかし、親指を立てたままの右腕は生きていた。
親指を立てたままで。それは、しぃに対する信頼、このゲームに対する矛盾、全てを含んだ根性の仕草だった。

 




――しぃちゃん、どうか、生きて――

270 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/29 22:33 ID:Ze4anB67
【生存者 残り6名】

271 :バザール:04/01/29 23:10 ID:sISUDaq9
うおおおお!面白い!続きはやくみてー!

272 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/30 09:37 ID:6xIuOiZw
寒さを感じるようになってきた。光が差さないからか。この町はとても暗い。
彼女はむしろそれを懐かしいとも感じることができたし、いやだと感じることもできた。
それは『光』の無かった彼女の生活からであろうか。

ぁゃなみは、おにぎりの死後、自分の生きる方法として最良の方法を考えていた。
自分がけが生きるべきか、他の者も生きるべきか。勿論、他者と協力をしたほうが生きる可能性が高いことはわかっている。
しかし、しかしだ。連携プレーに失敗が起きたらそこで終了だ。信じられるのは、自分しかいないのか。

などと悩んでいるとき、ぁゃなみは商店街に辿り着いた。荒廃していて、もう何もない場所だったが。
奥には列車だけが見える。そして、ゾンビが蠢いているのも。ぁゃなみの武器からしても
ゾンビを倒すのに至近距離であれば2、3匹は余裕で倒せるだろうか、あの数ではそうも行かないだろう。
『列車での脱出』は見送るべきか――ぁゃなみの頭にその言葉が宿った。

――どうか、生還してくれ――

いや、無理だ。あんなゾンビの多い場所には・・・

――どうか、頼んだよ。――

あたしじゃ無理よ・・・無理・・・。




頭の中で『おにぎり』の言葉が隅に引っかかった。クソッ、クソッ・・・。
ここで逃げたら、また負けじゃないかッ!!


彼女が前回、いや前々会か。このプロジェクトに参加させられたときと同じ状況にあった。突然にフラッシュバックする。
――ぁゃなみ、オレはもうダメだ。君なら、この列車に乗り込めば逃げ切れる――
――ダメっ!8頭身さんも乗り込まなきゃ!でも・・・でも血が止まらないじゃない!――
――もう、手遅れなんだよ。いいかい、あの列車にはアサピーとレモナが乗っている。
君もちゃんと乗るんだ。さっき言ったよな、1さんの墓を立ててくれって・・・。グハァッ!?――
――8頭身さんッ!?吐血が・・・。1さんのお墓は必ず立てる!でも貴方は死んではいけない!――
――わがまま言うな!!アサピー・・・レモナ・・・こいつをしっかり頼んだぞ。お前らは死ぬには若すぎる――
ドガッ!
――8頭身さん・・・何を・・・――

気がついたのは列車の中だった。あぁ、きっと彼は死んだのだろう。私は1さんと8頭身さんの墓を隣同士に作った。


273 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/30 10:00 ID:6xIuOiZw
あの時と同じ思い・・・もうしたくはないッ!

ぁゃなみは意を決したようにワイヤー数本でゾンビに対峙することを決意した。
近づくと、数がだんだんわかってくる。5匹、10匹。なるほど、10匹は下らない。
駅の構内にはベンチに座るゾンビなどがたくさんいる。今からあたしは、あいつらと戦うのだ。

まず、ぁゃなみは切符売り場の待合室のようなところへ入った。売店もあるが電気は消えている。
暗闇に一匹のゾンビを確認した。こいつからかッ!!ぁゃなみが放ったワイヤーは彼の首を直撃して
破裂、脳漿をぶちまけながらその場に突っ伏した。まず一匹。
それが発端となった。他のゾンビが続々と集結するために集まってくる。ダメだッ、やはりこの数では!
しかし、諦めの悪いぁゃなみはまだ、生きることに執着していた。駅のホームに通じる引き戸、
そこにワイヤーを仕掛ければ、もしかしたらゾンビは全部首チョンパになるのではないかという考えだ。
まさに、それをやるしかなかった。しかし、冷静を欠いたぁゃなみは、『そのこと』に気づく余地もなかったが。

ワイヤーは3本セットした。首部分、胴体部分、下半身部分。これだけあれば大丈夫だろうか。
あとは、こいつらがあたしを襲うために駅の待合室に入ってくるのを待つだけだ。それだけだッ。

ゾンビがぞくぞくと中に入ろうとしている。その度にブシュッブシュッブシュッと血の弾ける音が響いた。
小気味よく、また気持ち悪い音である。なんせ、首や体が飛んでいるんだから。

ぁゃなみの作戦は成功。功を奏した。全てのゾンビはもう動くことができずに蠢いているばかりである。
しかし、何であろうか、ゾンビ達の肉片が集結している様に見える?そんなバカなと言いたかったが。
いつか、この光景は映画で見た。『ターミネーター』だ。あのドロドロしたやつ。あれに似ている。
ただし、これは肉片だが。それがだんだんと集まって、集まって、集まって―――

一人の大巨人、いや、人ではない、そこには赤い血に染まったスライムのような物体があった。

「こんなのが・・・マジでいるの・・・?」
ぁゃなみは愕然とした。勝てる気がしない。いやむしろ、他の予感にとらわれた。次の瞬間、やられる。
その生物は吼えた、よく吼えた。そこまでやらなくてもいいだろうというほど吼えた。
「グルォォォォォオゥォゥォゥォォォッ!!!」
1mはありそうな口、全長は3mはあるか?もはや素手での戦いになるぁゃなみに勝つ手段はなかった。
これは、逃げるしかない!だけど!8頭身さん!負けられない!戦うべき?
負けたくない、負けたくない、ここではまだ、負けたくない!!おにぎりくんとの約束ッ――


ぁゃなみとおにぎりのバックだけが外に放り出された。ぁゃなみは、その巨大な生物に今まさに
頭から全てを食われている。ガキッ、ゴキッというのはぁゃなみの骨が折れていく音だろうか。
口から出ているぁゃなみの右足だけがぼろりと落ち、蟻や鼠、猫がその破片を口に運んでいる。





【生存者 残り5名】

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/30 11:14 ID:5sfDYdYd
ぁゃなみのキャラ違くねぇ?

275 :お前の分まで(1/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/30 19:51 ID:+rXag7eZ
周りはゾンビだらけ。指では数え切れないほどいる。10体ぐらいだろうか?
「かかか…囲まれたぞゴルァ!!」
「囲まれちまったか…」
「ゾンビ!!」
ゾンビが近付いてくる…一歩、また一歩と…
「伏せろ!!」モララーが叫んだ。
ギコとジサクジエンは地に伏せた。その瞬間銃声が響いた。
                         ダダダダダダダダダ!!
マシンガンの音だろう。直線状にゾンビが倒れた。
「今だ!!突っ込め!!」モララーが指示する。
「ゴルァ!!」ギコとジサクジエンは走った。それを追うゾンビ達。
「させるかぁ!!」弾は使わず、マシンガン自体で攻撃し始めた。
ゾンビはギコ達を追うのをやめ、モララーを標的にした。
「そうだ…俺が相手だ…かかって来やがれ!!」自分の身を差出してまでギコ達を守る気なのだろうか…

ギコ達はかなり遠くまできていた。
「モララー…」
「モララー…アンナカズノゾンビガアイテジャ…」
「言うな!!もう言うんじゃない…モララーのことは…」

今から数年前…

ガスッ!バキ!!
「腹を切って氏ねよ!!こんの糞ギコがぁ!!」
「氏ね!!氏ね!!」
ギコは複数人からイジメに合っていた。

「おい!!お前ェら!!」
大きい声がした。

276 :お前の分まで(2/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/30 19:57 ID:+rXag7eZ
「ヤバっ!!って他の生徒じゃないか。」
「ギコを離せ!!」
「え?今なんつった?」不良グループがモララーに狙いを向ける。
「ギコを離せって言ったんだ。人の話を聞いとけ。厨房め。」
「おい!!こいつから潰すぞ!!」モララーが危ない…!!
しかし、ギコには立つ気力さえなかった。
「氏ねェェ!!」モララーに殴りかかる。

                               ドカッ!!

「こいつ潰すぞ!!か…潰せるもんなら潰してみやがれ!!」
                          ドカッ!!バキッ!!ズゴッ!!
いつの間にか喧嘩は終わっていた。


モララーには助けられてばかりだった。
しかし、恩を返す事は出来なかった。今となっては…。
「ちくしょう…モララーっ!!」ギコの目には涙がたまっていた。
なんで助けたのだろう?生き残る効率はモララーのほうが高い。自分は極端に低いはず。なのになぜ…
自分は死んだ方が良かった。モララーが死ぬより自分が死んだ方がマシだ!!なのに…モララー…。

                       「ギコ。お前はまだ死んじゃダメだ。」

透けるような声。モララーの声だった。空耳だろうか?いや、そうは思えなかった。
モララーが言ってくれたおかげだ。結論は出た。


               ─────お前の分まで…絶対に生きてやる─────。
ギコ HP100/100 元気   ハンドガン(12/11)、携帯ラジオ
モララーHP???/100 ???   マシンガン(80%)
ジサクジエンHP100/100 元気 サバイバルナイフ

277 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/30 22:22 ID:vPS7niEh
ギコとジエンが出発の準備を終え、今まさに出発しようとしているときであった。
ジエンの体調は既に全快し、姿も完全だ。出発するなら今しかない。
ここからは駅のホームが小さく見える。かなり遠くにあるが、あそこから乗って逃げるしかないのだろうか。
「ジエン、そろそろ出発するか。」
ギコがバックを持ち上げた。ジエンも小さなリュックを背負っている。
「シュッパツ、イイ!」
「ジエン、オレはあそこの電車に乗ろうと考えているんだが、確実にゾンビが沢山いるだろう。
多少リスクのある賭けだが、乗ってくれるか?ジエン。」
ジエンは躊躇うことなくイイ!と返事をした。賛成のようだ。ギコの目に涙が浮かびそうになった。

「さて――じゃぁぼちぼち。行くぞ。」
二人は遂に歩き出した。脱出への切符を手にするために。駅に向かって。
駅までの距離は200m以上はありそうだ。直線にしては結構遠い。まだ病み上がりのジエンの為にゆっくり行こうと
考えていたギコにとっては、予定外の長丁場だった。


ぴんぽんぱーん。

あの音楽が響く。そして、あの声も。

「ぃょぅ。ちゃんとやってたかょぅ?君たちにいい連絡があるょぅ。実は、今現在の生存者数が5名になったょぅ。」

ギコとジエンの心臓がドクンと鳴った。やはり、たくさん死んでしまったのか・・・?
ぃょぅの放送は続く。

「さっきも言ったとおり、ここからは連合を組もうが勝手だょぅ。今、君たちの体内爆弾は爆発だけの代物だょぅ。」

そういって、放送は切れた。そうか、誰かはやはり死んだのか。
出発前の様子からいって、ガナーやぁゃなみが死ぬことは考えられない。でも、女の子だから、もしかしたら。
モララーやおにぎり、ネーノにモナーも死ぬことは考えられない。妹者は、死んだ可能性が高いな・・・。
しぃは、どうだろう?彼女も弱いから死んだかもしれない。とにかく、誰が死んだかなんて、オレにはわからない。

「ジエン、聞いた通りだ。オレ達だけが脱出しようと思えば出来るかもしれないが、
他の連中が生きている限り、彼らにも脱出の余地を与えるべきだろう。脱出するべきか、どうか。どうする?」
「・・・。」

ジエンは少し黙ってしまった。確かに、誰だって、自分の命は惜しい。何物にも換えがたいものだから仕方が無い。
ギコも黙ってしまった。俯く素振りで正面をチラッと見るとそれは100mほど先、十字路を一本はさんでいるが、
そこには一人の『ニンゲン』、いや、腐敗した『奴』がいた。過去に見覚えがあるッ!ギコはぎりりと唇を噛んだ。



「ひ・・・ひろゆきッ!!!」

278 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/30 22:50 ID:vPS7niEh
『奴』は走ってはこない、ゆっくりと血を噛み締めて歩いてくる。気付いているのか?
いや気づいていないはずはない。ギコはゆっくりと花火の準備をした。今回は『特大花火・パラシュート付』だ。
パラシュートなんていらないから火薬を多くしろと言いたかったが、とにかく。
「ジエン、ビンとライターの準備をしろ。早くしないと、オレ達が狩られる。」
「ワ、ワカッタ!!」
ジエンは動揺したようにすぐ準備を整えた。奴はまだ歩いてくる。撃つなら今しかない。
ビンに花火をたくさん入れ、導火線をセットした。ギコが、大きく叫ぶ。

「撃てェェェェ!!!」

それは、どこか軍隊の言葉に似ていた。とにかく、ギコもジエンもライターで導火線に火をつけた。
ピューっと飛んで行く花火。一直線に奴めがけて飛んで行く。そして、奴の体にめり込む。
問題はここからだ。奴の体に、これが通じるかどうか。1秒後、花火は破裂した。奴の体の中で。

パラシュートが奴の体の中に入っている!特大花火でさえも効かない!!クソッ!
「ギコ、ロケットハナビモマッタクキカナイゾ!ドウスレバイインダ!」
ジエンが必死に叫ぶ。ギコにもどうしようもない。ジエンの持っている花火も底を尽きそうになった。
ここまでか・・・そう感じているときだった。『奴』はちょうど十字路の中央にいた。


キキーィと音が鳴って、車が走ってきた。車は一直線に奴の体に突っ込むと思い切り吹っ飛んだ。
奴だけが吹っ飛び、スピードを出しすぎた車は十字路中央で止まった。運転席に誰かが乗っている!!
敵か!?クソッ、花火がねぇ!ギコがどうすべきか考えているときであった。

「やぁ、ジエンにギコじゃないかッ!生きてたんだな!!」

聞き覚えのある声。ゆっくりと目を上げるとそこにはあの時暴れていた彼が。生きていたのかッ。

「モララー・・・イキテタンダナ・・・。」
ジエンがぶるぶると震えてモララーを見上げている。ギコもおそるおそる見上げるとそこにはモララー。
「どうした、そんな怯えた目をして。ギコ。」
「・・・いいや、別に。どうしたってほどでもないぜ。」
そうか、とモララーはちょっとほくそ笑んだ。ギコがそれをすぐに遮る。
「長話をしてる暇はないようだ。電車に乗り込むしかない。」
「待て、だけど、ほかに生きている連中はどうする!?見殺しにはできない。」
二人が悩んでいるとき、ジエンが何かを持ってきた。雑貨屋の中に何かがあったらしい。
「コエヲオオキクスルキカイ、メガホン、コレツカウノイイ!!」
確かに。ジエンが持ってきたそれは、声を大きく増幅させることができる機械だ。これなら、半径何100mなら通じるだろう。

ギコはそれに賭けた。これで通じなかったら、オレ達だけで脱出するしかない。
マイクのスイッチをオンにして、叫んだ。音割れがしそうだが。
「いいかーっ!聞けーっ!今からモララー!ギコ!ジエンは脱出する!他にも脱出したいやつがいるならば!
商店街の奥の駅のホームまで来い!10分待つ!全速力でダッシュで来い!
一緒に脱出しようぜ!!頼むから!早く来てくれ!!」

そう言うと、ギコはぶつっとマイクの電源を切り、モララー達と一緒に車に乗り込み、
駅に向かった。駅というより、希望に向かって。

279 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/30 23:01 ID:vPS7niEh
「それにしても、アレだな。」
ふいにモララーが言う。
「何がだ?」
「ん、もしかしたら、他の二人だって死んでるのかもしれないって事だよ。」
「まぁその可能性も否めないな。大いにありえる。」
ギコがタバコに火をつけた。
「なんだ、キミはタバコを吸うのか。」
「ああ、なんてったって、ここからが正念場だからな。死装束代わりに死煙草ってな。」
「ギコ、ゼンゼンオモシロクナイゾ!!」
ジエンの突っ込みのとおり、場の雰囲気が冷めた。


駅に到着すると、そこには数々の残骸があった。ゾンビの血液?切符売り場の匂いは壮絶だった。
とても耐えられない。しかし、そこで一つのバッグを見つけた。これは?
中を見ると、ワイヤーやら水やら、食料やら。そして、一枚の紙切れ。震える文字で書いてある紙切れが。
手紙を読む。視線を変えるとそこに落ちている大量の頭髪、青い髪の。少なくとも、『あの』二人は死んでいるのか。
全員が黙祷をささげるように目をつぶった。彼女達も奮戦した。その歴史を自分たちが紡いでいくしかないのだ。


とにかく、今は自分たちの身の安全を仰ぐしかない。モララーは落ちていたバックを拾うと、列車にいち早く乗り込んだ。
5両編成の列車だ。5人なら余裕で乗れる。先頭の車両に乗り込み、運転席に行った。
スイッチやら何やらが多く、どれを押せばいいのかわからなかったが手当たり次第に押した。すると、プアーップアーッという音とともに
列車が震え始めた。まだ、列車は生きている!大前提のことなのだが、とても嬉しかった。
全員が喜んだ。涙を流して。そうだ、オレ達は生きて帰れるんだ。あとは、他の連中を待つだけだ!




その頃、五両目に乗り込んでいた『奇形の物体』は徐々に、動き始めていた。

280 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/30 23:03 ID:vPS7niEh
【生存者 残り5名】

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/31 03:49 ID:jcgV/gnW
No.8 バイオハザード

 「バイオハザード」「バイオハザード2」何のことだか解りますか?
 コンピュータ通信をこなすファンの皆さんは、ご存じの方もあるでしょうが、
 まるでご存じない方もあるでしょう。これは、コンピュータ・ゲームソフトなのですが・・・
 今、僕はこれにはまっています。

http://www.kayamayuzo.com/letter/letter_message8.shtml


「バイオハザード4」国内でも2004年冬発売! 三上氏がディレクターに

また、シリーズの生みの親である三上真司氏がディレクター/シナリオ
を担当する部分にも注目しておきたい。以前は柴田洋氏が「バイオ4」
のディレクターであると伝えられていた。プロデューサーは小林裕幸氏。

http://gameonline.jp/news/2004/01/30019.html

勝ち組?プレイステーション2の画面↓

http://www.fromsoftware.jp/top/soft/ac3sl/screenshot/shots/snap_03.jpg

282 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 12:35 ID:KLUsIQD7
――さっきの声は?――

商店街からちょっと外れた家屋付近に身を潜めていたしぃが体を覗かせた。脱出?
さっきの放送はマイクとかメガホンとかそういう種の放送だった。個人的連絡のような。
そして声の主ギコ、彼はモララーくんやジエンくんとも一緒だといっていた。列車に乗って脱出とも・・・。
車などの移動手段がない今、あたしにはそれに賭けるしかない!!

しぃは駅から500mほど離れた地点で銃のマガジンを交換したりして時を過ごしていた。
それこそ、暇を潰した、というよりはガナーを待っていた、ということが正しいのだが。
よく考えてみると、自分、モララー、ギコ、ジエンということはもう一人は誰なんだ?ガナーは死んでしまったのか?
ガナーは生きていて、後ろからついて来るのか?いや、やはり、彼女は死んでしまったのだろうか?

真実を知ることのできない彼女には難問であった。永遠に答えられない、永久の闇。
とにかく、あたしだけでも生きるしかない。駅に向かおう。そう考えて立ち上がった時だった。

「痛イ・・・。」

右足がとても痛い。走って逃げているうちに少々捻ってしまった様だ。さっきは必死だったから気づかなかったのか、
時間がたってからズキズキとしてきた。走れば500mだったら10分でいくことは可能だと思ったが――予定外だ。
しぃが唇を噛んだ。しかし、行くしかない。彼女は右足を引きずりながら駅へ向かった。生き残ってやる――。




五分が経った。進んだのは200mくらいか?これじゃぁ駅に着くのは不可能だと悟った。もう、彼らは出発してしまう。
そして、後ろから迫りくるゾンビ。さっきまではいなかった。しかし、あたしの匂いに弾きつけられてやってきたようだ。
全員が不細工な顔に唾液を塗りたくり、腐敗した体であたしを食べるのだろう。気持ち悪い!

残り3分。距離は200m。もう無理だ。そう考え、諦めようとした時だった。後ろから迫り来る者を感じた。
―ゾンビ!?―ふいに後ろを振り向いたしぃは、その姿を見た。
顔はモララーに似ている。髪は長く、むしろ女装モララーと言っても過言ではないその顔。
流石家の次女。その愛くるしい表情が、今、そこにあった。

「しぃ!時間も残り少ないから早く行くのじゃ!!背中に乗るのじゃ!」

妹者がゾンビの大群の脇から現れ、しぃを背中に乗せた。

283 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 12:58 ID:KLUsIQD7
「妹者!?イキテイタノ!?」
しぃが安堵と悲しみが入り混じった声でそう言った。つまり、ガナーが死んだことを意味しているのだから。
「そうじゃ。商店街から離れてたのじゃ。だけどさっきの連絡を聞いて一目散に走ってきたのじゃ。」
少々、妹者の声にも悲しみが混ざっているような感じであった。彼女のペア、モナーだったっけ?
彼は死んでしまったのか・・・。しぃが静かに目をつぶった。

「しぃ・・・みんな、みんな、死んでしまったのじゃ・・・。」
何時の間にか妹者が泣いていることに気づいた。彼女も、必死に生きてきたんだろう。
「・・・ソウネ。でも、その人たちの為にあたし達が生きなくてはいけないの。」
「・・・そうじゃ。自分たちが生きなくては犠牲になった者達へ供養にならんのじゃ・・・。」
妹者は俯きながら走った。残りは1分?距離は100mほどになっていた。・・・いける!逃げ切れる!


その時、ドッドッと馬の蹄のような音がした。何かが走ってくる。
「ナンナノアイツ・・・。」
後ろには変な服装の男が、走ってきていた。妹者のスピード、このままでは追いつかれてしまう。
「妹者!トニカクハシッテ!」
しぃが叫ぶと、妹者も状況に気づいたのか、全速力を出した。しぃはバックからシグザウエルを取り出すと
奴に向かって構えた。装填できる弾は6発――全部使い切ってでも奴を止めなければ!
しぃの指は引き金を4回引いた。その銃弾が奴の体にめり込み、少したじろいだ様だが、倒れる気配がない。
もう一発、引き金を引いた。その銃弾は奴の顔面の中央を完全にぶち抜き、頭から後ろに倒れた。
「妹者、ヤッタワ!アトハ、ノリコムダケダヨ!」
「よくやったのじゃ。この距離なら乗り込めるのじゃ!!」
すでに二人は駅の売店や切符売り場のある所まできていた。血の匂い。とても耐えられずホームへ向かった。車両が5両ある。

「どこに乗っておるのじゃーっ!返事をするのじゃーっ!」
妹者が叫ぶ。すると自動ドアの電車のドアがガーっと開いてモララーとジエンが現れた。
「早く乗れ!話は後だからな!!」
「ダッシュツ、イイ!」


しぃと妹者は一番前の車両に乗り込んだ。プシューとドアが閉じようとする瞬間!!
ドアに手が挟まっている。誰かの。それはすぐに、『奴』のものだとはわかったが。

「オマえら、これデ終ってしまウと思ウナ?きット、殺ス?まダ、終わラナい?
AAノ運命、悲哀、ソれヲ思い知レよ!!まダ、終わラナい!?逃ゲ切っタと思エ!!」

「無様だな、ひろゆき。いや、親父よ。」

そう言うとギコは運転席からスタスタと歩いて来てしぃの持っている銃を拝借すると額にぶち込んだ。
グァァと、奴は手を引っ込めて後ろに退いた。ドアが、完全に閉まった。出発するなら、イマノウチ?


そして、ギコが吼える。
「よーしッ、脱出だーッ!!」

【生存者 残り5名】

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/31 13:19 ID:gHxs5wVM
(・∀・)オモシロイ!いよいよ物語も終盤ですか!?

285 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 14:52 ID:KLUsIQD7
列車は動き出した。キキーッという小気味良い音を出しながら。スピードを上げて。
「しぃ!妹者!生きてたんだな!」
モララーが安堵の表情で向き直る。しぃと妹者も笑顔でモララー達を見る。
「そうなのじゃ。とりあえず、生きているのじゃ。」
「モララークン!アタシタチハダイジョウブダッタケド・・・」
しぃと妹者は俯き、視線を下に向けた。ギコは、あぁ、彼らは死んだのか。と思った。
「ああ、わかってる。最後まで言うな。奴らも、最後まで生きたんだ。オレらにできることは精一杯生きてやることだけだ。」
「そのとおり。とにかく、二人とも無事でよかった!あとは、電車が町を抜けるだけだからな!」
「ギコ!マエヲミロ!マエ!」

ジエンが叫ぶ。前を見ると、列車の走る線路の上に数人のゾンビがいる。列車を止めようとしているのか?
しかし、列車は止まらない。むしろスピードを上げて走った。轢く瞬間、グシュシュと肉が潰れる音がしたが
そんなのに気にしてはいられなかった。とにかく、目指すは脱出のみ――。

列車は快調に進んでいた。
「なぁ、妹者。」
モララーがふいに問う。
「どうしたのじゃ?」
「いや、モナーは、どうやって・・・いや・・・どうなって死んだんだい・・・?」
「・・・モナーは、わらわをかばって死んだのじゃ・・・。わらわには先に逃げろ!と言ってたのじゃ・・・。
ゾンビに囲まれた状態で・・・。しかも腕を一本失った状態で・・・。」
妹者が涙を流していることに気付き、これ以上聞くのをやめた。
「いいよ、ありがとう。モナーも頑張ったんだな・・・。」

「モララークン・・・イキテテヨカッタ・・・!」
しぃが声にならない声をあげていた。彼女も必死だったのだろう、地にへたり込んでいる。
「こっちこそ。しぃが生きていてとてもうれしいよ。・・・・・・・・!!」

モララーが前方に目を向けたとき、それを目撃した。一人ではない、数人の。


「オマえら・・・逃ゲ切れるトカ思ッてンじゃネーの?」

奴が、そこに立っていた。

286 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 15:09 ID:KLUsIQD7
「クソッ、そうか・・・ヘタ打ったな・・・。」
ギコが舌打ちしている。すかさずモララーが問う。
「なんだ、あいつらは?ヘタ打ったってどういうことだい?」
「ああ、あいつらは、オレ達の生みの親なんだ。今は緊急だから詳しいことは言えない。
とにかく、あいつら自体も『AA』なんだから、一匹だけのはずがないんだ。それに気づかなかった・・・。
あの時、列車に乗るときだ。額に銃弾をぶち込んだやつはその内の一匹だったんだろう。
くっそゥ、ほら見てみろ、あの一番右にいる奴を。あいつは人体やAAを吸収するんだ。」

よく見てみた。さっきの声の主?ああ、聞き覚えがあるし、あの顔にも見覚えがある。
ネーノだ。彼も吸収されたのか・・・!くっそォ・・・くっそォ・・・!!

「いいか、奴は肉体だけじゃなく知能も吸い取るしかもあの数だ。この列車自体を止められるかもしれん。」
そうだ。奴らの怪力では、もしかしたらそうなるかもしれない。しかし、モララー達は怯まなかった。
「・・・いいや、思い切り加速してくれ。じゃないとオレ達は脱出できないし、第一、そうするしかないだろ?」
「わらわも賛成なのじゃ。それしかないなら、そうするのじゃ!」
「アタシモ、ソレデイイトオモウ。ギコクン、マカセルワ。」
「ツッコミ!イイ!」
全員が賛成のようだ。ギコが小さな声でみんな、と言った。
ギコは列車のスピードを全開にし、群れへ突っ込んだ!!


ドカァァと音がした。奴らも総出で押さえている!このままでは・・・止まってしまう!
「クソォ、ここで負けられっかよ!!」
ギコが全ての回線をフルにして言った。他のメンバーもじっと信じることしかできなかった。

ただ一人、モララー以外は。モララーが窓から顔を出した。

287 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 15:12 ID:KLUsIQD7
ちょっと休憩。
>>284
終盤です。このあとの戦闘を乗り越えたら最終回・エピローグで終焉です。

288 :お前の分まで(2/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/01/31 18:54 ID:LBQkIWR+
おぉ!!もうそろそろで最終回ッ!!期待してますよ。
(だれかまとめサイトみたいなの作らないかなぁ…)゚゜(´_`)

289 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 19:05 ID:usXMomSD
>>288
まとめサイトなんてできたら面白いねw
あ、ちなみに、書き手少ないからじゃんじゃん書いちゃってくださいね。
今日の9時ころうp予定

290 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 22:41 ID:tliG499E
モララーが叫ぶ。
「ネーノ!!頼むからどけてくれ!生きているなら!」
その願いは、『奴』ではなく、奴の中にいる『ネーノ』に呼びかけたものだった。
もちろん、そこには目をつぶって眠っているようなネーノの頭部が覗いているだけだし、
意識がある様子もない。大体にして、奴の思考を支配しているのは奴自身であるはずだからだ。

徐々に列車のスピードが落ちる。しかし、敵も数人がかりで列車を止めるのが限界のようだ。一人でも抜ければ、
もしくは誰かが力を抜けば列車は再び走り出すのかもしれない。その為には、これしかないと思った。


ふいに、パンパンッと銃声が聞こえた。同じく、逆の窓から身を乗り出したギコが銃を手にしていた。
もちろん、銃弾は新しく装填してある。弾は、残り4発。これで、最後だ。ガナー。
ただし、これは最後の最後まで使い切ることはできない。何があるかわからないからだ。
これを乗り切ったときに困難がきたときに、対応ができなくなる。

ギコの打ち込んだ弾は正面で列車を押さえている奴の脳天と腕に命中して少しよろめいた。
しかし、すぐに体勢を持ち直し、再び車両を押さえる作業に取り掛かった。
ここからは根気の勝負だ。あちらも一人でも気を抜けば全滅だし、こちらも列車の力が弱まれば終了だ。
ただ、列車の力と奴等の力を対峙させた場合、圧倒的有利なのは、当然前者だ。このまま逝けば、勝てる!


「あ・・・あ・・・・。」
ギコやモララー、しぃ・ジエン。妹者の目は線路の遠く、後方を捉えていた。奴等の後方だ。何かが、来る。
紛れもない、『ゾンビ』だ。ついに集結して来たか・・・。きっと、町中までとは言わないが相当な数が歩いてきている。
あの数のゾンビに列車を押さえられたら、ひとたまりもなく、こちらはやられる!形勢逆転だ!!

「ちくしょォーッ!」
モララーが叫んだ。
「ネーノッ!頼む!そこをどけてくれッ!どうか・・・どうかッ・・・!」
哀願し、懇願している。ネーノと呼ばれる奴だけでも、せめて、彼だけでもどけてくれたら――。
ゾンビは迫ってくる。距離は100mあるだろうか?こちらが徐々に進んでいる分、80m?いや70m?
とにかく、距離は微細なものだ。このままではやられる!モララーは、もう一度叫んだ。
「頼むッ!僕はモララーだッ!生かしてくれーッ!!!」
全員が、列車内で祈っていた。モララーも、しぃも、ギコも、ジエン、妹者も。全員が。



祈りは、通じた。

291 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 22:59 ID:tliG499E
一人の怪物が群れを離れた。すると、突然走り始めて奴の大群に突っ込んでいった。
これが引き金となった。数人のよろめいた奴の足をまずは列車が轢いた。ぐちゅぐちゅと奇怪な音で。
すると、次にそれに絶えられなくなった奴の体やら何やらを潰していった。

「よーッし!逝け逝けーッ!!」
全員のテンションが上がったように、列車のスピードが上がっていった。奴を全て引き終わりそうになったとき、
最後の一人――ネーノの顔が入ってる、そいつ――がこちらに対峙した。
モララーや、ギコ達は目礼だけで、ありがとうという素振りを見せた。実際、モララーは泣いていたのかもしれない。
一瞬の親友に数度助けられ、最後には列車で轢死させたのだから。本当に、ネーノ。ありがとう。

ここまでくれば、もう怖いものなどなかった。ゾンビの大群はすぐにひき殺した。
それこそ、ソーセージを作るときに肉をミンチにする機械のように。列車はぐちゃぐちゃとゾンビという
ハンバーグを作っていったのだから。うわ〜、まずそう。



「・・・全部、終わったな。」
「ゼンブオワッタ!イイ!」
「終わったのじゃ。」
「イキテル・・・ヨカッタ・・・。」
「本当に、命あってこそなんだな!」


先頭は、終了した。それこそ、町からの脱出には、あと少しだ。5分もなく、自分たちは生還だ。

「なぁ、オレ考えたんだけどな。」
ギコがふと言った。
「ドウシタ?」」
ジエンが答える。
「ああ、とにかくな、このゲームが終われば、莫大な賞金に換えられるものが貰える。それを換金して
死んだやつらの墓でも立ててやろうと思うんだけどよ。おまえら、どうだ?」
「いいと思うのじゃ。実際、わらわもそうするつもりだったのじゃ。いつ言おうか迷ってたんじゃが・・・
ギコのほうから言われてとても気が楽になったのじゃ。とにかく、わらわは賛成じゃ。」
「アタシモサンセイ。ガナーチャンニハ、イノチヲハッテマデタスケラレタシ、オンガエシトハイエナイケレド、ナニカハシナキャトオモッテタノ。」
「当然、僕とジエンも賛成さ。さっき見つけたバックの中にもあったけど、おにぎりやぁゃなみ、
そしてネーノ。彼らのためにも、僕達は何かをしてあげなければならないと思う。
そして、意味は違うけれども、こんな糞なゲームにぶち込んだやつらにも復讐を、ね。」
「フクシュウ、オハカ、ゼンブイイ!!ジエンモダイサンセイ!!」

「おまえら・・・。」

ギコの目に涙が浮かんだ。全員の目にも。そう、このまま逝けば、ゴールだ。終わり無き筈だったゲームでの生還。
ゴールだ。全てが終わる。いや、終わらないのか。これからだ。やらなくちゃいけないのは。

全員がそんな気持ちに包まれている時だった。



列車の一両目と二両目を繋ぐドアが、突然に開いた。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/31 23:06 ID:2iLAD5OH
「まいどこんにちは、佐川急便です」

(゚Д゚)ハァ?

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/31 23:07 ID:2iLAD5OH
誤爆しました
吊ります

294 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 23:18 ID:tliG499E
全員が凍りついた。そこにいた奇形に恐れをなして。

「なんだぁ・・・こいつァ・・・。」
ギコがその場に立ちすくんだ。ただし、銃を構えているが。

奇形の姿はぁゃなみの時よりも進化を遂げていた。既に奇形という奇形を超えた奇形だ。
触手、体液噴出はもちろんのこと、目が2個ではない。大きな口が1個に小さな口が10個以上ある。
そのくせ、体は無理に絞られていてコンパクトになっているが、移動はのろい。

なんだ、ありゃぁ?
全員がそう思ったが、言うまでもなく敵だということがわかった。
とにかく、一両目に入ってきてるのだから、自分達の身が危険なのは確かだ。全員が運転席近くに寄った。

「いいか、全員離れるな。離れたら、アレだ。」
ギコが触手を指差す。
「アレにやられる。捕まれて食われるんだろ、あの大きな口に。」
モララーが返答した。
「ああ、そうだ。とにかく、オレが銃をぶち込んでみるが、効く気配はなさそうだ。
そうなったら、とりあえず、電車を急停車させる。その内に逃げるんだ。オレのことは、気にするなよ。」
「ギコ!?イッテルコトガワカラナイゾ!マサカオマエ・・・」

そうだ、奴に銃なんて効くはずがねぇ。とにかくここは、誰かが犠牲になって他の連中を生かさなければならないんだ。
それは、ギコからしたら自己を美化する行為でしかなかったが、それが最善の方法であった。

「ジエン。このポリタンクがなんだかわかるか?」
「ワカラナイ・・・。」
「みんなも聞いてくれ。この中には灯油が入ってる。運転席に隠していたが、ポリタンクは10個ある。
列車の一両をふっとばすには十分な量だ。とにかく、お前らは、身の危険を感じたら外に逃げて外からこれに点火してくれ。」
「ヤッパリ!ギコ、オマエ、シヌキダナ!!」
ジエンが叫んだ。
「ギコ、オマエハシンジャダメダ!ギセイニナルナラ、ジエンデモイイダロ!」
「わがままを言うな。おまえらなんかにこんな役を任せられるか。寸前になったらビビって小便漏らすに違いないからだ。
いいか、これをできるのはオレしかいないんだ。とにかく、おまえらは逃げることだけを考えろ!」

「ギコ、わかったよ。僕達は死なない。そしてとにかく、おまえも死ぬな。」
モララーはそれだけを言うと、灯油の準備に取り掛かった。しぃも妹者もそれを手伝おうとしている。
ただジエンだけが、反抗的に。
「・・・イイカ、ホントウニオマエガシンダラユルサナイカラナ・・・!」
「ああ、わかってるよ。とにかく、早く準備を――」






ギコの視線だけがそれを捕らえた。
刹那、触手の一本がしぃの右肩に絡まりつく瞬間だった。

295 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 23:33 ID:tliG499E
「アァッ!」
しぃの体が吸い込まれるように奇形に引っ張られている。

「野郎ーッ!!!!」
ギコは触手に向かって3発発砲した。予定外のことで、指は三回しか動かなかった。
その後のことは、ギコも、モララーも、ジエンも、妹者も、全員にスローモーションのように感じた。













ガリッゴリッガキッガッキッ

正確に三発の銃弾をぶち込んだ触手。しかし、怯む事のなかった触手はしぃを更に強固な力で引っ張った。
断末魔の叫び、というのか?しぃの声にならない叫びは奇形に吸い込まれた。
彼女自身も、何が起こったか、わからないままに。そして、全ての記憶も、奇形の中に。
関係はあるのか、モララーの頭の中に一瞬だけ詩が浮かんだ。「よごれつちまつた悲しみに――」

「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」



モララーの奇声は自分の脳内を破壊していった。ああ、僕は馬鹿だ。
本当に守るべきものを忘れていた。ああ、もう、悔やんでも悔やみきれない。
彼にとって、掛け替えのないもの、いや、かけがえのない人物は今失われた。永久に。

「クッソォォォ!!!!!」
ヤケになったモララーは灯油の入ったポリタンクを一つ、奇形に向かって投げつけた。
破裂したポリタンクからは大量の灯油が溢れ、貴兄の体全体を濡らした。
モララーはマッチを取り出すと火をつけ、奇形に向かって、投げた!!

奇形に火が点火され、ギャオオッと恐竜のような鳴き声をあげた。しかし、怯む気配はない。
「バカが、冷静を失いやがって――。」
ギコが舌打ちをして運転席に向かって走り、緊急停止用のボタンを押した。きっと、列車のレールと線路には火花が散っている。
全員が前傾姿勢になった。これこそまさに、急停車だ。


ドスッと音がした。急停車で全員が前傾姿勢、もしくは倒れこんだ中、一人だけ倒れなかった。
ギコ、彼だけは。触手が彼の胸を完全に貫いた。夥しい鮮血、それに伴う意識の薄れ。
一刻の猶予の後、ギコだけが倒れた。急停車の衝撃で、ギコがそういう目にあっていることなど、誰も知らない。



電車が、大きく速度を下げていった。

296 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/01/31 23:50 ID:tliG499E
「今だッ!早く!全員降りろォッ!」
ギコが大きく叫ぶと、ジエンと妹者は冷静を失ったモララーを強引に運転席の窓から放り投げた。
ジエンと妹者自身も窓から脱出した。そして――ギコと奇形の対峙。

「ハッハ。こんなやつ勝てねぇッて。」
ギコは半ば笑うようにいった。その顔は彼の親戚、『タカラギコ叔父さん』の表情に似ていた。

ああ、そういえば叔父さんいつも言ってたねぇ。この国、いやこの「ウェブ」は腐ってるって。

――はははっ、ギコ、いいか、もうあのサイトはだめだ。――
――あのサイトって・・・いつもの、2ちゃんねる?――
――あぁ、そうさ。オレ達の生みの親も、自身がAAになっちまったらしい。そんな腐った場所さ。――
――そうなんだ・・・。でも、ボクの『お父さん』はパパじゃないの?『お父さん』って?――
――・・・今にわかるよ。いいかい、これだけは教えておこう。――
――なぁに?――
――ギコがいい年になってきたら、叔父さんの組織に入るんだ。そうすれば、本当の『お父さん』に会えるかもしれないからね。
おっと、こんなこと、絶対パパには話しちゃだめだよ。――
――わかった。自分の本当の『お父さん』かぁ。会ってみたいなぁ。――
――お願いだから、本当にこの事はパパには言わないでね、はははっ――


あーくっそ。尚更負けられねぇよなぁ。『親父が何人もいる』んだしよ。
AAになっちまったんだから当然か?そうさ、きっとオレという存在も無限にいるんだろう?
叔父さん、オレが組織に入ったときには、あんた、既に死んでたじゃねぇか。どういうことだよ。
でもきっとあんただっていろいろあったんだろう?体面は自殺って言われたけどさ、オレには信じられなかったよ。
あんたが自殺するなんてさ。きっと、誰かに殺されたんだなって思ったぜ。
とにかく、今オレにすべきは、感動の再会とまでは言わなかったが、とにかく再会した親父と命をかけた
キャッチボールをしなきゃいけねぇってことだよ。本当に、まさに命がけのキャッチボール。
青春じゃないぜ?むしろ人生の終焉だ。生きるか死ぬか、父親対息子。感動の大作。
負けてもいいけど、負けらんねぇんだよなぁ。本当に。

――息子は親父を超えるものだ――
叔父さんいつもそう言ってたしな。でも、ダメだ。負けそうだ。すでに、この傷が致命傷だし、第一、武器が貧弱だな。
気が遠くなってきた・・・。ああ、戦わずして敗北かな?いや、戦ったことには戦ったけどな。

ダメだ、負けだ。意識が、薄れていく・・・・・・・・・・・・・。






ギコは、そのままゆっくりと眠りについた。そして、大きな轟音を聞いた。

297 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 00:02 ID:whyydAmt
「ヤッタ・・・!」
「やったのじゃ・・・。」
「・・・・・・・・。」

三人は、ついにやってのけたのだ。灯油に点火、ギコに言われたとおりだ。車両を爆発させた。
もはや、一両目は見る影もない、ただの炭屑になっていた。彼らは、勝利したのだ。

「ヤット・・・ゼンブオワッタ・・・!!」
「そうなのじゃ・・・・。生きているのじゃ!!」
「・・・・・・・。」
モララーだけが呆然と地面を見つめている。その目には、何も見えていない。
「オイ、モララー。イイカゲンメヲサマセ!オレタチハイキノコッタンダゾ!」
「そうなのじゃ。しぃのことは残念だったけど、とにかく、わらわたちは生き残ったのじゃ。。。」
「・・・。」
返答はない。モララーの体は、肉のついた屍になっていた。









「う〜ん、なんだい、さっきの音は・・・?」

「メヲサマシタノカ、ギコ!!!!」
「よかったのじゃ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・ギコ・・・?」

ギコは生きていた。そう、あの瞬間、ギコは完全に気を失っていた。しかし、点火の合図のないのを不審に思ったジエンは
再び列車内に乗り込んだ。そして、倒れているギコを発見。確保した。触手も当然の如く襲ってきた。
しかし、ジエンの「ファブリーズ・ブースター」の前には、追いつかなかったのだ。

「ギコ、イキテテヨカッタゾ!!」
「・・・ジエン・・・妹者・・・モララー・・・。ありがとう・・・。」
「気にすることないのじゃ。とにかく、今は四人、生き残ったのじゃ・・・。」
「ああ、そうだな・・・。」
「ギコ、アソコニキョウカイセンガミエル!コンドコソゴールダ!!」
「ああ、早いとこ終わらせようぜ・・・。よっこらせっと・・・。」


・・・あれ?

「ドウシタンダ?ハヤク、タテヨ、ギコ!」
「肩を貸すのじゃ。」

肩とか、立つとかの問題じゃないんだ。もう、体中に力が入らないのだから。
あぁ、そうか。オレはここで死ぬのか。ギコは悟った。そして、仰向けに横になり、もう二度と立ち上がることはなかった。





【生存者 残り4名】

298 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 00:04 ID:1hHrCN88
なんでこんないい話しがかけるんだ〜!

299 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 00:26 ID:whyydAmt
「ギコ!!」
駆け寄ると、ギコの胸に穴が開いていた。それに伴う出血の量。尋常ではない。

「ダメだ・・・ジエン、妹者、モララー。残念だけど、オレは生きて帰れそうにないな・・・。」
「ソンナコトイウナ!!モララーッ!ギコヲセオッテハヤクゴールスルンダ!!ソシテチリョウヲウケナイト、ギコガシンデシマウゾ!!!!」
「・・・・・ギコが・・・・・死ぬ・・・・・・?」
モララーはやっと反応した。そして、ギコに駆け寄った。
「ギコ!?死ぬんじゃない!お前は死んじゃだめだ!」
「モララー・・・ダメだ、もう立てない。このままじゃお前らの足手まといだ。早く、行くんだ・・・。」
げほっ、とギコが吐血した。その血がジエンの顔にちょっとかかり、すまない、とギコが謝った。

「とにかく、早く、医者に見せないとまずいのじゃ!モララー、お願いじゃ!早くギコを背負ってゴールするのじゃ!!」
妹者が叫ぶ。ジエンのファブリーズ・ブースターもさっき使ってしまい、爪が剥がれてしまっていた。今度は、足自体が破壊されるだろう。
「ああ、わかった。」
二つ返事にモララーがギコを背中に背負う。すぐにじっとりと湿る背中。すぐに香る血液の匂い。
「・・・いいんだ、余計なことをするな!お前らだけ、はやく逃げるんだッ!」
「そんなことできるわけないだろう!!いいから、おまえも一緒に――!!」
「そうなのじゃ、早く医者に見せるのじゃ!」
「ギコ、アンマリシャベルナ!!!!」

「・・・馬鹿野郎が!」

全員が圧倒された。ギコの声だけで。

「いいか、オレの体はオレがわかっている。オレはじきに死ぬ。この世から消える。」
呼吸をひとつおいた。
「モララー、まず、降ろしてくれ。それと、ジエン、紙とペン、準備して、くれ。」
しぶしぶ、背中からギコを降ろすモララー。準備をするジエン。

さらさらと、ギコが何かを書いている。モララーから見るとその姿は、ネーノにダブって見えた。

「・・・よ・・・し。あとは、これを、誰かに伝えてくれ。オレは、もう、疲れ、た。」
「ギコ・・・。できるなら、お前に死んで欲しくはなかった・・・。」
「モララー!シヌナンテイウナ!!」
「そうなのじゃ・・・ギコは・・・ギコは・・・」
彼らはそれ以上、言葉にならなかった。

ギコの目線は、明るく晴れてきている空を見ていた。
「あぁ、いい、天気だ。最後に、こんな、景色が、見れて、よかった。ジ、エン、バック、の、中から、タバコ、ライター、取って、くれ。」
ジエンがそれらを用意すると、すぐにギコに渡した。タバコを一本取り出し、口に運ぶ。
息を吸いながら、モララーにライターで火をつけてもらう。煙が、複流煙がそこへ漂う。

「ああ、うまいな・・・。とりあえず、おまえらだけでも、必死に、生きて、くれよ。
オレ、なんて、ちっぽけな、存在さ。というかな、その、紙にも、書いたけども、オレという、存在は無限にある。
それを、知っているのは、ぃょぅとこの首謀者のネオ・ムギ・チャン、だけだ。聞くなら、やつらに、聞いて、くれ。
電波な事、を言うかも、しれないが、お前らには、新しい世界が、迎える。マンガでも、あったはずだ。『時の一巡』。
『時の一巡』と『新しい世界』、この二つで、成り立っているんだ、オレ達は。いいか。
頼む、それを、解明することができれば、こんな、ことは、もう、誰も、やらなくて、済むんだ。
きっとだ、オレに墓なんて、いらないから、どうか、その『真理』だけを探しあてて、くれ・・・。

いいか、きっとだぞ。」



そう言うと、ギコは二度と目を開けなかった。そこに残った三人は、身を寄せ合い、大声で泣いた。

【生存者 残り3名/実験『AAバイオハザード』完全終了】

300 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 00:29 ID:whyydAmt
エピローグは深夜に終了させます。
コテハンのバザールさん、その他閲覧してくださっ方々、どうもありがとうございました。

301 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 00:52 ID:1hHrCN88
大・感・動・・・・・!!
すばらしいです!!拍手!(パチパチパチパチ・・!!)
すごいとしかいいようがありません。キャラの個性がでていて
よかったです。ギコが死んでしまったのは意外でしたが・・・
モナーも死んで欲しくなかったですね・・・
当初このスレは暇な>>1がたてたつまらないスレでしたが
セブンティーンさんの書き込みが始まったら
もうかなりの良スレです。
他のみなさんもがんばっているようですし、感動しました。
私もつくろうかなと思います。

302 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 00:59 ID:whyydAmt
>>バザールさん
実質、書いていたのは30日弱、そして書き手は素人。
でしたが、最初から最後まで見てくださってありがとうございました。
個性、というか、ちょっと雑なところはありますが。最終的には当初からギコは死ぬ予定でした。
バザールさん、他の名無しさんに支えられ、教えられてやり遂げました。
とりあえず、他の書き手さんのお話はまだ続いていますので、まだまだ見守りつづけてあげてください
私は、結構疲れたので、少し休んでから、まだこのスレがあったらorAABRのほうでカキコませていただきたいです。

バザールさんも、書きたいなら書いたほうが絶対いいです。「やり遂げた感」が違います。
名無しさんたちも、書きたい人があらば、書いたほうがいいです。絶対、これは必ずです。

303 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 01:02 ID:whyydAmt
ちなみに文章の参考にしたモノ(マンガの台詞・場面多数)
どこに使ったとかは覚えてないけど、とにかく使った記憶のあるモノです。

・BIOHAZARD
・BATTLE ROYALE
・JOJOの奇妙な冒険
・GANTZ
・最終兵器彼女
・2ちゃんねる
・中原中也作品
・etc

304 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 01:27 ID:1hHrCN88
この物語は、とある宇宙飛行士たちの奇怪な話しである・・・

 〜近未来AAバイオハザード R〜 


「もうすぐ地球に到着するぞ!いよいよだな。」
歓喜な声でそう喋ったのは宇宙船「2ちゃんネロ」のキャプテン、ギコだ。
「そうだなギコ。もう無重力にはこりごりだからな・・・。」
返事をしたのは同じく宇宙飛行士のモララー。

他にもジサクジエンやモナ―も搭乗しているこの船は、
惑星ビーゴという星の調査船だった。ビーゴはとても美しい星で、なんと空気がある。
ギコたちはそこでマターリしたらどれだけ最高なんだろうと考え、調査にでたのだ。
調査期間は約2ヶ月、往復で60ヶ月。つまりギコたちは五年と2ヶ月間宇宙にいたのだ。
そして調査を終え、地球に戻ってきたのだ。

「みんな、シートに座ってベルトを締め、ヘルメットをかぶれ。着陸姿勢に入る。」
「マテギコ!チキュウカラチャクリクメイレイガデテナイゾ!ソレニツウシンモトダエテイル!」
「本当か、ジエン。お前のやりかたがおかしいんじゃないのか?」
「イヤ、チャントヤッタゾ!」
「じゃあ俺がやるよ」
そういってギコは通信機を手にとった。
「こちら2ちゃんネロ、応答してくれ。」

ピピーッガッガガー!ザーー・・・

本当だ・・・通じない・・・
しかし、早く地球に帰りたい気持ちでいっぱいのギコは通信機を放り投げ、
「ふっ・・・!関係ねぇぜゴラァ!着陸!!」

こうしてギコたちがのった宇宙船は地球にたどり着いた・・・。
地球上でおきている悲劇を知らずに・・・。
 

305 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 01:31 ID:1hHrCN88
とりあえずこんなもんですね。
ちょくちょくかいていきますよ。

306 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 01:37 ID:whyydAmt
おお、新章が始まった。

307 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 01:52 ID:1hHrCN88
ぷしゅーっ!!ガーガガ・・・!

「2ちゃんネロ、着陸完了モナ。ギコ、いきなり着陸ボタンを押さないで欲しいモナ。
びっくりしたモナ。」
「まあいいじゃねぇか。地球に帰ってこられたんだしよ。」
「流石だよな、俺」
「兄者のおかげではないと思うぞ。」
「何か言ったか?弟者?」
「OK兄者、ときに落ち着けって。」
どうやらこの船には流石兄弟も乗っていたようだ。

そのころ、モララーは着陸の際に故障したモニターの修理にあたっていた。
「どうだモララー、直ったか?」
ギコがたずねた。
「ああ、もうばっちりだ。あとは動作テストをするだけだな。」
「そうか。ようやく見れるぞ。俺達の故郷が・・・。」
「外部モニターオン!」

ブィーン・・・パッ!

「おお、ちゃんと写っ・・・!!!!」
こ・・・これは・・・!!?
「お、おい!!みんな!こっちきてこれを見てくれ!」
ギコの声が船内にこだました。
「どうしたモナ?」
「なんだなんだ?」
「ドウシタギコ、モララー。」
「いいからこれ見ろよ・・・」
ギコはあとからきた4人にモニターを見せた。
4人ともそれを見たとたん驚愕した。

どういうことだ・・・
何故地上がこんなに荒れ果てているんだ・・・


308 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 02:03 ID:whyydAmt
割込みスマソ。いいカンジの話・・・SF入るのかな。

309 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 02:25 ID:1hHrCN88
ギコ達がみたモニターに写っていたもの・・・それはまるで戦争後の広島のようにグシャグシャになった街だった・・。
木は枯れ、ビルなどは崩れ落ちていて、空は曇りきっていた。もはや街とはいえなくなっていた。
「おいどういうことだギコ、俺達の司令塔もぶっ飛んじまってるし、家もガレキになってるぞ・・・。」
「モララーの言うとうりだ。どうなってる・・・。弟者はどう思う?」
「俺に聞くな兄者。」
「ギコ・・・」
「おれだって・・・わからねぇよ・・・」
ギコは愕然とした。せっかく帰ってこられたのに、なんだこれは・・・。俺達がいない間、地球で何があったんだ・・・。
しかし、いつまでも悩んでるわけにもいかない。これからどうするべきか・・・。
ギコはみんなの顔を見比べた。みんなギコに頼った顔をしていた。
「よし・・・、今外にでるのはキケンだが、なにが起こったのか調べなくてはならない。
モナー、武器は何が積んである!?」
ギコは淡々と言い出した。
「えっと・・・マシンガンが三丁、ビーム砲が一砲モナ。」
「ビーム砲!?そんなものまであるのか?」
ギコは驚いたが、思わぬ強力な武器があったことに喜んだ。
「これは我が局が極秘に開発したものモナ。そんなことより、本当に外に出るモナか?」
「ああ、だがみんなはここでまっててくれ。俺一人で行く。」
するとジエンが慌てて言った。
「マテ!ギコダケデモキケンダ!ボクモイクヨ!」
兄者、弟者も
「確かにギコ一人では何かがあったとき、対処しきれんだろう。」
「何もおこらなければいいが・・・」
するとギコは少し考えてから
「わかった。じゃあ俺と兄者とジエンでいこう。モナーと弟者とモララーはここに残ってくれ。」
それを聞いてみんなうなずき、ジエンはシュッパツイイ!とはりきっていた。
ギコはビーム砲を手にとった。兄者とジエンはマシンガンを装備した。

よし、行くぞ!


310 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 02:58 ID:1hHrCN88
地球の空気だ。久しぶりだ。しかし懐かしくはない。今吸っている空気はどろっとしている。
前はもっと・・・なんというか・・・・普通だった。つまり今は普通じゃないのか。
クソッ・・・!なんだってんだ・・・!
ギコはそんなことをかんがえながら前進していた。一歩一歩慎重に。するとジエンが叫んだ。
「オイ!コンナモノミツケタゾ!シンブンミタイダ!」
ギコはでかした、とだけ言い、新聞のようなものを受け取った。
日付は・・・2005年11月!俺達が地球を出発したのは2004年の2月だ・・・。
ということは俺らがいなくなってから1年9ヶ月後の物か・・・。
記事はビリビリになっていたのでよくわからないがこの文字だけははっきりわかった

地球、壊、滅、R。

「おいおい、どれも嫌な予感がするものばかりだな。」
そばで見ていた兄者が口をはさんだ。
「そうだな・・・。だがRってのはなんなんだろうな。」
「タダカイテアルダケジャナイノカ?」
「いや・・・よく見ろ。かぎかっこで区切ってある。「R」ってな。」
「・・・・」
しばらくみんな黙っていたが突然、兄者が口を開いた
「おい、見ろよ。あそこに人(AA)がいるぞ。」
兄者が指差したさきには確かに一人のAAがいた。かなり遠くだが。
3人は走って駆け寄りながら声をかけた。
「おーい!大丈夫か!」
そのAAに近づくにつれて妙な声が聞こえてきた。
あああぁぁぁぁ・・・という地をはうような声が・・・。


311 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 03:27 ID:1hHrCN88
ついにそのAAのもとに走りついた。
ギコはゼェゼェと息をしながらそのAAの顔を見上げた。が、次の瞬間、ギコは驚いて後ろに5歩も後退した。
兄者もジエンも。そのAAの顔は皮膚がただれおち、目は白目を剥き、口は裂けて歯肉が露出していた。
「こ、こいつ!なんだ!?・・・おい!俺の言ってることがわかるか!?わかるなら返事をしろ・・・!
ここで何があったんだ!?」
ギコが必死に問い掛けるがAAは反応せずにこちらにゆっくり歩み寄ってくる。
すると突然そのAAはギコよりも近くにいた兄者に襲い掛かった。手でつかみかり、噛み付こうとした。
「う、うおぉ!」
兄者はとっさに振りほどき、噛みつかれずにすんだ。
「なんだこいつは!頭おかしくないか!?」

するとジエンが横からコイツ!と叫んで足にマシンガンをダダンと撃った。
AAはよろめいて倒れそうになったがそのままジエンに向かってきた。
まったく効いていないようだ。

あああああぁあああああぁぁぁあぁぁ・・・

するとギコが
「この野朗!こいつをくらいな!」
ギコはビーム砲を構えだした。ジエンは恐怖でマシンガンを撃つどころか逃げることすらできなかった。
ピピピピピピ・・・・85・・・90・・・95・・・
「発射!!」
ビシュウーッ!!!
ものすごい音と光が放たれた。ギコはうわぁっ!と後方に飛ばされた。
あまりの光の強さで3人とも目がくらんでいた。
「うう・・・。」
目のくらみがなおりかけて、ギコ達はAAを確認した。するとそのAAの上半身は完全になくなっていた。


312 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/01 03:30 ID:1hHrCN88
も寝る

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 06:55 ID:T9YZmAR1
こいつら2ちゃん初心者だな…

314 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 10:12 ID:MQERcpf6
【エピローグ】
あの戦闘の日々から、既に一年が経過していた。
僕は元々すんでいたあの町へ戻ってきた。あの、町へ。
今は、とっても有意義な生活を送っているよ。えっ?あのあとどうなったかって?

あの後、ゴールの境界線を越えた僕達は、政府が出したらしいヘリに乗せられたんだ。
ヘリの中には坂田師匠やみるまら、山崎にぼるじょあなんて、たくさんの兵士がいてさぁ。ピコピコまでいたよ。
坂田が僕達に向かってお疲れ、なんていったけど、全員シカトだったしね。
とにかく、その後は政府の隠密の研究室に連れて行かれたんだ。あぁ、今思うと、行かなければ良かった。
そこにんはさぁ、僕達三人と同じ格好をしたAAが沢山ホルマリン漬けにされてたんだよね。
そうか、これが、ギコの言った意味なんだと。確信したよ。

この世界には僕という存在は一人しかいないんだ。いつか、タイムマシンがあるアニメで見たよ。
「時や時空が違えば、自分はもう一人存在する」。真理はそんなに安易なものではないけれど、それだけがヒントだった。
どうだ?と坂田が僕に問うた。だけど、僕も、妹者もジエンも何も言うことはできなかったんだ。
そのすぐ後だったな。その場にぃょぅが来た。あいつは、誰が死んでも平然としてやがったよ。
当時の僕は、それだけで熱くなっちゃって(若かったんだな)、すぐカッとなっちゃって。


ギコの腕から取った銃で、ぃょぅを撃った。


銃弾はぃょぅの体を貫通しなかった。ただ一言、ウグッとうめいてその場に倒れたんだ。
ぃょぅは、死んだのか?いいや、あんなやつ死んでも。
全てがどうでもよかったけれども、すべてが大事だった。しぃも、ギコも、ネーノも、死んだやつらも。

僕はその日に裁判にかけられて、有罪が確定。
15年の懲役が決定された。







あぁ、月が綺麗だ。
みんなもこんな月を見ているのかなぁ?

15年?ハッ、たったの15年くらい耐えてやるよ。
不本意だけど、15年なんか真理を知るのには氷山の一角さ。

いいか、15年経ったらあいつらに必ず復讐してやる。
僕には、やらなければならないことが多すぎるんだ。
そして、僕は生きなければならない。

ジエンと妹者にもやるべき仕事があるんだ。
彼らも死んでもらうのは困る。やらねばならない仕事があるのだから。

僕は、あとここで14年考える。何をすべきなのか。
ここを出た後に、なにをしなければならないのかを。


そう、まだ、何も終わっていない。
全ては、始まったばかりなのだから。




――【  AAバイオハザード  完  】――

315 :(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/01 10:58 ID:pQ7FRkzH
エピログキタ────(゚∀゚)────ッ!!
感動しました。マジで。
そう、まだ、何も終わっていない。
全ては、始まったばかりなのだから。
って言うぐらいだから次回作がありそうな予感。
楽しみにしてますよ。ニヤリッ。
バザールさんにも期待。

316 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 11:57 ID:/PFAK96Y
>>(・∀・) ◆RqaG8iCjwkサン
次回作の予定はナシです(笑
一応受験生なのでしばらくはできないと思いますが。。。
皆さんは皆さんでがんがってくださいね(;´ェ`)

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 12:30 ID:NnIsnz3L
>>セブンティーン◆6iW04TobYwさん
乙でした。
ずっと読んでましたが面白かったです。
受験も頑張ってください。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 12:46 ID:e1XpoK4J
>>セブンティーン
おもしろかったです。
一月の初めからずっと見てた甲斐がありました。
とりあえずお疲れ様。

319 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 13:06 ID:/PFAK96Y
>>317-318サン
ありがとうございます。
本来ならAA技術があれば位置関係などわかりやすかったはずですが
残念ながら技術のない自分には無理でした。
でも、最後まで読んでくださっただけでありがたいです。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 16:23 ID:rxRr367R
>>セブンティーン
オリジナルストーリーが楽しかったです。
今度は、2、3ラストエスケープ、0、4
を作って欲しいでつな、(3ではネメシスがどーなるかな?)

321 :セブンティーン ◆6iW04TobYw :04/02/01 19:46 ID:Nm96qU8+
>>320
どもです。バイオは2と3ラストエスケープしかやったことないんすよ。
個人的に、謎解きモノを考案するのが苦手なので、自作のAAバイオハザードは謎がないのです(笑
だから本編のようなクレア・レオン・ジル・カルロスみたいな謎解きストーリーは難しいかも。
でもオリジナルなら、当然私よりも構想力・表現力が高い人は2chには沢山いるのでその方が書けばいいと思われ。
あと、受験生の身でありながら、次作の構想が進んでおります。いつになるかはわかりませんがm(。_。)m



しかし、「ネメシス」ってなんだかわからん・・・_| ̄|...(((○

322 :狂い始めた歯車(1/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/01 20:07 ID:pQ7FRkzH
ネメシスは3のしつこいあいつです。ウガァァァとか言う基地外w
ネメシスは復讐の女神とか。女か。あいつがw
あぁ…頭からタナトスが離れん!!(ナゼ

ギコは決心した。必ず生きて帰る…。
「ギコ、コレカラドウスル?」ジエンが問う。
「2人じゃちょっと心細いな…。生存者を探すか?」
「ナカマ、イイ!!」
ギコ達は生存者を探しに向かった。

─モナブレラ研究所 裏口─
「ここら辺ならゾンビはいないよな。」
「ナンデ?」
「ここの裏口はAランク以上の研究者しか入れないんだ。」
「ギコハAランクイジョウナノカ?」
「あぁ…よし。入るぞ…」
そう言ってギコは四角の機械に手のひらを近づけた。
「AAAランク…研究者、ギコ=ハニャーン…どうぞ、お入りください。」
プシュウウウウ…と言ってドアが開いた。


323 :狂い始めた歯車(2/2)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/01 20:10 ID:pQ7FRkzH
─モナブレラ研究所 薬品倉庫─
「ここには何もいないな?」
「ダイジョウブ、ココアンゼン!!」
「じゃあちょっと一休みするか。」
「ヒトヤスミ、イイ!!」
ギコはポケットから携帯ラジオを取り出した。
「臨時ニュース、モナブレラ研究所で大規模な生物災害が発生。モナブレラ社長は研究所に特殊部隊を派遣する予定です。」
「特殊部隊だと!?」ギコは驚いた。
「タスケニキテクレルンジャナイノ?」ジエンが聞いた。
「ああ。助けには来る。しかしあの馬鹿社長の事だ。俺たちを研究材料にする気だろう。」
「ナ、ナンダッテーッ!!」
「だから俺たちだけで脱出しなければな。」
「ガンバロウ!!ギコ!!」
「おう!!」男同士の固い約束。
その頃…

─モナブレラ本社 社長室─
「ふふふ…プロジェクトは進んでいるようだな。」
社長の机の上には「ある企画書」が無造作の置いてあった。

BioHazardProject(BHP)
と言う文字が表紙に書いてあった。
「今何時だ?」と社長が聞いた。
「ハイ、イマ19ジ、51プン、28ビョウ45デス。」
「後少しで開放するか…」
                                     ─BHP最大の怪物が…─

「たっぷり試験体と遊んでくれたまえ。我が社n…」
「社長!!大変です!!」
「何事だ!!」社長は驚いた。
「モナブレラ社の株価が急激に暴落!!ほとんどの人が株を売っております!!」
「えぇい!!早く実験を進めろ!!」
「と言いますと…?」
「試験体の開放だ!!」
「でも特殊部隊はまだ…」
「いいから試験体を開放しろ!!」
「はっ!!了解しました!!」
そう言ってガチャン!!とドアを閉めた。
「うぬう…もうマスコミは嗅ぎ付けおったか…」
下ではマスコミが騒いでいた。
「いい結果を出してくれよ…」
                                    ─試験体、「ヒュプノス」よ…─
ギコHP100/100 元気 ハンドガン(12/11)、携帯ラジオ
ジエンHP100/100 元気 サバイバルナイフ

どうですか?新作「狂い始めた歯車」は?
アドバイスや感想などをいただけると(・∀・)イイ!!んですが…
勝手な要望すいません…(汗

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 22:11 ID:KQ/ngTd3
>>322-323
こう言っちゃなんだけど、今回のは読んでてあんまり面白くなかった。
社長とか、マスコミとか、なんかちょっと…どうもなぁ…って思った。

325 :夜の町で Side A(1/2) ◆QO6xxDyBVQ :04/02/01 22:23 ID:FYM54SzY
「悪酔いでも、しちゃったかな?」
1さん(30代・フリーライター)は、目の前の光景を目の当たりにして呟いた。
彼がいるのは小さめの交番の中のだった。あちこちが荒れていて、床に物が乱雑に散らばっている。
そして、カギが掛けられた引き戸が―――
死者の群れの圧力で、いまにも押しつぶされようとしていた。
1さんは自分の5感すべてを疑った。彼は悪酔いのせいであらゆる感覚が狂っているのだと思いたかった。
確かに、彼はここに来るまでの間、書きながらしこたま飲んでいた。しかし、彼の酔いはとっくに覚めていた。
1さんはそのことに気付き、とにかく、この場から逃げねばと思い、逃げ場を見つけるべく周囲を見まわした。
すぐに、逃げ場は見つかった。裏口へ続く通路だ。
しかし、そこにはどういうわけか木材やダンボールが積み上げられている。即席のバリケードが作られているのだ。
(どうしよう・・・・・・・。あれを崩すのは時間が掛かる。でもそんな事をしていれば、化け物に食い殺されてしまう・・・・・。
何か、何か武器でもあれば・・・・・・・)
1さんが思考している間にも、ゾンビ達は扉を叩き続けている。ドアが、ゾンビ達の重さと叩かれ続けることによる衝撃で、今にも壊されようとしている。
額に汗が滲む。1さんは焦っていた。ダメだ、焦っちゃだめだと自分に言い聞かせたが、死者が発する音と自分自身の不安感のせいで、すぐに挫ける。
(考えてちゃダメだ!!何かしなくては!!)
その思考を無理やり言い聞かせ、1さんは行動を開始した。まずは、武器だ。武器を見つけなくては。
しかし、武器になりそうな物はない。銃も、刃物も。振りまわすのに適したものも。
あるとすれば、コップだとか酒のボトルだとか、投げつけてもあんまり効果がないような物ばかりだ。
(ん?酒のボトル・・・・・・・・・そうだ!!)
1さんははたと思いつき、酒のボトルを取った。中身はアルコール度の高い酒だ。中身は十分残っている。
よし、いける。
1さんは棚から紙資料を引っ張り出し、ゾンビに押しつぶされそうになっている戸の前にばら撒いた。そして、そこに向けてボトルの酒をすべて掛けた。
ポケットからジッポーライターを取り出して、ふと何かを思い出してまた戻した。それから、ポケットをまさぐった。
やがて、1さんの手はどこかのファミレスのマッチをつかみ出していた。一本ちぎり、マッチ箱と共に手に持つ。ゾンビ達に正面から向き合う。
(やってやるぞ。俺は。この死者の群れには事件のにおいがする。真相を突き止めるまで、やってやる)
戦いの時は、すぐにやってきた。


326 :夜の町で Side A(2/2) ◆QO6xxDyBVQ :04/02/01 22:24 ID:FYM54SzY
扉が押し倒された。死者の群れがどっとなだれ込む。ゾンビの群れは1さんの肉を求めて、一斉に1さんへと向かった。
1さんはすかさずマッチを擦り、正面に放った。酒がかけられた、紙資料にそれは落ちた。
小さな炎は紙を舐め、瞬時に燃え上がって大きな炎へと変貌した。ゾンビ達は手前から焼け焦げていき、炎はその衣服を舐めてさらに燃え上がった。悪循環は炎を巨大な怪物に仕立て上げてゆき、有機物を焼き尽くそうとしていた。
1さんはその間にバリケードを引き剥がし、片っ端から炎へと放っていった。可燃性の物ばかりで作られたかつてのバリケードは、やはり炎を拡張させてゆく。
活路が開かれると、1さんは奥へと駆け出した。迷わず裏口のドアへ走り、ドアを蹴り開けて外へ転がり出る。交番を脱しても走るのはやめず、そのまま1さんは路地の奥へと消えた。
炎は交番を焼き尽くし、夜の町に奇妙な明かりを灯した。明かりはやがて消えるだろう。だがそれまで、炎は一人宴を続ける。

327 :夜の町で Side A(あとがき) ◆QO6xxDyBVQ :04/02/01 22:24 ID:FYM54SzY
久しぶりに上げましたね。掲載が非常に遅れ遅れで本当にすみません。
セブンティーン様、完結おめでとうございます。約1ヶ月なんて本当に短いですね。私など、このスレに流れ着いたのがつい昨日のように感じます。
受験も頑張ってください。
さて、第5章「夜の町で Side A」はいかがでしたでしょうか?第5章はまだ途中です。これからサイドB、サイドABと続きます。どうかお楽しみに。
途中ですから、あまり多くは語りません。
それでは、
〜◆QO6xxDyBVQの次回作にどうかご期待頂けると嬉しいです〜

328 :雑記 ◆QO6xxDyBVQ :04/02/01 22:43 ID:FYM54SzY
私のバイオ系ゲームのプレイ歴でも上げてみようかと思います。

バイオハザード(PS1)
バイオハザード2(PS1)
バイオハザード3ラストエスケープ(PS1)
バイオハザードコードベロニカ完全版(PS2)
バイオハザードガンサバイバー(PS)
ガンサバイバー2コードベロニカ(PS2)
バイオハザードアウトブレイク(PS2)
ディノクライシス(PS)
ディノクライシス2(PS)
パラサイトイヴ(PS)
パラサイトイヴ2(PS)

本とかに関しては、
バイオハザード(角川ホラー文庫、牧野修著、ポール・W・S・アンダーソン脚本)
バトル・ロワイアル(大田出版/幻冬舎文庫、高見広春著)

です。
かなりハマってしまいまして・・・・・。
これらが、これからの作品に活かされるかどうかは不明です・・・・・。

329 :ジャパニーズトリップ:04/02/01 23:35 ID:+QGXYvVL
>>◆QO6xxDyBVQサン
やりこんでますな。やっぱ命を賭けているという性質、バトルロワイアルとかにも繋がって
くるんだねぇ。。。でもそれだけカプコンのサバイバル系をやりこんでいるのはすごいの一言に過ぎるです。
小説の方は面白いと思いますよ。一つだけいうなら、読みやすさ重視にするなら
もう少し改行を早くに入れてみればいいと思います。私のフォントが中だからかもしれないですけど。


330 :(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/02 06:42 ID:SqBTeC5T
>>324
アドバイス、ありがとうございました。
次回はいっぱいバトらせますかの。
次は今日の夜頃うp予定です。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 16:49 ID:HNOrjbOa
有志のサイトでも欲しいものだがなぁ

332 :地獄への階段(1/3)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/02 20:24 ID:SqBTeC5T
─モナブレラ研究所 薬品倉庫─
「さて、物でも調達するか。」
「アイテム、イイ!!」

ハンドガンの弾(30)、硫酸をゲット。
ギコ達は部屋を後にした。
─Cレベル実験室─
「Cレベルか…「虫」程度の実験だろうな。」
「ムシ?」
「あぁ。実験材料が昆虫程度の実験室さ。ここでもウィルスの危険性を確かめてたようだが…」
ガサガサッ、ゴソゴソ…
「何だ!?」ギコは振り向いた。
そこにはでっかい大蜘蛛がたたずんでいた。
「ジエン…ドアを開けろ…」後退しながらギコが言った。
「ワカッタ!!」ジエンがドアを開けた。
一時の沈黙。そして…
「今だ!!入れ!!」
ギコはヘッドスライディングをした。丁度、図太い蜘蛛の糸が頭をかすめた。
シュウウゥゥゥ…と悔しそうに大蜘蛛がこっちを見ていた。
─Bレベル実験室─
「ハァ…ハァ…」
「ギコ、Bレベルハドンナザイリョ…」
「Bレベル!?」ギコは驚いていた。
「ウ…ウン。」
「なんでBレベルの扉を開けたんだ!!」
「ダッテギコハ「ドアヲアケロ」シカイッテナイシ。」
「ここら辺からやばくなって来るから戻るぞ!!」
ちょっと怒りながらドアを開けようとした。

333 :地獄への階段(2/3)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/02 20:25 ID:SqBTeC5T
「あ…開かない!?」
「ナンデ!?」
ドアの外側から大蜘蛛が蜘蛛の糸で固めていた…
「進むしかないのか…」
「ココハナニガデルノ?」ジエンが聞いた。
「ここは人間と虫以外の生物が実験材料だ。」
「コワ…」
「さっさとここから出ないとヤバ…」
グチャ…グチャ…
Aレベル実験室へのドアの前に猿っぽい奴がいた。
「サル!?」
「もう作られていたか!!」
「ツクラレテイタ?」
「あいつはハンターδ…爪が長い猿みたいな奴だ。」
そいつはドッ…ドッ…と一歩一歩近付いてきた。
「いきなり攻撃してくるから気を付けろ…奴はしつこい。ここでケリをつける!!」
「ケリ、イイ!!」
ハンターδは飛び掛ってきた!!狙いを定めてギコが腹を撃つ。倒れこんだところをジエンが滅多刺しにする。
ギィヤアアアアアァァァァァッッ!!!
化け物は声にならない声を出してのた打ち回った。断末魔って奴だろうか?化け物はその場で倒れた。

334 :地獄への階段(3/3)(・∀・) ◆RqaG8iCjwk :04/02/02 20:28 ID:SqBTeC5T
「もうそろそろで動き始めるだろう。再生能力があるからな。ハンターδは。」
「ハヤクニゲナクチャ!!」
「行くところは…うっ…行くところはAレベル実験室しか…」
「ジャアハヤクイコウ!!」
「レベルAはかなり危険だ。心してかかr…」
ドカァン!!
「ッ!?」
遠くの方で音が聞えた。壁が壊れるような音…
「何かが来たみたいだ。臨時で作戦を立てよう…」
「サクセン、イイ!!」
「レベルAには研究所のロビーにつながる廊下がある。」
「フムフム」
「もちろんレベルAの実験室は危険だ。しかし、廊下まではそう距離はない。」
「ウンウン」
「だから何も見ずに突っ込むぞ。」
「カコイイ!!」
「さぁ。心の準備だ。」
ギコ達は深呼吸をした。地獄への階段を着実に進んでいる事に気付かずに…
ギコ HP100/100 元気 ハンドガン(12/10)ハンドガンの弾(30)硫酸
ジエン HP100/100 元気 サバイバルナイフ

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 20:38 ID:3I3mYIIK
コワ・・・

336 :シルバー:04/02/02 20:52 ID:UhsObDU8
332〜334 ((((;゜д゜))))ガクガクブルブル

337 :シルバー:04/02/02 21:18 ID:UhsObDU8
  ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  物語まだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/
↑のリアル版。まだー?とかキボンヌするときに使うようだがめったに見かけない。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 21:29 ID:/afebnHL
俺も早く物語の続きよみたいー

339 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/02 23:34 ID:em50y9qM
>>311の続き

「こ・・・こいつはとんでもない威力だな・・・。」
ギコがビーム砲をながめながら言った。
「ああ・・・。それより、このバケモノはなんなんだ・・・?」
「わからない。兄者、怪我はないか。」
「大丈夫だ。」
「しかし・・・こいつはやばいぞゴラァ・・・!」
ギコが倒れたAAを見ながらつぶやいた。上半身のない腐ったAAを。
するとジエンがひらめいたように言った。
「コイツ、ゾンビ!」
「ゾンビ・・・!?あのバイオハザードみたいにか?ばかばかしい・・・!」
ギコがジエンをにらむように言った。
「デモ、ソックリ!ジュウガキカナカッタ!」
「・・・」

そのころ、2ちゃんネロではモララーたちが無線などを様々な基地につなげていた。
しかしどこもつながらない。
「クソ・・・!どこもつながらない!」
「俺の技術でもダメだ。どうするモララー?」
「仕方ない・・・。とりあえずギコ達が戻ってくるまで待とう・・・。」
「そうだな。しかしギコ達が出発してから1時間はたつな・・・。無事だろうか。」
弟者がモララーに訪ねたとき、モナーがとなりの部屋から駆け込んできた。
「ちょ、ちょっと聞くモナ。外部集音マイクからの音声モナ。」
「なんだ?再生してみろ。」
「了解モナ。」
モナーはテープの再生ボタンを押した。
ガチャ・・・!

ジー・・・グルルル・・・フシュッ!キシャアアアァァァ・・・!グシュ!

そのテープには奇声が録音されていた。聞いたこともないような。
モララーたちは凍りついた。
「なんだこの鳴き声は・・・。モナー!このマイクの集音範囲は!?」
「・・・200メートルモナ・・・。
「に、200メートル!?すぐそこじゃないか!?」
そう言うとモララーはモニターの電源を入れた。
「!!!」
そこには奇妙な生物が大量にうごめいていた。トカゲのような生物だ。しかし、2足歩行で歩いている。
「おいおいモララーこの船やばいぞ・・・!囲まれている!」
「なんだモナ・・・あのトカゲみたいな生き物はモナ!見たことないモナ!」
モララーは冷静に対処した。
「・・・とりあえず数を確認しよう。弟者!隕石回避サーチャーを起動するんだ!やつらを隕石に見立てて計測する!」
「なるほど。少し待ってろ・・・。」
ウィーカタカタ・・・

「計測完了。やつらの数は・・・。」
弟者は驚きで声がでなくなった。サーチャーの画面にはこう出ていた。

20000

340 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/02 23:56 ID:em50y9qM
「に・・・にま・・・!!」
「お、多すぎるモナ・・・。」
兄者とモナーはもうすでに気力が失せていた。しかし、モララーはまたも冷静に対処した。
「仕方ないな・・・。アレを使うか・・・。」
「アレ・・・?そ、そうか!」
弟者はすぐにわかった。
「アレってなんのことモナ?」
モナーは理解できずに訪ねた。
「この船に取り付けられている90mmガトリングのことだ。船の前後左右に一台ずつ、計4台
つけられている。」
「そうモナか。」
「時間がない早速配置につくぞ。俺は前を弟者は後ろを、モナーは左をやってくれ。右側はやつらも少ないから
大丈夫だろう。」
弟者とモナーはうなずき、すぐさま砲台についた。
もうバケモノはすぐそこに迫っていた。
「バトルモード、タイプガトリング!ウインドウオープン」
モララーが目の前の機械に叫んだ。するとウィーンと窓が開き、外が見える状態になった。
すぐそこには奴らが。
「やってやるモナ。」
モナーは気合を入れた。弟者はただ黙っている。
「今だ!砲撃開始ーーーー!!!」
モララーが叫んだ。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 23:56 ID:JquqhOvU
投下乙。
いいなぁこのスレ。どの人の作品も面白い。
最近始まったバザールさんの話の今後に期待。

342 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/03 00:17 ID:HDSZXil0
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

ものすごい勢いで銃弾が飛び出す。それと同時にやつらの体もグチャグチャと音を立てて吹き飛ぶ。
船の窓は一瞬で真っ赤になった。しかしまだ大勢いる。
「まだまだまだまだー!!」
モララーは容赦なく打ち込む。たくみに標準をあわせ、撃ちぬいていく。
やつらはギャアという間もなく体がバラバラになっていく。モナーも
「モナー!!モナー!!」
と必死に抵抗する。少し苦戦しているが問題はない。
弟者は相変わらず黙っている。だが恐ろしいほど正確に弾を当てている。
3人はものすごい弾を撃ちこんでいる。まるで銃弾の雨だ。
途中で弟者ががら空きだった右側の砲台に移り、再び無言で撃ち始めた。
しばらくするともううごく姿がなくなってきた。
「糞虫め!逃がさんぞ!」
モララーは最後の一匹まで撃ちまくった。それと同時に弾がきれた。
モナーもなんとか全滅させることに成功した。弟者はまだ弾が残っているぐらいだ。
そのころにはさっきやつらがいた辺りは文字通り血の海になっていた。赤いところがないくらいに。
腕だの足だの頭だの、ゴロゴロ転がっている。


343 :バザール ◆vOONRCNRtc :04/02/03 00:25 ID:HDSZXil0
とりあえずここまで。応援してくれてるみなさん、ありがとうございます。
たいしたものは書けませんが、どうぞよろしくお願いします。


344 :341:04/02/03 23:58 ID:s6xK2SQA
>>バザールさん
途中でレス入れちまってすいませんでした;
世界観が好きです。がんがって下さい。

345 :あげ屋さん ◆P1AWcg9OTs :04/02/04 00:06 ID:ekNS8VR0
(・∀・)age!

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 00:16 ID:uHEJwIx8
みてるとAAにしたくなったバザールはAAよりこっちのが向いてるな

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